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2004年08月06日

■鳥インフルエンザワクチン対策について

■鳥インフルエンザワクチン対策について
 カナダ保健省のフェリックス・リ博士が中国での経験から語る

 鳥インフルエンザ勃発抑制のため、国際的なまた国家の当局によって、攻撃目標を決めた予防接種のより広い使用に真剣な考慮が与えられているのは、時宜をえたもので、歓迎されるべきである。鳥インフルエンザ予防接種のための証拠に基づいたガイドラインを確立するには、理論的な知識、理論的な考慮の理解、および結果を伴なった実用的な現場体験が、非常に有益であるだろう。

 鳥インフルエンザの勃発抑制戦略の一部として、広範にワクチンを使用してきた中国とインドネシアの二国のうちでは、中国は、比較的に短期間、二ヶ月、で、その広範な汚染を抑制できたようにみえる。使った方法は、強制的で目標を定めた鶏のワクチン接種、と、厳格に実施された直接管理対策(特に抹殺処分と汚染区域の立ち入り禁止)を組み合わせたものである。最近のアンホイ州での孤立した勃発の再発もまた、さらに広がることがなく、抑制されたようである。

 2004年早期に鳥インフルエンザの勃発を闘っている中国当局と一緒にWHOチームのメンバーの一員として働いて、私が理解した事があった。予防接種の有効性を評価するために、所定の研究がずっと続けられていた。例えば、予防接種後の病疫菌分析や鳥肉からの血清サンプルなどがとられていた。中国の予防接種経験からの諸結果、データ、は、他の国の鳥インフルエンザ予防接種ガイドラインの設立に貴重な情報を提供できるだろう。

参考資料
Dr. Felix Li
Health Canada
Canada
Archive Number20040804.2135
Published Date04-AUG-2004
SubjectPRO/AH> Avian influenza, poultry vaccines (10)
International Society for Infectious Diseases
2001 International Society for Infectious Diseases
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Author:事務局 : 2004年08月06日 10:27