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2012年03月01日

【AQUA240号】第一回全国交流会実行委員会報告


 先月号でお伝えしましたが、昨年の一一月二八〜二九日に行われた第二一回BMW技術全国交流会は無事終了しました。年が明けて一月一六日(月)に、総括と次回開催地への引継ぎ等の意味合いを含め、全国交流会実行委員会が開催されました。実行委員全員と今年の開催地となる高知から山本優作氏(協会理事)が参加されました。参加状況、会計などの報告があり、その後、まとめということで準備から当日の進行、発表、懇親会から視察に関してと実行委員からは様々な意見が出ました。その中には次回開催に向けて参考になる意見もありました。準備は、初動が早いのが大事とのことで、高知大会に向けては二月一四日に第一回目となる実行委員会を開催する予定となり、伊藤理事長より「全国交流会を持ち回りで行っているのは、交流会を通じて開催地が元気になっていただくことも大事な要素になっている。前回開催(二〇一〇年)した山形県では、パルシステムのハムソー工場で生物活性水を使い始めたし、BMの取り組みをしていなかった生活クラブ山形ではBMW技術の学習会が開催されるようになった。今回も生協組合員の声が結集された「利用者アンケート」が発表された。高知でも地元が活発になるような形で取り組んでいただきたい」と締めました。なお、発表記録集ですが現在編集作業を行っております。三月上旬には完成し、会員の皆様にお届けできることかと思います。   (文責:BMW技術協会 秋山澄兄)

 第二一回BMW技術全国交流会に、全国各地、また海外からも含めて三〇〇名近くの人たちに福岡へご参集いただきました。
 今回は、東日本大震災と福島第一原発事故による放射能汚染問題の中での異例の開催になりました。被害に遭われた方からの報告を聞いて胸が痛み、言葉がみつかりません。一日も早い復興に向けて、私も精一杯応援させていただきたいと思います。
 今回のメインテーマは、原点に返り、改めてBMW技術を使った農業・畜産のよさを確認しあうとして『原点に返るBMW技術』としました。西日本BM技術協会は、グリーンコープと共に期間限定ながら生物活性水の無料配布の仕組みを作り、BMW技術の継承普及と更なる発展を目標に技術の普及に努めてきました。交流会の発表には新しい人やそれぞれにユニークな取り組みが発表されました。こうした多様な個性は、技術の更なる発展につながっていくのではないかと感じさせるものでした。また、全国各地の発表は、BMW技術のレベルの高さを示しており、今さらながら、すごいの一言でした。
 今回の全国交流会は、BMW技術の新しい二〇年が始まる第一歩であり、それを福岡の地で開催することができました。大変困難なときにご無理をおかけしたことにお詫びと感謝を申し上げます。ありがとうございました。
 次回、四国高知で会いましょう。
第21回BMW技術全国交流会
  実行委員長 中村 康則

Author 事務局 : 2012年03月01日 22:02

 
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