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2004年07月01日

■フィンランドで400本の遺伝子操作樹林が破壊される

■フィンランドで400本の遺伝子操作樹林が破壊される

 フィンランドの400本の遺伝子組み替えカバの木を攻撃する人達がいて、生物工学の森林への環境上のインパクトについての国家の唯一の研究を駄目にした、と、政府役員が水曜日に言った。警察はこう言った。警察は、誰が東フィンランドのPunkaharju実験場への攻撃の背後にいるか、また、遺伝子修正への反対者が関係したかどうか、は、まだ明らかではない。

 これらの木は、週末に切り倒されるか、または根から引き抜かれたが、木には囲みがあったが、警備員は就いていなかった。いくつかの環境グループは、遺伝子組み替え樹木が、食用作物および野生の種を汚染し取り返しがつかなくなると心配している。研究はその問題を調査する目的であった。研究ステーションの責任者、ジュハニ・ハッグマンはこう述べている:「この研究は、遺伝子組み替え素材を利用して、現地調査をして可能な環境効果を調べていた。これらの問題について発見をする事は極めて重要であった。」

 それらの400本の木は遺伝子組み替え木のフィンランドでの唯一の現地調査の一部であった。森林産業は、遺伝子修正は紙製造コストを減らし、適切な特色を持った木を生み出して製品を改善することを希望している。ハッグマンはこう言った。「どのように遺伝子が働くかについては私達には研究がない。 私達は数十万のユーロの損失について話しているのです。発表された最も高い見積りは、100万ユーロに近かった(121万ドル)。さらに研究結果が持たらしたであろう価値もある。この犯罪は、最高4年の禁固刑にあたる、と、捜査を率いているマルッティ・ケンパイネン主任警視は述べている。

参考資料
Protesters fell Finland's only GM tree study
Thursday, June 24, 2004
By Reuters
http://www.enn.com/news/2004-06-24/s_25187.asp

Author:事務局 : 2004年07月01日 11:25