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2009年09月01日

【AQUA212号】第2回「田んぼの生きもの及び水質・土壌調査」

筑波山系「流域生態系保全・再生」調査研究・学習プロジェクト

 六月二八日(日)、茨城県茨城町にて、筑波山系「流域生態系保全・再生」調査研究・学習プロジェクトの一環として、前回(五月二四日)の調査に続き「第二回田んぼの生きもの及び水質・土壌調査」が行われました。プロジェクトの実行委員会を構成する生活協同組合パルシステム茨城、茨城BM自然塾、パルシステム生活協同組合連合会、NPO生物多様性農業支援センター、BM技術協会の他、ゼネラルプレス、そして今回は地元、広浦小学校の生徒達も参加し、総勢八〇人が集う、調査となりました。
 同調査は、今秋、茨城で開催されるBMW技術全国交流会の活動の一環としても、展開されています。
 今回も前回同様、涸沼前川中流域の調査場所として、茨城町馬渡にある清水澄BM技術協会常任理事のBM水田、涸沼川下流域の調査場所として、涸沼に近い茨城町下石崎の無農薬水田(不耕起栽培)と慣行減農薬水田(除草剤一回使用)の調査を行いました。
 ラインセンサスによる生きもの調査で確認された生きもの種は、清水BM水田が四七種、無農薬水田が二六種、慣行水田が二二種となりました。
 水質・土壌調査は、各水田の①用水②水田水③排水の水と、各水田の土壌を採取し、水質調査(BOD・COD、成分分析等)と土壌分析を実施しました。水質調査の結果の一部を上の表に紹介します。調査は、第三回目の調査が七月二五日に実施され、原生動物や植物の専門調査が八月に行われます。
 調査結果とまとめは、今秋に行われるBMW技術全国交流会で発表される予定です。

Author 事務局 : 2009年09月01日 20:28

 
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