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2006年09月29日

「土と水の学校」青森県・(農)八峰園で開催

今年の成果を確認し、来年の課題を確認

 9月10日(日)に青森県のトキワ養鶏グループの農事組合法人八峰園主催の~自然学を実践する~「土と水の学校」が開催されました。講師には小祝政明先生をお招きし、今年のまとめと来年の課題を確認する学習会となりました。

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昨年より施肥設計を行い、ミネラル、微量要素も含めた適切な施肥に取り組んでいるリンゴ畑では、「黄色い葉が落ちなくなった」「津軽の生理落果が減った」等の成果が、生産者から報告されました。小祝先生も葉をさわりながら「葉が元気だという事は、光合成をして養分をためているので来年も調子がいいだろう」と話しました。

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 飼料米の圃場の確認を行いました。この圃場では鶏糞を堆肥化し、その堆肥を肥料に米を作り、養鶏の飼料とする――循環型農業モデルづくりの一環として、栽培が行われています。堆肥投入量の調整と、圃場への投入時期の適正化により、収量的にさらに伸びる可能性がある事が確認されました。

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 午後からは、会場をトキワ養鶏の会議室に移し、今年のまとめと今後の課題について、確認を行いました。
 落葉果樹栽培で最も大切な花芽分化については、チッソが残っていると木は枝を伸ばそうとして花芽が分化しない事、そのため六月下旬から七月上旬にはチッソが切れて枝の伸びが止まり、葉で作られた養分が花芽に行くようにならなければいけない事等を確認しました。

Author 事務局 : 2006年09月29日 16:29

 
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