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2003年07月21日

■英国でGM作物への公約大衆討論が終了する。

■英国でGM作物への公約大衆討論が終了する。

New blow to Government on GM food as public debate confirms scepticism
By Michael McCarthy Environment Editor
18 July 2003


GM大衆討論が国民の疑念を証明したのでGM食物について政府への新しい打撃になる。

報告―環境エディタ マイケル・マッカーシー 2003年7月18日

主導的な学者が、遺伝子組み替え作物導入に関して政府の世論運動を検討する仕事を委任された。この学者は、GMの恩恵に関しては、国民には広範囲に及んだ疑念がある事を昨日認めた。その学者、マルコム・グラント教授、全国GM討論の会長、の結論は、GM作物と食物の導入に決意を固めているトニー・ブレアにとっては、もうひとつの打撃になるだろう。450以上の公的なミーティングの後に、6週間続いた討論は、今日終わる。国民に意見を発表してもらうといって政府が広く宣伝していた道具であった。

このたぐいの中では最大のものだが、この国民討論の公式の報告は、グラント教授、ロンドン大学の新学長、により9月の終わりに、政府に伝達される。約20,000人の人々が対応を見せた。彼は、一般の民衆の気分を尋ねられて、こう述べている:「人々は警戒心を持っている。」GM作物と食物一般に関しては、広範囲に及んだ疑念があった。

グラント教授、GM支持で前ケンブリッジ大学副学長、は、資料がまだ十分に分析される必要があることを強調した。具体的な結論は何もまだでていない。彼は次のように述べている:しかし、人々の疑念はこの農業的な研究を信頼しないからで、理由の一部は、その研究が人々が見るにモンサントなどの私的な、利益追求企業によってなされていて、政府の農業研究部局によってなされていないからだ。又別の理由は、提案されているGM作物、菜種油、トウモロコシ、ビート、が、人々にアピールしないからだ。「消費者レベルでは潜在的な利点を認知できるものがないのだ。」、この国民討論、と彼は言った。

グラント教授のコメントは、ブレア首相にとっては、特に歓迎できるものではない。さらに、環境庁長官のマーガレット・ベケット、科学大臣のセインズベリ卿等のような、他のGM支持の大臣達にも歓迎できるものではない。グラント教授のコメントは、別の公的なGM施策のすぐ後に続いていて、それも政府の思いどうりにいかなかったものだ。その施策は、「GMのコストと恩恵についての内閣研究」である。これは、先週、英国でのGM作物栽培による経済利点は制限されるであろう、という結論をだしたばかりだ。

第3番目の公式なGM施策、デイビッドキング卿教授、政府主任科学アドバイザー、により導かれたパネルにより実行されたGM科学検討は、月曜日に報告される。国民討論が、英国でのGM作物商業用栽培認可へのこの秋に予定される決定に影響を持つのかどうかは、まだ分らない。ベケットは、討論の結論(複数)を「聞く」事を約束はしたが、その結論のどれかを受け入れる事は、必ずしも約束はしていない。

20 2003年7月13時46分

* 2003 Independent Digital (UK) Ltd

Author:事務局 : 2003年07月21日 12:01