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2006年11月21日
会津うまいもの塾が「土と水の学校」を開催
10月1日、会津うまいもの塾で「土と水の学校」が、コメの栽培方法をテーマに開催されました。宮城県、新潟県と県外からも多くの生産者が集まり、参加者は40名を超えました。
現地研修として巡回した田んぼでは、収穫を間近にした、稲穂が実っていました。生産者からは、「これまでの栽培方法のように、途中で葉の色落ちがないので穂肥を与えるタイミングが難しかった」との感想がありました。コメの有機栽培では色が落ちてからチッソ分を与えるとイモチ病になる危険があり、葉色を落とさないように基肥のマグネシウムの施肥やチッソ量、穂肥を与えるタイミングに気をつける等が、栽培ポイントである事が上げられました。
収穫間近の田んぼを回り実の付きぐあいなどを確認した
午後からの学習会では、来年に向けての注意点などが確認されました。また、老化苗を植えると葉で光合成ができないのにチッソ肥料が吸収され、細胞はできてもセルロースが十分にできないため、葉や茎が柔らかくなり虫害を受けやすい事、苦土、石灰は溶けにくいので土壌検査をして少ないようであれば秋のうちに入れておく事等が確認されました。
Author 事務局 : 2006年11月21日 10:46