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2003年10月28日

■EU環境委員が直言する 米国GM企業は世界の飢えでなく、株主の飢えを解決するためだ

■EU環境委員が直言する
米国GM企業は世界の飢えでなく、株主の飢えを解決するためだ

INDEPENDENT NEWS
US firms 'tried to lie' over GM crops, says EU
By Michael McCarthy, Environment Editor
14 October 2003


米国企業がGM作物で『虚偽を述べようとした』とEUが述べた。マイケルマッカーシー、環境エディタ14 2003年10月アメリカのバイオ企業は、遺伝子組み替え作物を、EUに押し付けるため、ヨーロッパに虚偽を述べようとしたと、マルゴット・ウォルストロム、ヨーロッパ環境委員、が、昨日述べた。バイオ企業は、世界の飢餓の問題を解決するため、GM作物を開発をしたと主張していたが、それはとんでもない嘘で、バイオテク企業は、「株主の飢えを解決するため」にそうしたと、欧州連合の主導的な緑派の政治家、が述べた。この49歳のスウェーデン人は、ロンドンでジャーナリスト達の会談のなかで、GMに関するこの強い批判を行い、同時に、解体のため英国に送られている錆びかかっている汚染されたアメリカの船団、いわゆる幽霊船団で米国を非難して、アメリカに保留されるべきであると、言った。彼女はさらに、米国政府が京都プロトコルを批准しないようロシアにプレッシャーをかけていると述べた。

ウォルストロムさんの普通ではないこの直言は、遺伝子修正についてヨーロッパと米国の間の悪い感情を増す事になるだろう。この件
では、米国が国際貿易機構を通してヨーロッパ諸国がGM作物認可を進めようとしていないという根拠で、訴訟を始めている。彼女のコメントは、GM作物の英国での農場スケールトライアルの結果が木曜日に発表されるが、その前に政治的な重要性を高めている。この発表は、BM作物を禁止する事になるかもしれない環境への危害の証拠を提供するかもしれないものである。ウォストロム、EUコミッショナーは、ジャーナリスト達との昼食会で、「GM作物が人の健康と環境へ及ぼす害についてヨーロッパの市民と農民とその他の団体がもつ正当な懸念」について語った。

記者団が彼女に、米国バイオ企業がヨーロッパに導入するのに間違った製品を選んだかどうか聞いた時(記者団のいう製品というのは、何も恩恵がなくずっと強力な除草剤を受けれるような遺伝子修正作物をさしていた)、彼女はこう答えた:「 もちろん、間違った製品です。全くそのとうりです。米国バイオ企業はそれに直面しなければならない。彼らは、最初から完全に間違ったアプローチを選んだことに気がつくべきである。彼らは人々に嘘を言おうとしたんです。彼らはそれを人々に押し付けようとした。それは間違いったアプローチである。それをヨーロッパに押し付けることはできないんです。私は、彼らにこれから教訓を学んで欲しい。特に彼らが、今これが世界の飢餓の問題を解決する等と主張しようとするなんて。だが、分かっているでしょう、…それは 発展途上国ではなく、株主の飢えを解決するためだったのです。」

14 October 2003 17:38
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Author:事務局 : 2003年10月28日 13:33