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2004年05月11日

■モンサント社がGM小麦を止める声明を遂に出す。

■モンサント社がGM小麦を止める声明を遂に出す。
「消費者への世界的な勝利である。」と、地球の友は述べている

 モンサント社GM小麦を放擲する
 「消費者への世界的な勝利である。」と、地球の友は述べる
ワシントンDC/ブリュッセル(ベルギー)2004年5月10日
 世界最大の遺伝子組み替え(GM)種子販売会社、モンサント社は、 今日静かに、不意にこう述べた。同社の論争を巻き起こしているGM小麦を商業販売するさらなる努力を中止した。
[1]モンサントは、1997年にそのGM小麦の実地テストすることを始めた。モンサント社は2002年には、米国とカナダでGM小麦を商業的に栽培する申請をした。モンサントの小麦は、ラウンドアップと呼ばれる同社自身の除草剤に抵抗するように遺伝子修正されていた。しかし、GM小麦は、農夫、食品メーカー、環境保護活動家、および消費者からの世界的な反対に直面していた。地球の友は特に、このGM小麦を育てることが除草剤の使用を増大させる事を心配してきた。

 モンサントは、GM作物安全についての消費者と農夫の懸念のために過去6年間ヨーロッパでのGM作物輸入または栽培を承認させることに失敗してきた。バイオテク巨人、モンサント社は、2003年には、ヨーロッパではそのGM小麦を商業化を中止するという発表をした。
 地球の友のリサ・アーチャーはこう述べている:「今度の事は消費者と農夫にとって世界的な勝利である。世界の事実上すべての主要な小麦ユーザーは、市場でそれが許可される以前に、すでにこの製品を拒絶していた。これは、これまで開発された商品のなかで最も強く拒絶された商品の1つであるにちがいない。これはモンサントにとって、さらなる財政的な打撃であり、モンサント社はこんな望まれないGM作物の事業からきっぱりと手をきるべきである。」

参考資料
Press Release
May 10, 2004
For more information contact Friends of the Earth:
In the United States:

MONSANTO DROPS GM WHEAT
"Worldwide victory for consumers" says Friends of the Earth
Washington, DC / Brussels (Belgium), May 10, 2004

NOTES:
[1] Monsanto's statement is on its website:
http://www.monsanto.com/monsanto/layout/investor/
news&events/2004/05-10-04.asp

Author:事務局 : 2004年05月11日 10:45