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2014年07月01日

【AQUA267号】フィリピンBMW技術協会の設立について

 フィリピンでは、ネグロス島のカネシゲファーム、ルソン島北部のカワヤン市、ヌエヴァビスカヤ州マラビン渓谷の三ヵ所に生物活性水プラントが導入され、ここ数年、それぞれの地域においてBMW技術への関心が高まっています。特にカネシゲファームの取り組み、BMW技術を軸にバイオマスを含めた地域(農場)循環システムのモデルは注目を集め、地方自治体や大学、農家などからの視察や問い合わせなどが、日に日に増えている状況です。さらには、小農民の自立プロジェクトへの期待もあります。
 このような状況を受け、カネシゲファームのアルフレッド代表、現地の中間技術開発会社であるエイドファンデーション(カネシゲファームのバイオガスプラントを開発)、NPO法人APLA、日本のBMW技術協会は、協会設立に向けた話し合いを五月一一日に現地にておこない、規約などを作成しました。
 今後は六月の二〇一四年第一回常任理事会での承認を経て、再度現地にて詰めの協議の後、今年度中の協会設立を目指します。フィリピンでのBMW技術普及のため、しっかりとした受け皿をつくっていきます。
  (報告:BMW技術協会事務局 秋山澄兄)

Author 事務局 : 2014年07月01日 08:33

 
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