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2003年07月18日

■タイ政府のGM作物政策と中国との関係

■タイ政府のGM作物政策と中国との関係

Bangkok Post Wednesday 16 July 2003 ?
Ministry keen on GMO link with Beijing
AGRICULTURE
Ministry keen on GMO link with Beijing

タイ農業/協同組合省は、遺伝子工学テクノロジーに関して中国から、ガイダンスを受けるつもりだと、ソラ大臣が、クリンプラタムで、言った。大臣は、彼の最近の北京訪問の間に、遺伝子操作技術に関する専門知識と情報の交換で中国との理解の覚書にサインする可能性を論じていた。大臣の訪問は、10月に開始される、「タイ-中国自由貿易地帯」の準備に向けられたものである。
「タイは、中国と自由貿易のパートナーになることで、中国のGMテクノロジーでの進歩について学ぶ必要がある。」と、ソラ氏は、言った。

中国、は、GM作物を商業的にスタートさせた最初の国の一つであり、タバコがそれで、さらに、様々な遺伝子設計された作物の実験室での研究を続けている。いったん中国との協定がサインされたら、同省は中国の発見した事柄を研究して、GM作物と大規模栽培の可能なインパクトを検証する、と、ソラ氏は述べている。「タイは、屋外のフィールドでのGM作物テストをまだ実行できないけれども、私達がGMテクノロジーの進歩に対処することができるように、より高い可能性を持つ国々と知識の交換をすることはやりがいがある事である。環境と農業のリスクへ反対と恐怖が、タイの遺伝子工学の開発を遅らせている。」と、ソラ氏は述べている

ジェラード・グリーンフィールド、グリーンピースインタナショナル、遺伝子工学キャンペーンコーディネーター、は、以下の警告をだした。タイ政府は、中国から学ぶ時に、中国がGM作物の市場を受容して貰う事に失敗した事を注目しなければならない。さらに、中国政府は、実験室での研究は継続させているにもかかわらず、GM作物が消費者と環境に安全であると証明されるまで、新しいGM作物の商業用の開始をこれから少なくとも3年間は禁止する事を実施している。さらに、中国政府は、拡大していく国際的な市場、特に来年15か国になる東ヨーロッパ諸国を含む欧州連合の要求を満たす為、非GM方針を宣言した。この動きは、また、合衆国により輸出される大豆などのGM作物への対抗産物をEUに提供する意図がある。

中国は世界で4番目に大きいGM作物輸出国であるけれども、北京の輸出高は、合衆国とアルゼンチンの95%の市場占有率に比べてたらたいした量ではない。グリーンフィールド氏はさらにこう勧告している。タイは、また 非GM政策で重要な貿易増大を獲得したブラジルに注目すべきである。彼はこう述べている:中国にはGM製品を出せる国内市場があるが、タイは、「世界の台所」政策があるので、商業用GM作物大規模栽培にむかう動きには、もっと敏感な注意をもつべきである。

タイのタクシン・シナワトラ総理大臣は、タイを世界への、食物、特に化学薬品のない食物を供給する国にする政策を最近発表した。彼はこう言った。今年内に中国が「生物安全プロトコル」を批准することが予期されている。この事は、より多くの制限が課されるので、中国とタイの間のGM作物の貿易を複雑にしそうである。グリーンフィールド氏はこう述べている:バンコクは、どのような汚染原でも見つけられる製品起源追跡の規正法にも対処できる準備をしなければならない。

Author:事務局 : 2003年07月18日 11:59