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2004年11月17日

■診断がつかない呼吸器障害症の勃発

■診断がつかない呼吸器障害症の勃発
 香港:不可思議な感染はSARSでもなくインフルエンザでもない

 香港の保健局は、28人の子供を感染させた病院での不可思議な呼吸器障害病の突発を調査している。先週遅く[2004年11月第2週]実施されたテスト、は、発病した子供達は、SARSコロナウイルスにもまたインフルエンザウイルスにも感染していない事を示した。保健大臣ヨーク・チャウは、2004年11月15日月曜日に記者にこう話した:「私達は、感染した子供達がさらに隔離する必要がるか、また、医療スタッフ強化が必要であるかどうかを検討しています。」これらの子供達は皆な、カリタス・メディカル・センター、精神障害を持つ子供のための病院、の2つの病棟の長期入院者である。さらに4人の子供が呼吸呼吸器官感染の発熱と徴候を2004年11月15日に見せ始めた。

 一人の慢性的な疾患がある11歳の女子は、2004年11月9日に同じ病院で胸部感染のため死亡した。だが当局は、この女子が現在他の女子達が罹っている同じ病気で死亡したのかどうかを確認する必要がある。「これらの子供達に行われたテストでは、SARSコロナウイルス、インフルエンザAウイルス、インフルエンザBウイルス、および他の呼吸器関連病、に対して、は、陰性を示している。私達はまだチェックを続けている。」と、保健局のスポークスマンは述べた。

 いくつかの地元の新聞が、この発病の対処の仕方で政府を厳しく非難している。今度の事がSARSと致死性が高いH5N1鳥インフルエンザを含み、近年香港を立ち往生させた健康災害の記憶を呼び起こしたからである。香港は、昨年2003年、厳しい急性呼吸器障害症でひどい打撃を蒙っている。南部中国から起こったこの新しい病気は、香港で約1800人の人々を感染させて、その内299人を殺した。そのときの感染勃発への調査が、医療システムの欠陥と貧弱な指揮系統を暴露させた。

参照:
UNDIAGNOSED RESPIRATORY DISEASE,
CARE CENTER - CHINA (HONG KONG) (02)
International Society for Infectious Diseases
Hong Kong: mystery infection is neither SARS nor influenza

ProMED-mail
c2001 International Society for Infectious Diseases

Author:事務局 : 2004年11月17日 14:59