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2005年12月31日

バックナンバー 2006年

2006年 AQUA 見出し一覧

No180 2006年12月号

◆「第16回BMW技術全国交流会・第2回アジアBMW技術交流会」
~国内外から、多彩な報告や研究発表が~

◆水稲の秋処理・収量向上、ネコブセンチュウ対策のポイントを確認
~自然学を実践する~「土と水の学校」、山形・宮城で開催
◆理論の実践に感銘を受ける
韓国訪日団が白州郷牧場、黒富士農場を視察

No179 2006年11月号

イタリアの食科学大学が日本のスローフードを研修
らでぃっしゅぼーや、白州郷牧場、やまなし自然塾を訪問

◆「土と水の学校」各地で開催
成果を確認し来年に向けての準備を検討
◆WORD ECOWATCH
環境汚染物質と生体免疫劣化と鳥インフルエンザ勃発
 何が鳥インフルエンザ勃発の背景にあるのか(2)
◆環境に負荷をかけない暮らしを
台所、風呂、洗濯で生物活性水の利用実験
◆農と暮らしが調和したエコライフ
楽しみながらエネルギー、食の自給を進めたい

No178 2006年10月号

多彩な活動発表に人々の交流の環を
第16回BMW技術全国交流会・第2回アジアBMW技術交流会「地域の土と水の再生を」
 
◆「土と水の学校」 八峰園で開催
今年の成果と来年の課題を確認
◆WORD ECOWATCH
環境汚染物質と生体免疫劣化と鳥インフルエンザ勃発
◆養豚・耕作農家の連携で地域循環型農業を推進
佐賀県・紅会代表 中村康則さん
◆BMW技術で良質タマゴと堆肥を生産する
~成瀬養鶏場・成瀬寿徳代表(長崎県)が語る~
◆(有)ファーマーズクラブ赤とんぼ
さらなる地域農業の発展に向け新体制スタート

No177 2006年9月号

第16回BMW技術全国交流会・第2回アジアBMW技術交流会
 「地域の土と水の再生を」 11月17日(金)~18日(土)石川県加賀市で開催
◆BM堆肥・生物活性水が必要とされる産地へ
 -三年目を迎えた広域循環型農業生産-
 荒木隆太郎西日本BM技術協会会長に聞く
◆西日本BM技術協会 第14期総会と研修会報告
 新たな視点の農業経営について学び、BMW技術の基礎を再確認
◆WORD ECOWATCH
 ECOHYDROLOGY 生態系の中で水を蘇生させる
◆韓国・慶尚南道の山清郡訪日団
 BMW技術の導入検討を目的に山形・茨城を視察研修
◆岩手県 薬師酪農生産組合
 尿処理を飲水改善とおがくずで解決
◆収穫祭で写真展を開催
 ハーブの香りの野菜畑

No176 2006年8月号

バナナ栽培に適したBMW堆肥等の開発に向け、基礎実験がスタート
 ~タイ・ペッブリ郡バンラート地区~

◆「日本に農業はいらない」に反発、自ら農業を経営することに
 -共生食品株式会社 代表取締役 三澤孝道さん-
◆WORD ECOWATCH
  救済には10年の猶予しかない(2)
◆取組み産地で着実に成果、収穫量倍増も ~自然学を実践する~「土と水の学校」

No175 2006年7月号

名水の里~山梨県白州町にBMW技術導入の製菓・大豆加工工場が竣工
◆千葉BM技術協会総会開催
 「河川流域の水や土を再生し、新たな農業・地域・人づくりを」テーマに講演会
◆やまなし自然塾例会報告
 -講演「日本列島の歴史」名古屋大学 環境学研究科教員 奥地拓生氏
◆WORD ECOWATCH
  海面が大地を呑み込んでいく(1)
◆~自然学を実践する~「土と水の学校」各地で開催
 植物生理や土壌を知り、農業とBMを科学する
◆書評「森が消えれば海も死ぬ~陸と海を結ぶ生態学」
  [松永勝彦(元北海道大学教授、現四日市大学特任教授)著 講談社ブルーバックス]

No174 2006年6月号

水の再生運動を通じて、流域共同体=ミクロコスモスの建設へ
  ~世界自然遺産「白神山地」の青森県・西目屋村でシンポジウム開催~

◆WORD ECOWATCH
  下水に流棄されるものの「リヴェンジ」
◆一人一人の個性が生きる農園コミュニティ 茨城県『ハーブの香りの野菜畑』
◆韓国BM技術協会 鄭会長 訪日団が白州郷牧場を視察
◆山梨県・白州町で「土と水の学校」開催
 「韓国・プルム農学校について」プルム農学校 専攻部 鄭ミンチョル教授
 「日本列島の成立と白州の花崗岩」名古屋大学 環境学研究科教員 奥地拓生氏

No173 2006年5月号

第二回韓国BMW技術交流会開催
◆WORD ECOWATCH
  なぜ動物飼育環境は疫病に包囲されてしまったのか
◆やまなし自然塾、新体制で新たな飛躍を
◆タイ訪問記-バナナ栽培に適したBM堆肥等の開発・基礎研究に着手

No172 2006年4月号

BMW技術の普及、方向性について情報・意見交換
  (株)匠集団そら 第十三期株主総会開催
◆共生食品㈱の排水処理施設で高密度生物膜生成実験
◆中国でのBMW技術普及について協議
 上海の同済大学、崇明島長江農場をBM協会と匠集団そらが訪問
◆WORD ECOWATCH
  清い水を飲むのは人間の権利
~水道事業の私企業化がアクセスの改善に失敗する~
◆映画「白神の夢」~森と海に生きる~
 示唆に富む流域共同体という概念 地域ミクロコスモスのイメージの参考に
◆西日本BM技術協会学習会・研修会報告
 各人取組みを報告、経験を交換しました
◆~自然学を実践する~「土と水の学校」青森、山形で開催
 各作物別の栽培計画を検討

No171 2006年3月号

フィリピン・ネグロス島で兼重正次さんの10周年忌
  記念碑前に10年の成果を報告
◆家庭雑排水から生物活性水づくり
  さつまいも栽培にフル活用
◆WORD ECOWATCH
  自然保護を推進する人達が荒廃農地を買い取り野生地に変えている
◆千葉BM技術協会学習会報告
  地域で生かされる生物活性水
◆~自然学を実践する~「土と水の学校」茨城で開催
  圃場を巡回して水菜の生理と土の指導も
◆第十五回BMW技術全国交流会の発表から
生物活性水利用の培養緑藻類に抗がん効果

No170 2006年2月号

定年後の新たなライフスタイルの想像
 -BMW技術応用の農と暮らし-
◆白州の自然の下に膨らむ農学校へのヴィジョン
◆WORD ECOWATCH
 環境/生態学最前線:地球温暖化と森林の関係に新発見
◆第15回BMW全国交流会の発表から
 ・BMWプラントで循環の暮らしを実現する
 ・生物活性水の中の微生物
◆「土と水の学校」開催
◆「白神の夢」白州で上映会
 -子供たちに監督とプロデューサーが語りかける-

No169 2006年1月号

新年への期待 子供たちが教えてくれた事
◆タイ訪問報告 BMW技術のバナナ栽培応用
  -本格活用へ向け基本技術を指導する-
◆WORD ECOWATCH
 幹細胞の研究詐欺で科学研究における倫理が追求される
◆白州郷牧場に期待の図書館が完成
◆毎日農業記録賞最優秀賞を受賞~向山かず美さん

Author 事務局 : 14:06

2005年12月01日

バックナンバー 2005年 157号~168号

2005年 AQUA 見出し一覧

No168 2005年12月号

BMW技術の新たな可能性をさぐる
 ~第15回BMW技術全国交流会報告~

◆WORD ECOWATCH
 日本における遺伝子操作米の科学的概要と問題点
◆土作りから始まる村作り
 フィリピン・ネグロス島でBMW技術普及に奮闘
◆「新潟県の米と自然を守る連絡会」からの報告

No167 2005年11月号

~ミクロコスモスへの第一歩~
  農業集落排水施設で悪臭防止実験を実施、消臭効果を確認
   -青森県藤崎町常盤地区農業集落排水施設-

◆農産物を介して生産者と消費者が直接対話 
  やまなし自然塾 東京・銀座で公開講座を開催
◆WORD ECOWATCH
 パンデミック・鳥インフルエンザ汚染拡大と野鳥の問題を考える
◆経験的な知識を科学的な理解へ
  ~自然学を実践する~「土と水の学校」第三回報告~
◆BM技術協会・(株)匠集団そら ホームページリニューアル
◆ポークランドがふるさと企業大賞を受賞

No166 2005年10月号

上海同済大学訪日団がBMの現場を見学
◆クローズアップ 第15回BMW技術全国交流会
◆サステナブル(破綻なき)食物システムへの施策はどうあるべきか
◆BMW技術が支える牛と子供たちのふれ合い
◆タイ・バンラート郡のBMW技術活用現場を訪問

No165 2005年9月号

自立した農業と豊かな地域を目指して 農産物直売所「食彩ときわ館」
◆第15回BMW技術全国交流会~BMW技術の新たな可能性をさぐる~開催案内
◆WORD ECOWATCH 大変貌するブラジル農業の犠牲と課題
◆BMで環境に負荷を与えない暮らしを実践
◆「俳句会」「写真展」も行なわれた収穫祭 茨城BM自然塾

No164 2005年8月号

各作物別栽培課題に実践指導〜「土と水の学校」第2回学習会開催
◆WORD ECOWATCH 世界を巡った環境工学者が辿り着いた「夢農場」(2)
◆2004年度活動報告、2005年度活動方針・役員紹介

No163 2005年7月号

四万十川の豊饒が生む創意ある活動
◆WORD ECOWATCH 世界を巡った環境工学者が辿り着いた「夢農場」(1)
◆子供達の食育を続けて 広がる「稲作り体験、れんげ畑祭り」の輪

No162 2005年6月号

中国の上海、崇明島に生物活性水プラントが完成
◆食の大切さを知るイベントに茨城BM自然塾が取り組む
◆WORD ECOWATCH 狂牛病をめぐるカナダとアメリカのカウボーイの相克
◆二年目を向かえた松井ファーム-農と暮らしが一つになる充実感があふれて
◆「土と水の学校」in秋田 「早く実践してみたい」農業のおもしろさを再確認

No161 2005年5月号

栽培時術の向上を目指し、各地で学集会を展開~自然学を実践する~「土と水の学校」開催
◆韓国・緑色平和生協が来日 -BM技術協会会員産地、生協を見学
◆WORD ECOWATCH 遺伝子操作された森林の問題(2)
◆書籍紹介『有機栽培の基礎と実際~肥効のメカニズムと施肥設計』
◆対外交流 日中経済交流の動きへ参画して
◆ファーマーズクラブ赤とんぼの実践 -子供の躍動が生まれる環境を提供して

No160 2005年4月号

集落の水を再生して地域へ還元しよう -農業集落排水処理施設改善事業に向けて
◆初の韓国BMW技術交流会へ日本から合流 -多彩な発表者の息吹きが暑く・・・
◆WORD ECOWATCH 遺伝子操作された森林の問題(1)
◆よい堆肥の成熟がなって
◆松井農場の生物活性水施設稼動へ
◆昨年の全国交流会の記録集が完成

No159 2005年3月号

◆集落排水処理施設へBMW技術導入
◆私とBMW技術を回顧して 秋田忠彦
◆WORD ECOWATCH 京都プロトコル分析:国境なき希望が国境あるエゴで曇る
◆雪の福岡でBMW技術学習会
◆日中経済交流促進議員連盟会長 北沢議員と会談

No158 2005年2月号

◆未来を取り込むポークランド~JAS認証獲得とバイオベットの試み
◆WORD ECOWATCH GM食品の挿入遺伝子とアレルギー発現性の問題
◆遼遠なる大地に展開する中国企業団との技術導入の始まりが・・・
◆ターミノロジー解説:バイオベットとは

No157 2005年1月号

◆会員の皆さんと議論の共有を 2005年に向けて BM技術協会会長 長崎浩
◆「農」本来の姿を求めて 2005年にむけて BM技術協会理事長 石澤直士
◆新年の挨拶 サイアムタクミ取締役社長 バンジュート・ソムワン
◆東北アジアに吹く生命と平和の風 韓国BMW技術協会会長 チョン・ホンギュ
◆WORD ECOWATCH マラウイで村民が希望の種子を蒔く
◆新理事紹介

Author 事務局 : 17:45

AQUA168号 トップ記事

第一五回BMW技術全国交流会が、「BMW技術の新たな可能性をさぐる」と題して、一一月一八日(金)、一九日(土)の二日間、岩手県盛岡市の温泉地にあるホテル紫苑で行われました。
 全国交流会には、全国各地また韓国、タイとBMW技術の普及が行われているアジアの国からおよそ二五〇名が参加しました。
 アクアでは全国交流会の様子を写真と共に報告いたします。発表内容等の詳細については、後日出版されます発表記録集にまとめられる予定です。(報告者 長倉徳生)

 全国交流会は、実行委員長豊下勝彦氏(BM技術協会理事・(有)ポークランド代表取締役)の開会宣言で始まり、石澤直士BM技術協会理事長の開会挨拶(四頁に掲載)、小田桐智高青森県藤崎町町長の挨拶(五頁に要約掲載)、増田寛也岩手県知事のメッセージ紹介(四頁に掲載)と続きました。
 その後、長崎浩BM技術協会会長の講演「BMW技術の概要と新しい動向」が行われました。BMW技術の概要説明は写真、図を使って初心者にも分かりやすい形で行われました。その後、BMW技術の新しい動向として、今年度の以下の四つの活動方針について解説が行われました。
○地域の水を再生し、地域生態系に戻す
○BMW農法を深化させる
○農業・自然体験教育の推進
○海外各国との連携
 続いて活動方針の一つである「地域の水を再生し、地域生態系に戻す」取り組みである農業集落排水処理施設の改善事例報告が二つ行われました。一つは石川県能美市ですでに完成している例を、佛田利弘協会理事((有)北陸自然学研究所代表取締役)が報告しました。二つ目は青森県藤崎町で行った実証実験の報告を星加浩二氏((株)匠集団そらプラント事業部長)が行いました。実際に稼働している石川県能美市の農業集落排水処理施設ではBMW技術導入によって悪臭防止、余剰汚泥の減容に大きな効果がある事が実証されました。実験を行った青森県藤崎町の農業集落排水処理施設でも、短期間で悪臭防止の効果を示す事ができました。
 次に「BMW技術で新たなライフスタイル~農とくらしがひとつになる生活」栃木県松井ファームの松井眞一氏、「東京・銀座で情報発信~ものづくりの心と文化を届けたい」山梨県やまなし自然塾小野恵子氏(明日香会会長)、「地元で生き、地元に伝える~田んぼや畑で広がる食育の輪」香川県山下農場・山下進氏の発表が続きました。
 松井氏は勤めをやめ夫婦二人で農業を始めた理由や有機栽培での野菜、米作り、家庭雑排水を生物活性水にして、様々な利用をする等具体的な循環型の農業、暮らしについて説明しました。
 小野氏は今年九月にやまなし自然塾が東京・銀座で行った「やまなしの食と水と森の祭典・東京キャンペーン」の報告を中心に、自然塾の活動等を紹介しました。
 山下氏は、なぜ地域で食育に取り組んでいるのかを説明し、当初フリースクールの子供達が作っているバンドの演奏の場として行った「れんげ畑祭り」が今年八回目を迎え地域のイベントとして定着するまでの経緯等を紹介しました。
 一日目の最後には韓国霊南大学校生命工学研究所の金美京(キム・ミギョン)教授による特別講演「生物活性水を応用した微細藻類の培養研究」が行われました。
 金教授は藻類の培養液に生物活性水を添加することによって、アミノ酸の合成率が高まる等の結果を発表しました。
 懇親会では、盛岡さんさ踊りの紹介、会場からの参加で食べたわんこそばの数をきそうイベントが行われました。
 二日目は「BMW技術による農法をどう深化させるか~自然学を実践する『土と水の学校』から」と題して、各地の研究実験の報告等が行われました。
 「土と水の学校」は今年の活動方針の一つである「BMW農法を深化させる」ために、今年の春から各地で続けられてきました。それぞれの産地が対象品目を選び、講師である小祝政明氏(㈱ジャパンバイオファーム代表取締役)の有機栽培理論を適応する形で栽培を行ってきました。
 最初にコーディネーターを務める清水澄協会常任理事((有)茨城BM代表取締役)が有機栽培を基本とした耕作農業の基本理論をまず学んで実践し、BM堆肥や生物活性水の有効利用を図る事が目的、と今回の「土と水の学校」の目的について説明しました。
 「土と水の学校」の講師を務めた小祝氏は「BMW技術と植物生理の実際と理論」と題し、各地の研究実験結果の発表を前に、光合成で作られた炭水化物が植物の体内で様々な物質に変化している事等、植物の生理について解説しました。
 その後、農事組合法人八峰園(青森県)の古川治氏、(有)十和田湖高原ファーム(秋田県)の板橋一成氏、JAかづの(秋田県)営農部佐藤義弘氏、(有)ファーマーズクラブ赤とんぼ(山形県)の浅野厚司氏、(有)会津美里農園(福島)の児島三雄氏、(有)茨城BMの多多納勝行氏の研究実験結果の発表が行われました。
 この発表はこれまで行ってきた生物活性水の利用等BM農法に、小祝氏の有機栽培理論に基づいた体積法による土壌分析を行い、肥料要素や微量要素を適宜、元肥、追肥として与えるものです。使用する資材、量はパソコンを使って決めていきます。
 八峰園ではトマトを実験品目の一つとして選びました。実験の結果、昨年に比べ収量が増えた事、品質が改善された事が発表されました。また、途中尻ぐされの症状が出たが、土壌分析を行い石灰の施用の結果解消されたと報告しました。
 十和田湖高原ファームではキュウリを実験品目の一つに選びました。苗一本あたりの収穫量が一四・〇五キロと周辺の平均収穫量約一〇キロを上回りました。曲がった実が少なかった、との報告もされました。
 JAかづのは、キュウリを実験品目に選びました。収穫前追肥の遅れにより前半収量が少なかったものの、九月、一〇月は収量ものびた事が報告されました。こまめな土壌分析、追肥を行う事によって、多収穫がねらえる、と報告はまとめられました。
 ファーマーズクラブ赤とんぼではコメを実験品目としました。ひとめぼれの紙マルチ栽培の報告では、対象区九・二俵に対し、実験区で一〇・一俵穫れ、初期成育が遅れる心配のある紙マルチ栽培でも多収穫りが期待できそう、と報告されました。
 会津美里農園では、コメ、大豆を実験品目として選びました。水稲の直播無農薬栽培の田んぼでは九・五俵が収穫され、「これだけ穫れれば十分」との評価もあるが、やり方次第では直播無農薬栽培でも高収量が可能、と報告はまとめられました。
 茨城BMでは、サツマイモを実験品目として選びました。収量は反当たり約二トン、形状は形のそろったものが穫れ、紅あずまの特徴である鮮やかな紅色がよく出ていた、と報告されました。
 休憩をはさんで、BMW技術による畜産事例研究の発表が行われました。
 養鶏分野では(有)ヨコテ(福岡県)の横手俊郎代表取締役が「BMW技術によるコクシジウム対策」と題して発表を行いました。
 横手氏は、手探りで生物活性水を活用してコクシジウムを克服した体験を語りました。
 養豚分野では(有)ポークランド(秋田)から菅原幸治氏の発表がありました。バイオベットについての実験、実証についての報告が昨年の交流会に続いて行われました。
 バイオベットは自然浄化作用をつかった糞尿処理システムの事で、床にBM堆肥が使われています。そのため、床に排泄された豚の糞尿は、バクテリアにより分解されていきます。
 今年八月からは新しい豚舎に四〇〇頭の豚を飼育しました。結果は良好で、今後適切な床の厚さ、床材、撹拌方法等を得るために実験を続けていくと報告をまとめました。
 茨城県岩渕農場の岩渕勉氏は「BMW技術の畜産での応用」と題して、繁殖牛の例について発表しました。
 岩渕農場では飲水改善プラントと生物活性水プラントを導入しています。飲水改善の結果、畜舎内の臭気が減った、子牛の下痢が減少した、子牛の飼料効率がアップした、という効果があった事が報告されました。また、生物活性水を堆肥に散布する事により約一ヶ月で放線菌が全体に回るなど、発酵のスピードが上がった事などが報告されました。
 午後からは今年新たに会員になった、小岩井農牧の資料館等を視察し、今年のBMW技術全国交流会を終えました。
 今回の全国交流会では、休憩時間にそれぞれの産地からジュース、ヨーグルト等が提供され、好評をえていました。また、懇親会の席には、「土と水の学校」に参加した産地の生産物などが料理され、試食用に並べられました。

Author 事務局 : 08:55

 
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