« やまなし自然塾 | メイン | くじゅう地球村 »

2005年07月08日

茨城県の田中夫妻


 自分たちの食べるものは自分たちで作りたい。できるだけ環境を大切にした「循環型」の暮らしをしたい。そう考えている人は多いのではないでしょうか。

 長年勤めた会社を退職し、そうした理想の生活を実現したのが田中一作さん。
現在茨城県で奥さんとふたりで、鶏を飼い野菜を育てながら豊かな「農」的生活を実現しています。このくらしを支えているのが、トイレの廃水、生活雑排水を「生物活性水」としてリサイクルするBMW技術です。

 
 
田中式BMWシステム

浄化槽 ここにトイレの排水がたまりますが、生物活性水を加えているため、臭いはまったくありません。台所の排水などと混ぜられてからポンプでBMWプラントに送られます。

浄化槽の写真を見る

BMWプラント ここで微生物の力によって、生活雑排水から生物の成長・健康を促進する、生物活性水を作り出します。

プラントの写真を見る

自給用の畑 400坪ある畑にはホースを使って散布します。生物活性水を与えると、病気に強くまた美味しい野菜を無農薬で育てることが出来ます。

畑の写真を見る

田んぼ もち米を作っているこの田んぼには、池から生物活性水が自然に流れていきます。フナやドジョウが暮らしていて、雑草が生えないように工夫されています。稲を刈り取った後も水はそのままにしておき、次の年に耕さずそのまま田植えをします。子供が手に持っているのはこの田んぼに暮らすドジョウです。

田んぼの写真を見る

ニワトリ 生物活性水はニワトリの飲み水にも使われています。ニワトリは健康で、殻があつく味の濃い美味しいたまごを生んでくれます。健康なニワトリの糞はほとんどにおいがしないため、堆肥として鶏糞が必要な時以外は糞の片付けをしません。  

ニワトリの写真を見る


Author 事務局 : 2005年07月08日 12:54

 
Copyright 2005 Takumi Shudan SOLA Co.,Ltd All Rights Reserved.