評者 高瀬 幸途 (太田出版)
]]>評者 山本 伸司 (BM技術協会常任理事・パルシステム生活協同組合連合会)
]]>評者 奥地拓生(岡山大学 准教授)
]]>水戦争:水源資源の最終戦争が始まった
柴田明夫 著 角川SSC新書
評者 竹内 周(Radixの会)
]]>評者 NPO野菜と文化のフォーラム 理事長 今野 聰
]]>有機農業協同組合アルチェ・ネロからのメッセージ
評者 竹内 周(Radixの会)
評者 長崎 浩(BM技術協会 顧問)
]]> 日本の農業界にその人ありと知られる佐藤忠吉の評伝・言行録です。「文章の職人」を自称する森まゆみが、丹精をこめ時間をかけて紡ぎ上げた木次の百姓たちのたたずまいは、農業が生涯に相渉る事業であるばかりか、過去と未来の人々、各地の人々を招き寄せてともに織り成す事業であることを示して余すところがない。佐藤の話をもっと聞きたいという読後感を持つが、それは読者それぞれが木次を訪ねてお願いしてみるしかない。多少なりとも農業に縁ある人には必読の一冊です、まして農の民の道を選んだ人には。
六〇年代後半から無農薬の米作りを始めて七〇年代初頭には地域で有機農業研究会を結成、乳業メーカーとして日本初の「パスチャリゼーション」を使ったのは七八年、いまや「風土プラン」というゆるやかな連携の輪を広げてじつに多様な食品類を生産販売している佐藤の事跡はまことに目覚しいもので、それぞれに独創的なものであることはいうまでもないが、農業に素人の私が出る幕はなく、その詳細については本文に当たっていただきたい。
石油の価格が急速度で上昇を続けている。
つい先日も原油価格が再び最高値を更新し、ほぼ1バレル80ドルに達したが、これは一九九〇年代の四倍に達する価格である。その影響で、ガソリンは既に大きく値上がりしており、関連する物品やサービス全般に影響を及ぼしている。海外に目を向けると、今やヨーロッパ・アメリカへの長距離の航空券には、2~3万円の追加料金が無条件に付け加えられてくる。アメリカでは燃費の良いハイブリッド車が飛ぶように売れ、通勤に車を乗り合わせることが流行になっている。また石油の代わりに自動車の燃料になるエチルアルコールをつくるために、トウモロコシの生産が急上昇している。そして皮肉なことに、トウモロコシは食料ではなく燃料として値がつけられるようになり、石油につれて価格が上昇するので、食べるためには買いにくくなってしまっている。さらに燃料用のトウモロコシのために、小麦畑がどんどん転用されたこ
とで、小麦の価格がやはり急上昇を起し、この秋には1990年代の3倍になった。日本でも11月からはパンや麺類、菓子が小麦のために値上げされるという(日本経済新聞、9月23日付記事より)。つまり石油価格上昇は,食べ物を含むあらゆる生活必需品の連鎖的な価格上昇を引き起こしており、国内的に
も国際的にも、重大な事態を引き起こしつつある。
今年のBMW技術全国交流会(宮城県・松島にて11月に開催:詳細)にお招きする畠山重篤さんの著書である。13年前(1994年)に刊行されていたが、昨年、文庫になって、多くの人が読めるようになったことを喜びたい。
畠山さんは、1943年( 昭和18年) 生まれ。宮城県は気仙沼で、牡蠣の養殖をしている。牡蠣は植物プランクトンを食べて育つ。植物プランクトンは、微量ミネラル(無機栄養塩類)がなければ育たない。ミネラルは、気仙沼湾に流れ込む大川が供給する。大川は室根山系の岩石のミネラルを溶かし込んで海に運ぶ。ミネラルは溶けにくい。腐葉土を作るバクテリア類が弱い酸を出しながら岩石を溶かし、同時にミネラルを植物が吸えるように腐植酸(金属錯体)に包み込む。たとえば、フルボ酸鉄として。それが、海の植物プランクトンに届けられる。
原題は「iPod : The Perfect Thing」。コンピュータ初期の名著「ハッカーズ」や「人工生命」、「暗号化」を書いた「ニューズウィーク」チーフテクニカルライター、スティーブン・レヴィに「パーフェクト」とまでいわせたiPodとは、米アップル社が2001年から発売をはじめた携帯音楽プレーヤーだ。今年4月で世界の累計販売台数が一億台を突破した。これはソニーの「ウォークマン」が13年かかった記録を半分以下の5年半に縮めた歴史上最速のペースだ。また、同アップル社のオンラインストア「iTunes Store」は、すでに25億曲以上の音楽と5000万本以上の映像コンテンツをネット販売している。
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