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2003年08月22日

■米国、カナダ、アルゼンチンがECのGMO阻止措置を不服として初の陪審パネル設置を要求した

■米国、カナダ、アルゼンチンがECのGMO阻止措置を不服として初の陪審パネル設置を要求した

Scoop: US. Canada Argentina Challenge EU biotech blockNews

欧州共同体:バイオテク産物の承認と市場化を影響する措置へ

米国、カナダ、およびアルゼンチンは、初めての陪審パネルの要求を導入した。
(申請番号:WT/DS291/23、WT/DS292/17、&WT/DS293/17)。
米国、カナダ、アルゼンチンは、ECレベルの対策について、1998年以来バイオテク製品承認の一時中止は、農業関連の輸入と食品輸入を制限してきた、と、述べている。EC参加国レヴェルの対策にかんする不服申し立ては、多くのEC参加国は、バイオテク産物を、ECで既に承認されているにもかかわらず、国内の市場と輸入禁止でしめだしていると、述べている。
米国はさらにこう説明している:
「衛生と植物衛生協定」は、WTOメンバーが、バイオテク製品を含む作物と食料製品の、健康と環境を保護するために、承認手続を採用できる、ということを認めている。米国は、EC手続が、書類の形では、米国不服申し立てのフォーカスではないことを強調した。不服があるのは、バイオテク製品承認を支配している措置の適用である。

米国はまた、ECの措置は、農業の生物工学の世界的な開発とアプリケーションを妨害しているという懸念を表明した。農業のバイオテクは、米国によると、農民の生産性を上げて、飢えを減らし、発展途上国の健康を改善し、環境を改善する大きい将来性がある。アルゼンチンは、アルゼンチンの輸出全体の半分以上が農産物であり、世界のバイオテク製品の2番目に大きい生産者と輸出業者であると、付け加えた。アルゼンチンはこう述べている:ECの「行為」は、他のWTOメンバーに影響する能力を持っているので、バイオテクプロセスの導入を消極的にさせ、特に悪い影響がある。

ECは、これに応じて、陪審パネルの要求に驚きと失望を表明した。
ECはこう述べている:ECは、繰り返し、EUでGMOと遺伝子組み替え食品を承認する事が可能である事を明快にしている、また多くの申請が検討されていて、決定がまもなくでるだろう。ECはさらにこう指摘した。18のGMOsとGMOs派生の15の食料品が承認されている、そしてこれらのGM製品は毎年ECによて輸入されている。ECはこう言った。不服を申し立てているメンバー国が、話し合いに満足のいく結果を求めることに興味があるのか重大な疑念がある。

ECは、会合期間中の米国の態度に困惑した、と言った。それは米国が誠実に有意義な対話をする意志があるのかに疑念をもたせるものであった。ECは強い失望をこう述べた。陪審パネルを要求しているメンバー国は、生物工学発展のために適切な枠組を造るために、潜在的なリスクや社会不安に真剣に取り組む一方で、国際的な協力の道を選ばなかったのだ。ECは、すべての国が自国の決定を自由にすること、その市民保護の適切なレベルを自由に決定すべきであることを強調した。ECは陪審パネルの設立には合意できないと述べて反論を結んだ。

Author:事務局 : 2003年08月22日 10:08