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2004年07月25日

■インドネシアのパプアで豚コレラが発生し数千匹が感染し、最低8700頭のブタを殺している 国際獣疫局情報

■インドネシアのパプアで豚コレラが発生し数千匹が感染し、最低8700頭のブタを殺している 国際獣疫局情報

ブタのコレラがパプアのミミカ地区で数千匹のブタを殺しながら、広がっている

 伝統的なブタの熱病、また「ブタコレラ」として知られているもの、が、パプアのMimika統治区で、2004年4月以来、数千匹の国内のブタに感染し、最低8700匹のブタを殺している。この非常に高伝染性のウイルスは、最初、Kwamki Lama、Utikini、Djayanti、Kwamki Baruの各村で検出されたけれども、その存在は、南Sulawesi州Marosの「獣医調査と検査団体」の研究者によって、その数ヶ月後に確認されただけである。イライアス・イント、州動物隔離局長、はこう述べている:彼は、畜産用と野性的ブタに伝染しているウイルスの広がりを、残念におもっている。人は感染されない。AR・プンタデワ、パプアにある畜産局局長、によれば、ウイルスは日毎にミミカ全体に急速に広がっていて、毎日最低1匹のブタが死んでいる。「これはパプアでの最初のケースである。パプアのブタには致死性のウイルスや他の伝染病は何年もの間なかった。」、と、彼は述べた。

 彼は以下の事が起きたのではないかと思っている。このウイルスは、2003年11月にパプアに輸入されたいくつかの統治区からの数百匹のブタによってもたらされた。ブタは恵まれないパプア人への政府援助プログラムの一部として、特にマルクのドボとチュアルから来た豚からもたらされた。ブタは、ジャワの鶏に匹敵するもので、パプアの重要な家畜である。プンタデワ氏は、輸入されたブタが到着後すぐに地元のブタを感染させはじめるたようだ、と、言った。プンタデワ氏は、他の統治区にウイルスの広まりを防止するために、ミニカの外でのブタの配布を止めるように命じた、と、言った。彼は、こう述べている:当面、畜産局の役員が、地域住民と豚のブリーダー達が、伝染を疑われているブタに予防接種することで手助けをしている。感染したブタは、通常、高熱、不活発、食欲のなさ、痙攣、のような、急性症状を示す。ウイルスの伝染は、感染したブタとの直接的な接触、また感染したブタの製品の摂取によって、起こる。

参考資料
International Society for Infectious Diseases

Date:20 Jul 2004
From: ProMED
Source: Jakarta Post [edited]
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Author:事務局 : 2004年07月25日 11:56