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2006年06月11日

「土と水の学校」山梨県、白州郷牧場で開催

 6月11日に「土と水の学校」が白州郷牧場で行われました。白州郷牧場では昨年より、水ナス等果菜類や葉菜類の収量の向上を課題に「土と水の学校」を開催し、土壌分析に基づいた施肥を行ってきました。その結果、ホウレン草の収穫量の倍増等の成果を上げています。

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 現在、ハウスで栽培されているサンチュの生育状態は順調で、土壌分析に基づいた施肥設計の効果が確認されました。今後は苦土、石灰の施肥の次の段階として、微量要素の追肥について生物活性水の応用を含めた研究が課題となります。

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 路地の水ナスの圃場でも、順調な生育が確認されました。現在付いている花が大きく、特に初期の生育が順調だった事がうかがえました。

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 講習には、白州郷牧場のスタッフ等、12名が参加しました。
 小祝先生は、土壌診断に基づいた苦土と石灰の施肥により、成果が出ているとし、次のステップとして鉄、マンガン等微量要素の役割等について解説しました。植物が細胞を分裂させるために鉄が必要な事と、マンガンは二酸化炭素を吸収できる一酸化炭素に変えるために使われている事、を学習しました。(写真:サンチュの状態を聞く白州郷牧場のスタッフたち)

Author スタッフ : 2006年06月11日 10:37

 
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