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　オックスフォードシャー州議会のリーダー達は、同州に遺伝子組み替え作物を完全に無くす事を票決した。州議会は、法的な拘束力をもたないけれども、同州内で、GM作物が栽培されたり、またGM食物が学校で提供されるのをやめさせるためにでき得るあらゆることをする事を誓った。州議会の討論の前に、オックスフォード地球の友は、オックスフォードシャー州がGM無しであるのを宣言するために州議会がヨーロッパの法律を用いることをずっと要求していた。しかし、すでに栽培実験に関係していた農夫は、阻止するには遅すぎると言っている。

　環境保護圧力団体は、GM作物の増大が、食品、従来作物、環境の広範囲に及ぶ汚染を引き起こすだろうと主張している。オックスフォードシャー州議会のスポークスマンはこう述べた：「州議会は、人々がGM作物を育てるのをやめさせる法律上の力は何も持っていない。州議会はGM作物についての見解を持っていて、オックスフォードシャーをGM無しにする事を確保するためその全力をつくしている。」

　アンドリュー・ウッド、オックスフォード地球の友食物保護運動家、は、こう言った：「今度の事はこの州の野生生物と農業経済に実際恩恵をもたらすものである。しかし、州議会の執行部は、州で商業用のGM栽培をやめさせるためEUの力を用いることに非常に用心深くなっている。」地球の友は、新しいEUの法律が、一定の地理的な地域では、GM作物が育てられることを州議会が禁止するのを許すと、主張している。英国の環境・食物・郷土省のスポークスマンは、これを否定して、その法律がそのように一度も使われたことはなく、また今後そのように使われるとは思わない、と述べた。

参考資料

BBC NEWS | England | Oxfordshire |
County votes to ban GM crops.
Wednesday, 18 February, 2004