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2007年04月30日

AQUA184号 トップ記事

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みやぎBM技術協会が設立
~地域の自然生態系と調和した農業・生活・地域づくりを目指して~

 2月25日(日)宮城県の秋保温泉・岩沼屋にて、みやぎBM技術協会の設立総会が開催されました。この日は、あいコープみやぎ・生産者共生会総会の後という事もあり、総勢24名の参加となりました。発起人の一人である大郷みどり会の西塚忠元さんの挨拶に始まり、会則の制定、会費の確認、役員の選出、事業計画を決定しました。

 みやぎBM技術協会は、~自然学を実践する~「土と水の学校」inみやぎの参加メンバーが中心となって設立されました。地域の自然生態系と調和した農業・生活・地域づくりを目指すBM技術協会の趣旨に賛同する宮城県内の農業や畜産の生産者と、あいコープみやぎの組合員(生活者)に呼びかけ、また農業生産者という枠組みにとらわれない地域のネットワークの中で様々なジャンルの方々に呼びかけています。

 みやぎBM技術協会の本年度の重点活動方針は以下のとおりです。
①「土と水の学校」inみやぎを開催し、耕種部門の基礎的技術の研究とBMW技術の融合を図る②畜産部門では、堆肥の改善と環境の改善、応用として草地の管理技術の向上③BMW技術を生活の場で活用するため、生活者への普及を計り、講演会等を行う。また、生ゴミの堆肥化と活用技術の確立を図る。
 これらの活動を通じ、農業分野では循環型有機農業の確立を、生活分野で環境に負荷をかけない暮らしを目指し、活動していきたいと考えます。本年秋には宮城の松島で、第17回BMW技術全国交流会が開催され、全国の会員の皆様が参加されます。
 みやぎBM技術協会では会員をあげて受け入れに全力を尽くしますので、皆様の参加をお待ちしております。

 みやぎBM技術協会の役員は、以下の通りです。

会長 西塚 忠元(大郷グリーンファーマーズ)
副会長 小野瀬 裕義(あいコープみやぎ専務理事、BM技術協会理事)
幹事 菅原 隆一(迫ナチュラルファーム)
幹事 高橋 精一(田尻農産加工)
幹事 小野 奈美子(あいコープみやぎ)
監事 郷右近 秀俊 (大郷グリーンファーマーズ)
事務局 平野 博幸(あいコープみやぎ畜産担当商務)

みやぎBM技術協会設立に当たって

●みやぎBM技術協会 会長 西塚忠元

 BM技術協会の活動は近年、~自然学を実践する~「土と水の学校」の開催等で、耕種分野での発展が著しく、宮城の生産者も皆、大変喜んでいます。生物活性水の応用をはじめ、どのような技術の展開が出来るかがBMW技術の楽しさであり、難しさであると感じています。
 宮城県は長年、あいコープみやぎの小野瀬BM技術協会理事が中心になって技術の普及に努めてきましたが、今回のみやぎBM技術協会の設立を機に、循環型有機農業の確立と技術の生活者への普及に努めていきたいと思います。

●副会長 小野瀬 裕義

これまで懸案であった、みやぎBM技術協会が、今秋の全国交流会開催を契機に発足しました。当面は、耕作農家と畜産農家を中心に、活動を進めていきますが、生協組合員の生ごみ堆肥化等を通じて、福祉農場や生協農園でのBMW技術の応用にも取組んでいきたいと思います。


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Author 事務局 : 2007年04月30日 10:57

 
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