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2004年07月06日

■オーストラリア首都特別地域(ACT*)では、2006年までGM作物の禁止が決まる(*Australian Capital Territory、ニュー・サウス・ウェールズ州にある首都キャンベラを含む特別自治区)

■オーストラリア首都特別地域(ACT*)では、2006年までGM作物の禁止が決まる(*Australian Capital Territory、ニュー・サウス・ウェールズ州にある首都キャンベラを含む特別自治区)

 遺伝子組み替え食品作物は、昨晩の立法府議会において承認された法律の下で、2006年中期までは、ACTにおいては、環境へ商業用リリースは許されなくなった。政府の遺伝子テクノロジー(GM作物モラトリアム)法案は、3年間のモラトリアムをGM作物の環境への放出に課している、しかし、科学的な研究は許す付帯条件がついている。政府は2003年6月にモラトリアムを導入することをしなければならない。ACTであらゆるGM有機体を禁止することを求める、だが正当な場合はある研究を許す、緑党のMLAケリー・タッカー提案の広い、枠のない方案は、政府の方案が取られて、拒否された。

 代理保健大臣ビル・ウッドは、こう言った。このモラトリアムは、ACTを、NSW州と、連邦遺伝子テクノロジー規制局と並んだものにする。そしてこれは、CSIRO、ANU、キャンベラ大学、害虫駆除協同研究センターのような組織によって進められているACTの重要な研究を脅かす事はない。彼は、ACTが、NSW州の違った法律によって取り囲まれた法で縛られた地域にならない事が重要である。このモラトリアムは、2006年6月17日に終わるが、ACTのコミュニティが、そのような作物が非GM作物に与えるインパクトを適切に査定する時間を与えるであろう。議会は、このモラトリアムが終われば、この問題を討議するだろう。

 野党はこの政府のアプローチを支持した。自由党のスポークスウーマン、ビッキー・ダンは、包括的な禁止を研究にも課す事は、食物作物の干ばつに抵抗力がある品種のような潜在的な未来の進歩からACTを切り離すことになるだろうと、述べた。ウッドは、すべての遺伝子組み替え有機体を禁止することは、いくつかの現在入手可能な薬がACTで禁止にされる可能性も警告した。タッカーはこう述べた。政府の法案は、この問題への議会健康委員会の調査の多くの主要な推薦を実施することに失敗し、科学者によって決められた実験作物を実施することの危険をこのコミュニティが受ける事を許してしまった。

参考資料
GM food crops not allowed until 2006
By Scott Hannaford
canberra.yourguidewww.yourguide.com.au
Friday, 2 July 2004

Author:事務局 : 2004年07月06日 11:35