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2004年11月26日

■米国で狂牛病の第二の発病疑惑が起きている

■米国で狂牛病の第二の発病疑惑が起きている

 ワシントン(AP)発:狂牛病(BSE)の第二のケースが、合衆国に現れたかもしれない、だが、容疑の牛は、食物流通には入らなかった、と、農業省役員は木曜日に言った。同省役員は関係詳細をほとんどリリースせず、どこでこの牛が見つけられたかを言うのを拒絶している。彼らは、もっと多くの事が確認されるには4日から7日かかるだろう、と言ったが、家畜産業界は、この遅延は、牛肉市場に騒動を起こす事になるだろうと述べた。BSEは牛の神経システムを破壊する。BSEに汚染された食物を食べる人々は、致命的なクロイツフェルト-ヤコブ病というまれな病気に罹る。今回のありそうな発病は、合衆国が最初の狂牛病のケースがでてから11ヶ月後に、起きている。日本および他の国は、この最初の病発の結果として米国の牛肉に対して禁止を維持している。米国の官吏は、この病気のもう一つのケースの疑惑は、決定的でないテストの結果からきている、と、述べた。

 アンドレア・モルガン、USDA動植物検疫所副所長、は、こう述べている「決定的でない結果であるという事は、私達が米国でBSEの別のケースを発見したということを意味しない。決定的でない結果は、スクリーニングテストの正常な一部である。テストは、サンプルがことによると陽性であるかもしれないものでも検出できるように極めて敏感であるようにデザインされている。この牛が食物または飼料供給チェーンに入らなかったことに注目することが重要である。USDAは米国の牛肉供給の安全を確信している。万が一、米国でBSEの別の発病が検出されたにしても、人間の食流通から特定危険部位の米国の禁止が、大衆の健康保護を提供するだろう。」

 モルガンは、牛がテストされた所から元の農場を追跡する初動努力が始められていると、述べた。独立記念日の週の開始直前に、同省は合衆国での牛の脳障害病の2つの他の可能なケースを発表していた、だが次に、その後のテストではネガティブである事が判明したと、発表した。その両ケースは、伝染の初期のふるい分けが決定的でなかったので、より正確なテストを受けさせられた。

 数千頭の牛が、米国では疫病テストが少なすぎるという苦情に対応するため6月1日に発効した新しいスクリーニング過程の下でテストされてきている。米国政府により利用されている狂牛病スクリーニングプログラムは、カリフォルニアの「ヘラクレス・バイオ・ラッド研究所」により開発されたもので、多年の間ヨーロッパで使われてきている。唯一の汚染確認された米国のケースでは、カナダ生まれのホルスタイン牛が感染しているのが発見された。だがこの1つのケースが原因で、日本と36以上の他の国が米国牛肉を拒否する事になった。これは米国の輸出販売と畜産経済を痛めつけている。

 ブッシュ政権の官吏達は、それらの禁止を止めさせる事に焦点を合わせている、また誕生から生産チェーンを通して牛肉と鳥肉を追跡する全国識別システムを設立しようとしている。そのようなシステムは、生産者達でその記録を秘密にしておきたい人たち、または制限アクセスしか政府官吏に与えない自発的なID情報センターを運営することを好む人達に、危惧を与えている。

参照:
BSE, BOVINE - USA: SUSPECTED (03)
International Society for Infectious Diseases
Date: Nov 18, 11:16 AM (ET)
Possible new case of mad cow disease found
(byline: John Heilprin)
c2001 International Society for Infectious Diseases
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Author:事務局 : 2004年11月26日 15:10