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2003年07月30日

■カナダ消費者協会が遺伝子操作食品ラベル委員会から、強制的な法規制でなく、弱い自発的な枠組みを不満として脱退する

■カナダ消費者協会が遺伝子操作食品ラベル委員会から、強制的な法規制でなく、弱い自発的な枠組みを不満として脱退する

消費者協会は、強制的ラベル付けの必要性を引き合いにだして、遺伝子組み替え食品の全国ラベル付けの委員会から撤退した。

オッタワ発7月28日/CNW/ 

カナダの消費者協会は、消費者の心配を適正に表していない弱い自発的な標準ができる懸念を引用して、遺伝子設計された食物の「自発的なラベル付けのための標準…」を設定することに取り組む「カナダ一般基準理事会」の委員会から退いた。メル・フルートマン、カナダ消費者協会の会長はこう述べている:「カナダの消費者は、自分達の食物が遺伝子組み替え食品を含んでいるかどうか当然知る権利があり、業界に責任を取らせる強い強制的な基準をもつ権利がある。この委員会は、業界を満足させるかもしれない自発的な標準を進捗させているけれども、消費者の要求には応えていない。」

最新の世論調査は95パーセントのカナダの消費者がラベル付けを要求している事を示している。「 カナダの消費者は考えがはっきりしている。彼らは遺伝子組み替え食品へのラベル付けを望んでいる。彼等は、情報を受けた上での選択をする権利をもっている。それが実現する唯一の方法は、強制的な基準ができる場合である。」とフルートマンは指摘する。消費者協会は、基準が自発的な性質になる事の懸念に加えて、基準が弱いものになる事に反対している。例えば、この委員会により進められている基準は、食物の最高5パーセントまでが、遺伝子「設計される」のを許容して、しかもそれが「非GM」と見なされる事を許容している。欧州連合の基準は1パーセントである。他の追加条項では、ラベル付けが何年も遅延するのを許している。フルーツマンはこう述べている:「これではたとえラベルが強制的になっても、この基準は、トラックが通り抜けれるほど大きい抜け穴を持っている」。

フルートマンは言った。「私達は、消費者のニーズを反映しない基準を進める委員会への参加を継続する事は誤りである、と感じた。私達は、委員会が、消費者の懸念に応じた基準を開発することを確保しようと最善の努力をした。不幸な事には、その結果は弱い自発的な基準になってしまった。」

For further information: Mel Fruitman: (905) 832-9969,
fruitman@sympatico.ca
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Author:事務局 : 2003年07月30日 13:44