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2003年09月11日

■カナダのGM食品ラベル表示政策が決まる 四年に及んだ議論で自発規制へ、、、その事情と批判

■カナダのGM食品ラベル表示政策が決まる
四年に及んだ議論で自発規制へ、、、その事情と批判

Yahoo! News Mon Sep 8, 8:43 PM ET
Canada to Label Some Genetically Modified Food
By Roberta Rampton
WINNIPEG, Manitoba (Reuters) ?


カナダの委員会は、四年以上に及んで、数千時間を使って、遺伝子組み替え成分を含む食物にラベルを貼る最善の方法を議論した後に、自発的な規則に合意したと、月曜日に言った。食料雑貨配給カナダ協議会のスポークスマンはこう言った。カナダの食物メーカーは、製品がGM成分を含んでいるかどうかを示すのを強制される事はないだろう、しかしもし業者がGMの件で、主張すべき事があれば、それを証明しなければならない。
「私は、ラベル表示が急速に普及すると考えるのは間違いだと思う。だが、ラベルがあれば、商品の真実がわかる。そしてラベルは一貫したルールに基づいて作られる。」と、ジーン・クルックシャンクはのべている。彼女は、1999年に最初に委員会が出来てからずっとその仕事に関係してきた。

こんどの規則はある程度論争の的になっている、それは GM5パーセント未満を含んでいる食物が、それがGM素材を含んでいないと、ラベルをつけることができるからである。カナダの農夫は、GMカノーラ油、トウモロコシ、大豆、を広く栽培して、産物を分離しなくていい事になっている。と言う事は、栽培者がGMなしにさせるつもりの出荷の中に少しのGM作物が入ることができる、と、クルクシャンクは説明する。彼女はこう言う。カナダの約70パーセントの加工食品は、いくらかのGM成分を含んでいるかもしれない。「『含んでいない』製品が、最初にラベルを貼られることになるだろう、なぜなら、私達は最も確実にそれらの作業をすることができるからである」。
この委員会は、消費者だけでなく、学者、規制担当官吏、農業会社と活動家グループを含んでいるので、合意に達するのが、困難になっている、と、クルクシャンクは言った。

彼女は言った。「私は、非常に誠実な努力が正しくするためになされたと本当に思います。」 しかし、GM食物に反対する活動家達は、自発的ラベル付け策を駄目な策として問題にしていない。彼らは、次ぎの事を指摘している。多くの消費者グループが、GM成分を含んでいる食物にラベルを貼るのに、食品メーカーが誘因を持たないと信じるのでこの政策決定のプロセスから離脱して行っている。

義務的なラベル付けを望んだので、委員会のプロセスをボイコットしたグループの一つ、グリーンピースの、パトリック・ヴェンディティは、こう述べている:「彼らが、合意があると言う時には、産業界と政府の間の合意があると実際には言っているんです。」
クルクシャンクはこう言った。ラベル付け規則をつくる実際の業務は現在「カナダ全体基準局」によって検討されていて、2004年の初期に完了されるだろう。しかし、彼女は、本来は、合意をつくるプロセスが18ヶ月続くことが予定されていたが、そうならないで、4年に10日が足りないだけの期間がかかった事を留意している。クルクシャンクはこう言った。「このプロセスにおいては、「決してとは、決して言ってはならない」と私は言いたいです。思いがけない展開が沢山あったのです。」

Author:事務局 : 2003年09月11日 10:19