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2004年11月27日

■鹿慢性消耗症CWD(神経障害症)「狂鹿病」

■鹿慢性消耗症CWD(神経障害症)「狂鹿病」
  韓国でカナダや米国起源の鹿にCWDが勃発

 韓国はCWD感染が見つかり鹿の処分を命令する

 韓国はこう述べている:2004年11月20日土曜日、4匹のヘラジカが致命的な慢性消耗病(CWD)に感染しているのを発見し、隔離コントロールを全国的に強化した。CWDに感染した動物は、カナダから持ち込まれ後に南のKyungsang州の農場で飼育されたヘラジカの子孫である、と、農業省は述べた。これは、神経系統をを破壊するCWDの韓国での二回目の勃発である。一回目のケースは、2001年[参照:コメント]に発見された。政府はこの農場の78頭の他の鹿の屠殺を命令して、全国的な鹿の先行的なテストを望んでいる。同省は、人や他の動物へのCWDの転移の証拠はないと言った。

 朝鮮でのCWDの最初のケース(北米外でのおそらく最初)は、7歳のオスのヘラ鹿で、これは臨床的に疑惑がでたもので、3週間の体重減、衰退、過剰涎、歯軋り、発熱、拒食、呼吸障害、が見られ、安楽死させられ、検死された。詳細は以下を:
Hyun-Joo Sohn et al (2002). A Case of Chronic Wasting Disease in an Elk Imported to Korea fromCanada; . Journal of Veterinary Medical Science 64, 9, 855-858.
http://www.jstage.jst.go.jp/article/jvms/64/9/855/_pdf>。

 CWDは、1996年の最初の記録以来、サスカチュワン州とアルベルト州の野生の鹿において記録された。最初のケースは、南サスカチュアンの小さな農場であった、それは米国が起源の鹿の小さな輸出の一部としての一歳鹿であった。2001年には、CWDは、サスカチュアンの野生の鹿に発見された。韓国へのヘラジカの輸入は枝角(ベルベット)への地域の需要と関連している。アジアでは2000年以上、人々が、催淫剤として、鹿ベルベットとして知られている、鹿の角の表面を使用してきた。しかし注目されたい:枝角の表皮は、新しい研究によると、催淫的な働きはない。

参照:
Archive Number20041125.3155
CHRONIC WASTING DISEASE, ELK - SOUTH KOREA (KYUNGSANG)
International Society for Infectious Diseases
Date: Thu, 25 Nov 2004
S.Korea orders deer cull after CWD cases found
c2001 International Society for Infectious Diseases

Author:事務局 : 2004年11月27日 15:14