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2015年07月01日

【AQUA279号】パルシステム連合会にて、BMW技術基礎学習会を開催

 四月二一日、東京都新宿区パルシステム連合会東新宿本部にて、パルシステム連合会の商品部の職員、組合員用カタログを製作する「シータス&ゼネラルプレス」の職員を対象としたBMW技術基礎学習会が開催されました。講師はBMW技術協会事務局長の秋山澄兄です。
 今回の学習会は若手を中心とした職員の皆さんに、今一度BMW技術の基礎、技術そのものの良さを知っていただこうということで、基礎講座とBMW技術協会とパルシステムとの取り組み、BMW技術を活用するパルシステムの生産者の紹介がおこなわれました。
 また、BMW技術基礎講座の前には、パルシステム連合会の山本伸司理事長(BMW技術協会相談役)の講義がおこなわれました。「なぜ生命には水が大切なのか、そして水というシステム、自然環境から学び自然を通して見えることは何なのか。パルシステムは生活協同組合、ただモノを売るのではなく、現場や本物を知り、商品に乗せて伝えることがとても大切です。」
 BMW技術協会と匠集団そらでは、今年から暮らしの中でも活用できるBMW技術を伝える取り組みを重点的に進めています。生物活性水BMそら、BM菌体、実りゆたか(BM活性堆肥)を組合員の皆さんにより有効に使っていただき、環境保全、自然浄化・循環への取り組みを共に考えていくことができればと思います。 (報告:BMW技術協会事務局)
【BMW技術基礎学習会に参加して】
 パルシステム生活協同組合連合会
  商品開発本部第二商品部  加藤 千草
 今回の講義に参加し、BMW技術の原理が多様な場面で使用できることを改めて知る機会となりました。また、パルシステムの様々な産地の土作りへの活用、配送センターでの生活排水を抑制するシステムとしての活用など、パルシステムとのつながりも深いことを知りました。これだけつながりが深く、生活の中で様々な用途が期待できる「生物活性水〜BMそら」ですから、微生物と共生するくらしのあり方として組合員に丁寧に伝え、産地やセンターだけでなく「組合員のくらし」へも商品を広げていきたいと感じました。

 パルシステム生活協同組合連合会
  商品開発本部第二商品部  北根 方弘
 二年ほど前から自分の担当カタログにBM関連の商品を掲載させていただいておりましたが、正直、商品の「本当の良さ」を知らないまま掲載していたのが実情でした。しかし、この度の学習会で多くのことを学びました。BMW技術並びに商品の良さに留まったことではありません。一生協職員として商品だけを提供するのではなくこういった運動を通じて組合員、社会へ貢献していこうと改めて考えさせられる学習会でした。ありがとうございました。

 パルシステム生活協同組合連合会
  商品開発本部第二商品部  小松 明日美
 BMW技術については、以前、青果を担当した際に産地で見学したり、BMW技術協会の全国交流会に参加した際に触れていましたが、当時はBMW技術のしくみ(なぜ浄化されるのか)の説明が省かれていて「よくわからない技術」という印象でした。今回、詳しくご講義いただき、特に冒頭の自然循環能力と同じ浄化の仕組みをプラントで再現している、という説明が非常にわかりやすかったです。腐植土の実験のことも印象に残りました。今後、技術・商品の良さをより普及するために、消臭効果や肥料の効果を試験データで提示できると、利用したことのない方でも理解がすすむと思いました。
 私は大学時代に環境問題と微生物を学んでいましたが、先輩の研究結果で、川の浄化には川底の泥が残っていた方が川の透明度が増し、川底の泥を浚渫するのはかえって川の透明度を悪くする、ということを思い出しました。今回の講義で生協の仕事と学生時代の勉強がつながってうれしかったです。

Author 事務局 : 2015年07月01日 12:46

 
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