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2004年12月06日

■韓国で2004年獣人疫病国際会議が開催される

■韓国で2004年獣人疫病国際会議が開催される
  鳥インフルエンザ被害はアジアで2005年までに千三十億ドルになる
   The Korea Times 通信

 鳥 インフルエンザは総額1300億ドルに値する損害をアジアで2005年までに引き起こす事が予期されている。他の伝染病だけでなく非常に高伝染性の鳥類の疫病のさらなる勃発を防止するグローバルなネットワークをスタートさせる要求が高まるなかでの動きである。そのようなニーズに呼応して、ソウルで人畜両用疫病に関する2004年国際会議が開催された。これはアジアでのこの種類の最初のもので、ソウルで、疫病に対するネットワークを設立するステップの一部として起きたものである。このシンポジウムは、過去30年間で起きている後天性免疫不全症候群(エイズ)、急性呼吸困難症候群(サーズ)、鳥インフルエンザなどの人と動物の両方に被害を与える新しい疫病に取り組むために、組織された。

 地球全体の約170人の疫病エキスパート達が、この会議に参加し、世界保健機構(WHO)、動物保険機構(OIE)、アジア太平洋経済協力、合衆国疾病抑制予防センター、からの官吏を含んでいる。健康福祉省(MOHW)の役員はこう言った:「国際的なシンポジウムを通じて、私達は、これらの疫病の被害を最小にする有効な協力のためグローバルなネットワークを準備することに努めている」。
「オックスフォード経済予測」によると、鳥インフルエンザは2003年以来来年までに600億ドルに値する損害を中国だけで引き起こし、アジア諸国全体への損害は1300億ドルに値するだろうと、ヒュール・ヤングジョ、MOHW官吏、は、述べている。

 韓国は、これまで鳥インフルエンザのため、昨年12月に最初の鳥インフルエンザ発病が報告されて以来1500億ウォンに値する、529万羽の家禽を処分してきた。観光旅行と貿易の損失とともに、韓国は2003年だけで国内総生産の0.6パーセントに相当する損害に対処してきた。韓国は、今年3月以来6ヶ月以上の間この疫病の発病がない鳥インフルエンザがない「緑エリア」として分類されているけれども、韓国に鳥インフルエンザが再度持ち込まれる可能性は存続している。

 MOHWの官吏はこう言った:韓国の隔離担当局は防止対策を強化したけれども、その努力は国際的な協力なしでは効果的ではない。WHOの理事長、リー・ヨン・ウック、は、こう警告した:この鳥の疫病が再発し、来年世界中にまん延する高い可能性がある。もし再び鳥インフルエンザが勃発するならば、WHOによると、勃発の数週間内で世界中で最高1億人の人々の死を起こすかもしれない。防止努力の同じ口調で、韓国政府は、11月から2月までの期間を疫病流行に対する特別な警戒期間に指定した。

 しかし、鳥インフルエンザは、人と動物の両方がリスクにさらされた唯一の疫病ではない。WHOは、狂牛病、エイズ、およびSARSを含み、1970年代以来、約30種類の伝染病を出現しつつある、また再出現しつつある伝染性病気(EIDs)と指定している。韓国は、SARSの国で確認された発症例はないけれども、この病気は30か国で疑惑がある8439人の患者の内812人の命を奪った。この死亡者数のうち、348人は中国人であり、298人は香港の居住者であった。WHOによると、エイズ関連患者は、1981年に最初の患者が報告されて以来、今年度末の時点で、世界で3940万人に上ると見積もられている。

参照:
Bird Flu Damage Predicted to Top $130 Bill. in Asia by 2005
By Bae Keun-min
Staff Reporter

kenbae@koreatimes.co.kr
12-02-2004 16:50

Author:事務局 : 2004年12月06日 15:20