« Q&A-BM有機堆肥「実りゆたか」 | メイン | 博多にて »

2005年06月21日

Q&A-「BM菌体」

■質問一覧

1.BM菌体って、特殊な菌が入っているのですか?

2.BM菌体は特別の容器でしか使えないのですか?

3.詳しい使い方は?

4.生ごみならなんでも処理できるのですか?

5.じょうずな処理の仕方は?

6.処理中に悪臭は発生しないのですか?

7.開封後、どれくらい持ちますか?

8.時間がたってもバケツの中の生ごみは土になりませんが?


質問1. BM菌体って、特殊な菌が入っているのですか?

回答 特殊な菌を添加したものではありません。BM菌体は、米ヌカ、発酵堆肥、山土、生物活性水などからできています。 中に含まれるのは、特定の菌ではなく、原材料や菌体製造場所に棲む土壌微生物群が増えたものです。調査分析では、通性嫌気性菌といって好気でも嫌気でも活動する菌が多いことが分かっています。なお、薬剤や化学物質等は一切使用していません。

質問2. BM菌体は特別の容器でしか使えないのですか?

回答 基本的に、水抜きコック付きの専用バケツ(専用密封容器=18リットル、2,400円)でお使いいただくのが便利です。 もちろん、コンポスターや通常のバケツを利用してもお使いいただけます。

質問3. 詳しい使い方は?

回答

●BM菌体専用密封容器を使う場合
 1. 生ゴミの水を切り、大きなものは手でちぎって容器に入れます。
 2. 生ゴミ1kgに対して、BM菌体20〜30gをまんべんなくふりかけ、
  しっかりフタをして密封します。
 3. バケツの底にたまった液は、毎日水抜きコックから抜きます。
 4. バケツが一杯になるまで1.2.3を繰り返します。
 5. バケツが一杯になったら、約1週間密封したまま発酵させます。
 6. 20〜30cmほど土に穴を掘って埋めます。
 7. 埋めてから、1ヶ月くらいで土にかえります。
※水抜きコック付容器がない場合は、容器の中に植木鉢の受け皿を裏返し、
 つまようじなどで穴をあけたビニール袋を敷くことでも代用できます。

●コンポスターを使う場合
 1. 下の土に水はけのよい軽石などを敷き、BM菌体を1kgと腐葉土をかぶせます。
 2. 1の上から、生ゴミ、菌体、生ゴミを交互に入れていきます。

 

質問4. 生ごみならなんでも処理できるのですか?

回答 生ごみならほとんど大丈夫ですが、一度腐敗したものは避けた方が無難です。また、タバコの吸い殻、ポリエチレンの袋、アルミホイルなどは入れないでください。卵の殻、貝殻、骨なども大丈夫ですが、土に戻るのに多少時間がかかります。

質問5. じょうずな処理の仕方は?

回答 まず生ごみの水分をよく切ることです。水分の多いものを入れるときは、菌体も多めにしてください。処理中に出た水分やガスはまめに抜いてください(専用器ですと水抜きコック、自動ガス抜き弁があります)。また容器の蓋を開けたら、必ずきっちり閉めて密封するようにしてください。

質問6. 処理中に悪臭は発生しないのですか?

回答 専用密封容器で処理する場合は、悪臭は出にくくなっています。 密封容器では、空気を嫌う菌が働いて生ゴミを発酵させます。これは糠漬や味噌、醤油などの発酵と同じ原理で、嫌気性の菌です。フタを開けたら、必ずきっちり閉めて密封するようにしてください。また、腐臭がするときは、多めに菌体を振りかけて、土に埋めてください。

質問7. 開封後、どれくらい持ちますか?

回答 使用期限は特に設けていませんが、湿気の入らない容器に移し、なるべく早めに使い切ってください。

質問8. 時間がたってもバケツの中の生ごみは土になりませんが?

回答 処理した生ゴミは、最終的に土に埋めていただかないと土に戻りません。バケツの中では、発酵させた保存可能な「漬けもの」状態になります。この段階ではかさも減りませんし、形も変わりません。第一段階の処理が済んだら、土に埋めてください。約1ヶ月ほどで土に戻ります。

Author 事務局 : 2005年06月21日 15:32

 

Copyright 2005 Takumi Shudan SOLA Co.,Ltd All Rights Reserved.