« 2006年04月 | メイン | 2006年06月 »

2006年05月31日

AQUA173号 トップ記事

第二回韓国交流会開催

(株)そらインタナショナルコリア 河姃姃ジョンヒ

3月30日(木)から3月31日(金)まで、桐山自然学校にて第二回韓国BMW交流会が開催されました。桐山自然学校は現在韓国BMW技術協会の代表、鄭洪圭神父が校長になっている学校で、1992年廃校された桐山小学校をリ・モデリングし、2003年11月に自然学校として開校しました。韓国の大邱を含み、慶尚南北道を中心に年に約3,000人が利用しており、対象や季節に従って多様な体験プログラムが行われる生態学習の場となっている学校です。
 この交流会には、海を渡って日本からBM技術協会の椎名盛男常任理事と生田喜和常任理事がご参加になり、韓国全国からは楊平郡韓江水系営農組合法人の権五均代表をはじめ、楊平郡ダンノモ韓牛農場の李ヒョンボク代表、霊南大学校海洋科学研究所の金美敬教授、プルム農業高等技術学校の大学課程の鄭旻鉄教授、楊平郡農業技術センターの環境農業担当の李サンホ係長と金ゼドク氏、済州緑の命の共同体の真ムンウォン代表、慶州農協環境農業教育院の朴キョンス代表と李ジュン副代表、慶州BM農場の金ムンヨン代表、主催の緑色平和と緑色平和生協の理事や組合員など、韓国の中ではBMW技術を長く使ってきている人たちが中心に参加しました。
 30日に行われた懇親会では、鄭洪圭会長(社団法人緑色平和の代表、慶山天主協会の主任神父)より参加者に対して歓迎と感謝の挨拶を述べ、日本のBM技術協会の椎名盛男常任理事と生田喜和常任理事よりは韓国BMW技術交流会の成功を祈る祝辞がありました。続いては、緑色平和生協からの安全な食材料をつかって緑色平和の理事のお母さん達がつくった料理を食べながらそれぞれ話の花を咲かせました。
 31日の午前9時からは技術発表会がありました。
 最初の発表は桐山学校の趙ナムヒ先生より「桐山学校のBMWシステム」というタイトルで桐山自然学校の紹介と、学校に設置されたおトイレの廃水処理および生物活性水プラント(韓国では点〔生態トイレ〕と呼びます)、そして食堂廃水処理プラント(韓国では〔生態池〕と呼びます)についても説明しました。
 続いての発表は、畜産農家の代表として、楊平郡のダンノモ韓牛農場の李ヒョンボク代表より「有機、環境畜産」というタイトルで、 農民の幸福追求と安全な食べ物の生産のためには家畜の福利を増進しなければならないという内容の発表がありました。
 次に、霊南大学校の海洋科学研究所の金美敬教授より、「生物活性水(BMW)を利用した、機能性生物素材の大量培養のための基礎研究」に関する発表があり、去年日本のBM技術全国交流会で発表した内容とともに、BMWが海洋微細藻類の培養に利用される一般培地のEDTA代替物質を含有していることを最近の研究で証明したことを話しました。
 続いては、慶州農協環境農業教育院の李ジュン副院長より「BMW技術と親環境農業教育 」というタイトルで、BMW生物活性水プラントの導入現況や、有機農業の教育のために全国から訪れる年間四千名余りの農業者や消費者を教育する時に、BMW活用案内書と共に生物活性水を提供するという計画を述べました。
 次に韓国語の通訳で行われた、アルファコープおおさかの生田喜和専務理事の発表では、「アルファコープおおさかの紹介と組合員活動」というタイトルで、アルファコープ大阪の沿革や事業概要、基本方針と考え方、供給形態、産直運動などについて述べられました。特に産直運動に関しては産直運動の足跡や価値、産直品の取り扱い方、主要品目と注文方法、産直品の具体的な消費の計画化と生産の計画化、登録制と長期予約について詳しくご説明になり、緑色平和生協の構成員等にもとても有益な発表でした。
 最後の発表はプルム農業高等技術学校の鄭旻鉄教授より、「BMW方式の生態トイレ」というタイトルで、トイレに適用したBMW処理方式について発表がありました。特に現在プルム農業技術学校の野外トイレと新しく建てた寮に設置されたBMWプラントの場合は、食堂や洗面場、シャワー室でつかった廃水と水洗トイレの排水が全部BMWシステムによって処理され、処理された水は再び水洗トイレの流し水としてリサイクルし、残りは農業につかっていると説明しました。また、プルム学校のBMW循環トイレには便器の隣に水槽を置き、処理された水を入れて金魚を育てていることを紹介し、「私たちが水洗トイレに座って水が流される音とともに、その水のことをさっぱりと忘れるのではなくて、それがどこに行きどうなるのかを考えてみることが、生活の中で環境と共にする第一歩だろう」と述べました。

Author 事務局 : 17:46

AQUA173号 トップ記事

第二回韓国BMW技術交流会開催  (株)そらインターナショナルコリア 河ジョンヒ

 三月三〇日(木)から三月三一日(金)まで、慶北永川市の桐山自然学校にて第二回韓国BMW交流会が開催されました。桐山自然学校は現在韓国BMW技術協会の代表、鄭洪圭神父が校長になっている学校で、一九九二年に廃校になった桐山小学校をリ・モデリングし、二〇〇三年一一月に自然学校として開校しました。韓国の大邱を含み、慶尚南北道を中心に年に約三千人が利用しており、対象や季節に従って多様な体験プログラムが行われる生態学習の場となっている学校です。

 三月三〇日(木)から三月三一日(金)まで、慶北永川市の桐山自然学校にて第二回韓国BMW交流会が開催されました。桐山自然学校は現在韓国BMW技術協会の代表、鄭洪圭神父が校長になっている学校で、一九九二年に廃校になった桐山小学校をリ・モデリングし、二〇〇三年一一月に自然学校として開校しました。韓国の大邱を含み、慶尚南北道を中心に年に約三千人が利用しており、対象や季節に従って多様な体験プログラムが行われる生態学習の場となっている学校です。
 この交流会には、海を渡って日本からBM技術協会の椎名盛男常任理事と生田喜和常任理事がご参加になり、韓国全国からは楊平郡韓江水系営農組合法人の権五均代表をはじめ、楊平郡ダンノモ韓牛農場の李ヒョンボク代表、霊南大学校海洋科学研究所の金美敬教授、プルム農業高等技術学校の大学課程の鄭旻鉄教授、楊平郡農業技術センターの環境農業担当の李サンホ係長と金ゼドク氏、済州緑の命の共同体の真ムンウォン代表、慶州農協環境農業教育院の朴キョンス代表と李ジュン副代表、慶州BM農場の金ムンヨン代表、主催の緑色平和と緑色平和生協の理事や組合員など、韓国の中ではBMW技術を長く活用している人たちが中心に参加しました。
 三〇日に行われた懇親会では、鄭洪圭会長(社団法人緑色平和の代表、慶山天主協会の主任神父)より参加者に対して歓迎と感謝の挨拶を述べ、日本のBM技術協会の椎名盛男常任理事と生田喜和常任理事よりは韓国BMW技術交流会の成功を祈る祝辞がありました。続いては、緑色平和生協からの安全な食材料をつかって緑色平和の理事のお母さん達がつくった料理を食べながらそれぞれ話の花を咲かせました。
 三一日の午前九時からは技術発表会がありました。
 最初の発表は桐山学校の趙ナムヒ先生より「桐山学校のBMWシステム」というタイトルで桐山自然学校の紹介と、学校に設置されたおトイレの廃水処理および生物活性水プラント(韓国では〔生態トイレ〕と呼びます)、そして食堂廃水処理プラント(韓国では〔生態池〕と呼びます)についても説明しました。
 続いての発表は、畜産農家の代表として、楊平郡のダンノモ韓牛農場の李ヒョンボク代表より「有機、環境畜産」というタイトルで、 農民の幸福追求と安全な食べ物の生産のためには家畜の福利を増進しなければならないという内容の発表がありました。
 次に、霊南大学校の海洋科学研究所の金美敬教授より、「生物活性水(BMW)を利用した、機能性生物素材の大量培養のための基礎研究」に関する発表があり、去年日本のBMW技術全国交流会で発表した内容とともに、BMWが海洋微細藻類の培養に利用される一般培地のEDTA(エチレンジアミン四酢酸=金属キレーション剤、 エデト酸と呼ばれる事も)代替物質を含有していることを最近の研究で証明したことを話しました。
 続いては、慶州農協環境農業教育院の李ジュン副院長より「BMW技術と親環境農業教育 」というタイトルで、BMW生物活性水プラントの導入現況や、有機農業の教育のために全国から訪れる年間四千名余りの農業者や消費者を教育する時に、BMW活用案内書と共に生物活性水を提供するという計画を述べました。
 次に韓国語の通訳で行われた、生田常任理事(アルファコープおおさか専務理事)の発表では、「アルファコープおおさかの紹介と組合員活動」というタイトルで、アルファコープ大阪の沿革や事業概要、基本方針と考え方、供給形態、産直運動などについて述べられました。特に産直運動に関しては産直運動の足跡や価値、産直品の取り扱い方、主要品目と注文方法、産直品の具体的な消費の計画化と生産の計画化、登録制と長期予約について詳しくご説明になり、緑色平和生協の構成員等にもとても有益な発表でした。
 最後の発表はプルム農業高等技術学校の鄭旻鉄教授より、「BMW方式の生態トイレ」というタイトルで、トイレに適用したBMW処理方式について発表がありました。特に現在プルム農業技術学校の野外トイレと新しく建てた寮に設置されたBMWプラントの場合は、食堂や洗面場、シャワー室でつかった廃水と水洗トイレの排水が全部BMWシステムによって処理され、処理された水は再び水洗トイレの流し水としてリサイクルし、残りは農業につかっていると説明しました。また、プルム学校のBMW循環トイレには便器の隣に水槽を置き、処理された水を入れて金魚を育てていることを紹介し、「私たちが水洗トイレに座って水が流される音とともに、その水のことをさっぱりと忘れるのではなくて、それがどこに行きどうなるのかを考えてみることが、生活の中で環境と共にする第一歩だろう」と述べました。

Author 事務局 : 17:21

2006年05月25日

栃木県 松井ファーム

栃木県茂木町の松井さんご夫妻。

公務員として14年間勤めたご主人-もう少し働く時間というものを大切にしたい。

その頃、いろいろな農業体験をやり、これを自分の仕事にしようと、家探しから始める。  

matuifamily.jpg


茂木町は新規就農者の受け入れ促進事業を行っており、空き家を斡旋してもらう。

家は平屋の30坪、敷地は100坪くらいの広さ。

夫婦二人の共通理念としての農業スタイルは、

「自然と対話していくことを心がけながら有機野菜作りを実践していく農家」

2005年4年、BMWプラントを導入。

BMWプラントは循環・利用生活の一環と考え、

「自分達が使って汚した物は、責任もって自然にかえす」こと。

matui2.jpg


(松井ファーム)03.jpg

Author 事務局 : 19:20

2006年05月08日

家庭雑排水から生物活性水づくり

さつまいも栽培にフル活用

茨城県鉾田市 米川 修、あき子ご夫妻


 茨城県鉾田市上釜でさつまいも栽培を中心に農業を営む米川修さんは、一昨年、家の新築を機に家庭雑排水を利用した生物活性水プラントを導入しました。米川さんと妻のあき子さんに、生物活性水を利用したさつまいも栽培、プラント導入のきっかけ等について伺いました。(取材・長倉徳生)


yonekawa01.jpg ;

 米川さん夫婦の暮らす上釜地区は海に近く、昔からさつまいもや大根、ニンジン等の根菜類が栽培されてきました。昭和三〇年代後半に中学を出てすぐに家の農業を手伝い始めた米川さんは、他の農家と同じように、化学肥料、農薬を使用しながら農業を続けました。
現在のように、BMW技術を利用し無農薬・無化学肥料でのさつまいも栽培を始めたのは、隣の茨城町で酪農を営む清水澄さん(BM技術協会常任理事・茨城BM自然塾塾長)との出会いがきっかけとなりました。それまで米川さんは、「いいもの」を作るために農薬を使用してきました。周りの農家にも、無農薬でさつまいもを作るところなどなかったといいます。
清水さんにアドバイスを受けながら、生物活性水、BM堆肥を使ったさつまいもの減農薬栽培に取り組み始めます。四、五年前からは、完全に農薬の使用をやめ、現在は無農薬、無化学肥料でのさつまいも作りを行っています。

yonekawa02.jpg;

 同じ鉾田市には、全国で初めて生活雑排水を利用した生物活性水プラントを導入し注目を集めている田中一作さんがいます。米川さんはこの田中さんのプラントを建設中から見ていました。また、田中さん、清水さんのすすめもあり、家を新築する際には、雑排水を利用した生物活性水プラントを導入したいと考えていました。
プラントは家庭用の浄化槽を二つ庭に埋め、その中を仕切り、間をパイプでつなぐ形になっています。施工は清水さんの知人に依頼しました。培養調整は清水さんと米川さんで行ったといいます。
自前の生物活性水プラントができるまで、さつまいも栽培に使う生物活性水は清水さんのプラントから分けてもらっていました。
散布には乗用耕耘機を改造したものを使っています。耕耘機の前を自動で散布できるように改造してあります。この耕耘機を購入したのは、五年ほど前の事です。以前は、独立した散布機を使い生物活性水を散布し、その後耕耘していました。現在は散布と同時に耕耘ができるようになり、かなり効率が良くなった、と米川さんは満足げに話します。

;yonekawa03.jpg

 米川さんのところでは六町歩の畑でさつまいもを栽培しています。味もよく、健康食として多くの消費者から好評を得ています。しかし、昨年は例年になく不良品が多く発生し、販売減になったといいます。
米川さんは「難しいね」といいながらも、生物活性水とBM堆肥を使った無農薬・無化学肥料でのさつまいも栽培を今年も続けていく、といいます。「これからは無農薬、安心して食べられるものを作っていかなければ」と米川さんは話します。

Author 事務局 : 18:38

 
Copyright 2005 Takumi Shudan SOLA Co.,Ltd All Rights Reserved.