« ■英国でGM作物への公約大衆討論が終了する。 | メイン | ■北京で『IDカード』付きのGM食物がデビューする。 »

2003年07月23日

■米国で「狂馬病」(トリプルE)が猛威をふるう.

■米国で「狂馬病」(トリプルE)が猛威をふるう.

人にも伝染し、死者が出ている

The World's No.1 Science & Technology News Service
18:35 11 July 03
NewScientist.com news service
Deadly horse disease rampages across US East Coast

致死性の馬の疫病が米国東海岸を縦断して猛威をふるう

米国の健康担当官吏は、人にも転移できる致死的な馬のウイルスが、イースト・コーストで発症の急上昇を見せていて、その疫病の10年のピークに至るかもしれないと警告している。東部の馬類脳神経障害は、主に馬に伝染する、まれなものであるけれども、潜在的に致命的な病気である。このウイルスは、普通、鳥が持っていて、致死性の西ナイルウイルスと同様で蚊により伝染させられる。

イースト・コーストの健康担当官吏は、6月21日にこの致死性疫病によってジョージア州で人が死亡したのをを見て、蚊によって伝染されるこの伝染病への大衆の強い自覚を訴えている。これは、「トリプルE」として知られ、多年に渡って馬の間で見られる病気の中で最も高い発病数が出ている。このウイルスは、感染する約90パーセントの馬を殺す。人の発病はまれであるけれども、専門学者は、これを伝染された人々の50パーセントから70パーセントが死亡するのを心配している。このウイルスを耐えて生き抜いた人々も、しばしば永久的な神経障害を被っている。

『異常にアクティブである』

ノーラン・ニュートン、ノースカロライナ環境天然資源省の公衆衛生疫病管理部長はこう述べている:同省は、一般大衆に、トリプルEが「異常に、この春にアクティブ」であったので、蚊から自分を保護するように警告している。彼は、ニューサイエンティスト紙にこう話した。「私達は確かに今年が最悪のピーク年になると考えている。 今春はノースカロライナのほとんどの地域で降雨が通年の2倍になっているんです。洪水が出て、沢山の蚊が発生して、これが、通常より多量のウイルスを増大させました。発病は通常よりも早く出ています。」

蚊媒介病を追跡している疫病学者、ジョージア州公衆衛生部のキャサリン・ブライアント、は、同意見でこう述べている:「私達は、トリプルEへの心配を本当に深めています。この[人]への発病は、今年の早期に起こりました。もっと多くの発病例があるかもしれないと心配しています。」ニュートンは、約60の種の生物が病気を伝染させうると、言っている。東部の湿地帯蚊(学名Culisetamelanura)が鳥の間に疫病を伝染させ、洪水地に発生する蚊のいくつかの種類がそれを人間と馬に伝染させている。

高い蚊の発生

ジョージア、フロリダ、南、北カロライナのすべては、主に湿地帯または洪水氾濫地域で馬のトリプルE発病の最高数を何年に及んで示してきている。雨が多い天候が、乾期に続いてくるが、これらの地域の「極めて高い蚊発生率」の原因であるかもしれない。フロリダは、99の馬の発病、サウスカロライナ40の発病が確認され、ノースカロライナは、6の発病を確認して、5件が点検中である。ジョージアは、2003年までで、トリプルEに発病したのが、32頭の馬、10羽の鳥、1匹の犬、および1人の人間に、上っている。

しかし、ヴァネイ・リース、サウスカロライナのクレムソン大学の馬プログラムコーディネーター、はこう警告している:馬を検査する事のロジスティック(物量的段取り)は困難なので、真実の発病数は2倍から3倍までに上がるかもしれない。人での発病の徴候は、穏やかなインフルエンザのような症状から、高熱、異常な精神状態、髄膜炎、脳炎、昏倒、昏睡に及ぶ場合がある。

リースはニューサイエンティスト紙にこう説明した。「ほとんどの発病は[馬の場合]は、急速に兆候が変り、少し意気が落ち、多くの馬はぐるぐる回りだし、壁やゲートにもたれかかり、動きができなくなり、昏倒し、24時間から72時間内に死んでしまう。」この病気に対する予防接種は馬の場合推奨されているが、予防接種される馬が少ない事が、今年のこの病気の「高揚」の原因であるかもしれない。ブライアントはこう述べている:トリプルEは普通、10年から12年でピークに達する。米国にとって新しい病気である西ナイルウイルスと違って、トリプルEは、疫病性を持っている。

ニュートンはこう言う。「興味深い事だが、西ナイルウイルス陽性の鳥の私達へのリポートはまた、正常より約6週早いようである。これは、私達が、これらの蚊によって伝染される病気の両方に悩ませられる年であるようです。」専門家達は、イースト・コーストの一般大衆に以下の事を助言している。蚊駆除剤の使用、水溜りを無くす事、長袖長ズボン衣類の着用、蚊がより活発になる夜明けと夕暮れ時には外出を避ける事。


Shaoni Bhattacharya
For more exclusive news and expert analysis every week subscribe toNew Scientist print edition.

For what’s in New Scientist magazine this week see Print Edition

Search the Archive for more stories like this, originally published in the Print Edition

Subscribe to New Scientist Print Edition
Contact us about this story

Sign up for our free newsletter

PACKET TRACKING
Fast TCP promises super-quick movie downloads

CANCER HALTED
Tweaking a protein that makes cells sticky could control cancer

LAST WORD
Why is the ratio of men to women roughly equal?

All the best science stories from the web
Sleeping on it works
BBC

Nasa has too many astronauts: report
AFP

Scientists cheer return of Canadian orca whale
Reuters

'Geiger counter' for WiFi networks
Wifi Networking News

Lab touts device using live cells to find biohazard
Boston Post

Brits with altitude prepare to float into space in a giant balloon
Guardian Unlimited

About newscientist.com • Subscribe • Contact Us • FAQ • Media

Information • Disclaimer • Terms and Conditions • Site Map •

Privacy Policy ゥ Copyright Reed Business Information Ltd. Jump to. Home Jobs Subscribe Archive ___________________ News Hot Topics The Last Word Feedback Letters Books Interviews Web Links

Author:事務局 : 2003年07月23日 12:02