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2004年06月10日

■生物工学産業組織(Biotechnology Industry Organization)の定期総会に約一万八千人の科学者、企業幹部、上級官吏が参加。 反バイオテクの抗議者達が押しかけて逮捕者がでる

■生物工学産業組織(Biotechnology Industry Organization)の定期総会に約一万八千人の科学者、企業幹部、上級官吏が参加。 反バイオテクの抗議者達が押しかけて逮捕者がでる

 サンフランシスコ:警察は火曜日に「生物工学産業組織」が年次総会を主催している国際会議場の前で最低25人の抗議者を逮捕した。約200人の他の抗議者も歩道で抗議したけれども、彼らが誓ったこの会議を閉鎖することには失敗した。しかし、彼らは、会議に入ろうとする会議出席者を邪魔し、怒声をあげて、確かに少さな妨害を起こした。警察が、他のバリケードがはられた通りで出席者が会議センターにはいるのを助けようとした時に、「捕まえろ。やっつけろ。」という抗議者の声が上がった。抗議者のほとんどは、オークランドから来た53歳のカマラ・スチュアートなどのように、遺伝子組み替え食品に反対のデモをしていた。彼女は、「GM食物にラベルを貼れ」と書いたプラカードを振りながら、「もし彼らがGM食品がそんなによいと思うならば、食物にラベルを貼るべきである。私達は、人々に、この食材を知って、糾してほしいのです。」、と述べた。

 しかし、この会議の組織者達は、ほとんどの出席者が薬剤工業と関連がある人達である、と言った。会議に出席しているフィラデルフィアからの商業銀行家のジェフリー・フェルドマンは、「これは、無知に根付いている抗議である。」と言った。参加予想総数で約18,000人になる生物工学科学者達、会社重役、政府高官達が、この会議のため町に集まってきている。月曜日には、マサチューセッツ州知事、ミット・ロムニー、アイオワ州知事、トム・ヴィルサックだけでなく、保健福祉省長官、トミー・トンプソンも参加してきた。大規模な警察の存在は月曜日に始まり、いくつかの通りの閉鎖を含み、都心部の南部に交通渋滞を起こした。月曜日の夕方の交通まではすべては静かで、警察当局は、会議が催されるモスコン・コンベンションセンターの近くでは抗議者達よりも動員数でずっとまさっていた。しかし、火曜の早朝には、警察が戻ってきて、通りはまた閉鎖されて、地域の交通の動きは停滞した。

 「日々の糧を取り戻せ」というグループは、火曜日に出席者達がコンベンションセンターに入ることを防止するといっている。その日は、サンフランシスコ監督官庁がバイオテク産業に対するデモンストレーションを称える決議を検討する予定である。サンフランシスコ警察のスポークスマン、マリア・オロペザはこう言った。「警察は会議を開いておく用意ができているし、私達はどのような脅威にも対処するつもりである」。警察は、何人の警察官が場面にでるかは言わないけれども、警察の数は抗議者の数に匹敵するようである。警察は、交通を妨げる抗議者は逮捕すると言った。抗議者達が会議センターの前の交差点で「ゲリラ・ガーデニング」と言われる事を実行した時には、約12人の抗議者が逮捕された。彼等は、いくつかの鉢植えの植物を取り囲んで、ビニール皮膜で覆われたチェーンを握って数珠繋ぎになっていた。

 警察は、近くの別の交差点で約50人の自転車に乗った人達が交通を妨げていた、と、言った。サンフランシスコでの多くの抗議行動のように、この抗議もお祭の瞬間があった。センターでは、1人がフルートを演奏して、1グループの抗議者達が手を打って踊っていた。参加した抗議者達は広い考えを表しているようであった。何人かの人は会議出席者達を脇へ押して、罵りの言葉をなげつけ、他の一部の人達は邪魔にならないところに静かに立っていた。サン・ラファエルから来たコニー・チュアン、27歳、は、こう言った。「私は人々を妨害する為にここにいるんではない。私は、一つの体、良心として、ここにいるんです。」日曜日には、コンベンションセンターから数マイルの所で行なわれた夜のレセプションで約150人の抗議者が会議出席者に抗議の声を上げていた。抗議者達は、腐りかかった果物と野菜を通りに投げ出したが、警察が残っている食べ物を没収して事件にはならず、逮捕者は報告されなかった。

参考資料
Protesters arrested at San Francisco biotech conference advertisement
Bilen Mesfin

Associated Press
Jun. 8, 2004 02:55 PM
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Author:事務局 : 2004年06月10日 11:12