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2006年11月21日

謙信の郷が「土と水の学校」を開催

 10月16日に謙信の郷で「土と水の学校」が、水稲をテーマに開催されました。

 現地研修で訪れた金谷武志氏の田んぼは、稲刈りも終わり秋処理と基肥を兼ねた鶏糞がすき込まれていました。この田んぼの土を採取し、土壌検査実習を行いました。畑の土と違い、田んぼの土は検査試薬の中で土をよくすりつぶすという事やチャートとの比較の仕方等、土壌検査のコツが小祝先生からアドバイスされました。検査の結果、苦土が少なくなっているため秋の内に苦土を入れておく事等を確認し、分析値をパソコンに入力し、施肥設計も実際に行いました。

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土壌分析を実際に行い、数値をパソコンに入力して来年に向けての施肥設計を行った

 午後からの学習会では、秋からの作業の確認なども行いました。収穫と重なる秋は忙しいものの、施肥を秋の内にすませておくと田植え後の初期肥効が有利である事、硫化水素の発生を防ぐ事ができるなどの利点が多い事が確認されました。土壌検査は、稲刈りの1週間から10日前でも影響がないので、稲刈り前の土壌検査が推奨されました。

Author 事務局 : 2006年11月21日 10:59

 
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