« 2004年11月 | メイン | 2005年01月 »

2004年12月31日

世界の畜産 INDEX 2004年

■インドネシアのパプアで豚コレラが発生し数千匹が感染し、最低8700頭のブタを殺している 国際獣疫局情報(2004年7月25日)
■EUのGM表示法の抜け穴をついた米国GM飼料牛からの牛乳阻止運動(2004年6月8日)
■戦争、旱魃、口蹄疫で衰退したアフガニスタンの放牧業(2004年4月19日)
■ドイツで12頭の牛がGM飼料を食べて死亡する(2004年3月9日)
■狂牛病の新型の出現か?(2004年3月5日)
■モンサント牛用成長ホルモンrbGH /Posilacの販売削減を発表する(2004年2月23日)
■モンサント社がアルゼンチン大豆ビジネスから(2004年1月26日)
■スペインで栽培されるBtトウモロコシは危ない動物飼料になっている(2004年1月22日)

投稿者 bm_kanri : 18:00

世界の農業 INDEX 2004年10月~12月

■世界GM状況(2004年12月1日)
■米国大豆に錆び病菌(rust)が検出される(2004年11月15日)
■大豆萎縮ウイルスが米国で大豆に報告される(2004年11月4日)
■アジアの異常気象による洪水と旱魃が農民を苦るしめる。(2004年10月7日)

投稿者 bm_kanri : 18:00

鳥インフルエンザ INDEX 2004年

■韓国で鳥インフルエンザが再発する(2004年12月27日)
■鳥インフルエンザ:大災害が控えでまっている? (2004年12月27日)
■密輸入される鳥類が鳥インフルエンザ感染を拡大させる潜在的な恐怖がある(2004年12月13日)
■米国で原因不確定な鳥の多数急死が報告される(2004年12月10日)
■韓国で2004年獣人疫病国際会議が開催される(2004年12月6日)
■シベリア渡り鳥のウイルス感染情報について(2004年12月02日)
■タイでの鳥インフルエンザ感染追加情報(2004年11月26日)
■タイ鳥インフルエンザ最新情報(2004年11月12日)
■ホンコンで渡り鳥がH5N1ウイルス陽性と判明し、警戒措置が実施される(2004年11月12日)
■ロシアでも鳥インフルエンザが発見される(2004年11月1日)
■インドネシア新しい鳥インフルエンザ勃発の続報(2004年10月14日)
■新しい鳥インフルエンザ勃発がインドネシアを襲う(2004年10月13日)
■国連の二つの機関が鳥インフルエンザは「永久的な脅威」であると警告する(2004年9月29日)
■ヴェトナムで鳥インフルエンザの犠牲者が続く(2004年9月19日)
■鳥インフルエンザで人間の犠牲者がタイでさらに出る(2004年9月11日)
■アジアは鳥インフルエンザの闘いに備える(2004年8月14日)
■中国 鳥インフルエンザの現状と防止対策(2004年7月13日)
■鳥インフルエンザの再勃発が起きている(2004年7月12日)
■鳥インフルエンザの素性(2004年7月12日)
■アジアの鳥インフルエンザの発端と背景(2004年1月28日)
■鳥インフルエンザに対する世界保健機構の対策(2004年1月24日)

投稿者 bm_kanri : 18:00

世界の疫病 INDEX 2004年

■狂牛病の人型脳神経障害症、vCJDの治療に希望(2004年12月15日)
■南米パラグアイで足口病(こう蹄疫)類似の疫病が報告される(2004年12月14日)
■英国狂牛病犠牲者の最新統計(2004年12月8日)
■雌馬出産喪失症候群(Mare Reproductive Loss Syndrome MRLS) (2004年12月3日)
■鹿慢性消耗症CWD(神経障害症)「狂鹿病」 (2004年11月27日)
■狂牛病潜在感染者の献血による感染拡大の脅威(2004年11月26日)
■米国で狂牛病の第二の発病疑惑が起きている(2004年11月26日)
■診断がつかない呼吸器障害症の勃発(2004年11月17日)
■米国大豆に錆び病菌(rust)が検出される(2004年11月15日)
■アフリカでコレラが勃発している(2004年11月12日)
■大豆萎縮ウイルスが米国で大豆に報告される(2004年11月4日)
■中国で野ネズミからペストが勃発し人の犠牲者がでる(2004年11月4日)
■狂牛病類似のTSE (Transmissible Spongiform Encephalopathy=伝染可能海綿化脳症)の報告(2004年11月1日)
■中国で足口病(FMD/コウテイ疫)が新しく勃発(2004年11月1日 )
■フランスでの人型狂牛病患者輸血による感染拡大の危惧(2004年11月1日)
■ブラジルで牛に足口病(こう蹄疫) (2004年10月4日)
■西ナイルウィルスが多くの鳥を殺している。(2004年9月9日)
■科学者達の深刻な実例からの警告(2004年8月7日)
■鳥インフルエンザワクチン対策について(2004年8月6日)
■インドネシアのパプアで豚コレラが発生し数千匹が感染し、最低8700頭のブタを殺している 国際獣疫局情報(2004年7月25日)
■米国農業省の検査長官は狂牛病のテスト計画は深刻な欠陥があると述べている(2004年7月16日)
■国際的な狂牛病発症の現時点での確認頭数(2004年7月14日)
■ブラジル、エクアドルの口蹄疫状況 (国際獣疫局情報)(2004年7月12日)
■狂牛病に免疫がある牛の現実が近くなった(2004年6月11日)
■英国での人型狂牛病監視体制の深刻な失敗(2004年6月9日)
■vCJD(人型狂牛病)検出が可能な血液テストの実現が近くなっている(2004年5月27日)
■科学者達はvCJD(人型狂牛病)が潜行する疫病になるのを恐れている(2004年5月24日)


投稿者 bm_kanri : 18:00

世界食の安全 INDEX 2004年7月~12月

■世界の子供の食環境が危機に晒されている(2004年11月17日)
■世界保健機構WHOが食物関連の疫病で国際会議を持つ(2004年10月16日)
■米大手企業「National Starch(全米デンプン)」が非GM製品を実証する(2004年9月16日)
■ドイツ食品業者タイからの果実輸入をキャンセルする(2004年9月4日)
■英国で「消費者連盟」の世論調査が発表される(2004年9月2日)
■GM紛争でWTOが科学者の見解を聞く事を決定する(2004年9月1日)
■EUコミッションがGMコーンを認可する(2004年8月20日)
■インドでの遺伝子操作米と食物安全性の現状(2004年8月20日)
■フランスのワイン業者がGMブドウへ宣戦布告をする(2004年7月15日)
■GMビールが登場する(2004年7月14日)

投稿者 bm_kanri : 18:00

世界環境 INDEX 2004年

■中国が初めて温室効果ガス排出の数字を公式に明らかにする(2004年11月26日)
■環境保護活動家達はGM魚は未来の恐怖の扉をあけると恐れている(2004年5月10日)

投稿者 bm_kanri : 18:00

世界の水問題 2003年~2004年

■食肉産業が世界の水を「むさぼり」、農業の水が不足する(2004年9月4日)
■汚水と農薬の放出が海を殺している (2004年5月20日)
■世界の貧困と水の問題(2004年4月5日)

■農畜産業からの水道給水への硝酸汚染 ~集中濾過プラント設置の莫大な費用~(2003年8月22日)

投稿者 bm_kanri : 18:00

科学と倫理 INDEX 2003年~2004年

■バイオテク開発と危険監視体制(2004年7月8日)
■シンジェンタ社GM研究施設を英国から米国へ撤退させる(2004年7月2日)
■生物工学産業組織(Biotechnology Industry Organization)の定期総会に約一万八千人の科学者、企業幹部、上級官吏が参加(2004年6月10日)
■GM食料と飼料は「人にも獣にも」相応しくない(2004年5月20日)
■バイオテク監視科学者団体ISISのGM事情総括(2004年2月12日)
■農民達は公資援助で歪んだ科学の再検討を要求する(2003年10月28日)
■GMのない破綻なき世界を提唱する(2003年6月18日)

投稿者 bm_kanri : 18:00

2004年12月27日

■韓国で鳥インフルエンザが再発する

■韓国で鳥インフルエンザが再発する

動物疫病勃発で全国的な警戒になる
 鳥インフルエンザ再発を防止するために隔離政策が強まる

 隔離実施当局は、冬の季節中に韓国での人と動物のインフルエンザ疫病の勃発を防止するために対策を強化した。鳥インフルエンザの発病が、カンウォン州チャチョン、で報告された。これは鳥インフルエンスの再発へのありうる懸念をひきおこしている。もっとも今回の発病は低病原性のウイルスからおきている。農林省は木曜日にこう述べている:同市でこの鳥インフルエンザ病で20 000羽の鶏が死んだ。同省は、同市と周辺での鶏とアヒル農場での隔離活動を開始した。同省は、この疫病の監視を強化した、他方当地での渡り鳥の生息地での分泌物のテストもまた実施している。

 これと同様な動きで、畜産物輸入品と鳥インフルエンザがある国からの旅行者への港湾と空港での防疫活動が強化されている。韓国政府は、この疫病の高伝染ウイルスの疫学的な起源にかんする研究を農場と州隔離当局に配布した。韓国は、グローバルな伝染病のための国際的なネットワークの必要性を認めた後に、先週人獣疫病にかんする2004年のアジアではこの種類では最初になる国際会議を主催したばかりであった。

 韓国で疑惑の鳥インフルエンザ発病が見つけられた

 穏和な鳥インフルエンザウイルスの疑惑の発病が、Gwangju、でのアヒル農場で発見された。ここはソウルの南部約330キロメートルにある農場である、と、韓国Yonhap通信社が農業森林省の官吏の言を引用した。隔離担当局は、鳥インフルエンザH5N2菌株を2004年12月1日に発見した。この発見は、同省動物健康部ディレクター、キムチャン-セオブ、が韓国の都市の農場を検査した時になされた。これは、2003年後期と2004年早期に韓国と他のアジア諸国を席巻したH5N1菌株より毒性が低いと知られているH5N2ウイルスが韓国で初めて出現した事になる。

 キム・チャン-セオブはこう述べている:「私達はそのような展開の為に厳密な標準的な活動手順を持っていて、たとえH5N2が『より弱い』菌株として確認されても、この農場で合計9,000羽のアヒルを処分する事を命じた。」彼は、 H5N2菌株は人に一度も伝染した事がなく、昨年アジアの畜産業を席巻したH5N1高病原性鳥インフルエンザ(HPAI)とは区別されなければならない、と、述べている。彼はこう付言した。「この農場からの卵の予備テストは、H5N2が悪性種に変異したものではない。」キムはこう言った。「最終の決定的なDNAテストが木曜日に発表されて、その結果は貿易相手国に通知されるだろう。」

 主任獣医官吏はこう言った。「可能な感染を防止するために、感染した農場の周辺に隔離エリアが設定されていて、検査官は近くで可能な汚染についてアヒル農場をチェックしている。」韓国政府は、2004年11月1日以来すべてのアヒルと鶏農場の厳しい検査を実施し、2005年年2月の終わりまでそうし続ける。この期間は渡り鳥が韓国に到着し、この期間の伝染させるので危険であると考えられている。

 韓国は2003年12月から2004年3月までHPAIの19の発病を報告したけれども、韓国の人々は現在までそのようなインフルエンザに感染しているのが発見されてはいない。地区の畜産業、や、関連鶏肉産業は、このインフルエンザの為、94,690万ドルの損害を蒙っている。

参照:
International Society for Infectious Diseases
Archive Number20041222.3382
Published Date22-DEC-2004
SubjectPRO/AH/EDR> Avian influenza - Eastern
Asia (149): South Korea, RFI

AVIAN INFLUENZA - EASTERN ASIA (149): SOUTH KOREA
 [2]
Date: 22 Dec 2004
From: ProMED-mail
Source: The Korea Times [edited]
kt2004120917530610510.htm>

[Byline: Bae Keun-min]
ProMED-mail

[3]
Date: 22 Dec 2004
From: ProMED-mail
Source: Xinhuanet
12/22/content_2367824.htm>

c2001 International Society for Infectious Diseases
All Rights Reserved.

投稿者 bm_kanri : 15:33

■鳥インフルエンザ:大災害が控えでまっている?

■鳥インフルエンザ:大災害が控えでまっている?

 この疫病は依然として主要には鳥の病気である。2004年1月以来で、まだ32人の人間しか殺していない事が分かっている。しかし、H5N1という鳥インフルエンザ菌株は2004年に、東アジアを席捲して数百万匹の家禽を殺していき、数量だけでは語りきれない暗雲が人間の健康の上に覆いかぶさっている。専門家達は、このウイルスが新しいインフルエンザの大疫病を生み出しかねない事を恐れている。潜在的には壊滅的な通常の規模を超えた公衆衛生の大惨事になるかもしれない。今年2004年ではアジアの人達は自分達の生きていく手段が破壊されていくのを見てきた。科学者達は、このウイルスについて次々と怖い発見をしてきた。さらに公衆保健衛生当局は地球全体でこの危険を深刻に考えはじめた。だがそれで分かって来たことは、この疫病が万が一明日にでも暴発すれば、哀れなほどに世界はその準備が十分にはできていないという事であった。

 2004年の早い段階では、一部の人達はこう思っていた:この病気の勃発は、2003年の後期に起きたのだが、感染した鳥や危険にさらされた鳥の大量処分だけで押さえ込める。この戦略は最初の知られているH5N1の勃発ではうまく行った。1997年での香港での抑制、さらに2003年の別の鳥インフルエンザ菌株H7N7がでたオランダでもうまく抑制できた、と、思われた。この希望は今消えてしまった。なぜならこのウイルスはあまりにも深くもぐりこんでいて、さらに感染地域が拡大しすぎていて、根絶する事が現実的な見込みに合わなくなってきている。研究者達はまたアヒルに類する鳥は、アジアでの小さな農場では、鶏と混りあう事が多いが、病気にならずに多量のウイルスを体内保留し、放出できる事を発見している。これは深刻な対抗処置が取り難い保菌場所が存在している事になる。

 H5N1が消えずに停滞するという事を悟った事によって、戦略面でのいくつかの変動がおきた。その一つは、予防接種を通じて家畜を保護するという考えを受容する事が増えている事である。伝統的には、動物健康のエキスパート達は、多くのウイルス病の場合と同じで、鳥インフルエンザを根絶する事を良しとしてきた。なぜなら、予防接種は、ウイルスがレーダー網をかいくぐって循環し続けて、新しい勃発を点火させる事がありうるからである。それはまた損出が高い輸出制限をもたらす場合が考えられるからである。しかし、予防接種は、いくつかの国でH5N1と戦うための武器庫に現在追加されてきた。

 人の健康については、H5N1が長期的に存在する事は、新しい疫病のリスクを科学的なそして政治的な課題に加える事になった。これは36年間これまでになかった現象である。誰にも免疫性がない、新しいインフルエンザ菌が、人の間で容易に複製される方法を発展させる時には怖い疫病が生じる。理論的には、これはどんな数の菌株の場合でも起こりうるが、H5N1は転移のすごいスケールだけでパンデミック(汎発疫病)の主要な候補になっている。この恐れに加えて、H5N1の異常に広範な保菌ホストの範囲がある。例えば、マウス、猫、虎を感染させる事も明らかにされてきた。さらにすでに出ている人間の犠牲者の高い死亡率があり、またタイでは人から人への感染の1つの明白なケースが出ている。

 誰にも、この疫病がどうなっていくか、その結末がどうなっていくのか、は、分からない。過去の経験からみてもどう対処すべきかをあまり教えてくれない。1957年と1968の汎発疫病は相対的には穏やかなものであった。他方、1918年から1919年の「スペインかぜ」の死亡者数は二千万人から一億人までだと推定されている。(当時の世界人口は19億未満であった。)

 世界保健機構は、諸国に対してこの問題にどう対処するか計画を作成することを要求している。それで、一部の国は、ほとんどは先進工業国であるが、そうしはじめた。しかし、この挑戦は巨大である。新しいワクチンを開発して、量産するには多くの月日がかかるが、ほとんどの国はその能力を持っていない。年間の人間用インフルエンザワクチンの生産体制すらもろいもので、英国のプラントでの不具合により今年米国向けの風邪ワクチンの供給が半減して、すぐさま品不足と混乱を引き起こしている。抗ウイルス薬剤は、当初の期間に橋を架けるのに役立つかもしれない。しかし、ほとんどの国は抗ウイルス薬剤を備蓄してはいない、多くの国にはそのオプションを持つ経済的な余裕もない。エキスパート達は、2004年が問題転換の軸の年、危険が増大して覚醒した年、であればよいのに、と言っている。時だけが世界が長い間まどろみすぎたのかどうかを示す事になるだろう。

マーティン・エンセリンク(Martin Enserink)
Science 2004-12-17

参照:
Science 2004-12-17
BREAKTHROUGH OF THE YEAR:
Areas to Watch in 2005

投稿者 bm_kanri : 15:32

2004年12月15日

■狂牛病の人型脳神経障害症、vCJDの治療に希望

■狂牛病の人型脳神経障害症、vCJDの治療に希望
  余命三ヶ月通告の青年患者が実験薬剤治療で安定し最長期間の生存中である

 vCJDで苦闘している患者が実験的な薬の服用で安定状況になっている

 クロイツフェルト-ジェイコブ病(vCJD)〈BSEの人型〉に罹っている人で、実験的な薬を飲んだ後で、死期を迎えている患者と考慮に入れなくてよい最初の受難者になった。ベルファーストに住むジョナサン・シムズ、20歳、は、3年前にこの病気になり、余命3ヶ月を通告されていた。彼の健康が悪化していくにつれて、彼の両親は、彼が実験的な薬剤、「ペントサン・ポリサルフェイト」を服用することを可能にする法律の闘争を勝ち取った。シムズさんは、この薬を飲みはじめる最初の受難者であり、現在、vCJDに感染した患者では最も長い間生きている人であると、考えられている。

 彼の父、ドン・シムズ、は、息子の条件がこの薬を二年間服用した後に、安定してきた様子を述べた。シムズ氏は、BBCラジオ・アルスターにこう述べている:「ジョナサンは非常に安定している。一般的な合意では、もうジョナサン・シムズが死期をまつ病気ではないということである。彼はもはや人生の最後の日々でも数週にあるわけではない。私達は彼等[医師達]が正しいことを望んでいる。」彼は言った:「ある形の治療なしでは今日ジョナサンが生きてここにいない事は100パーセント確実な事である。」 この薬剤は、血を薄くし、また炎症を抑える特性を持っている。これは米国で膀胱炎を治療するためにつかわれるものだが、専門家達は、副作用のリスクがあると恐れているものである。

 スティーブン・デラー博士、ランカスター国立医局の微生物学コンサルタント、は、こう言った:「ジョナサンの反応の様子に誰もがショックをうけました。彼の条件は安定しているようなのです。」

参照:
vCJD sufferer stable after taking experimental drug
By Danielle Demetriou
14 December 2004
2004 Independent Digital (UK) Ltd

投稿者 bm_kanri : 15:30

2004年12月14日

■南米パラグアイで足口病(こう蹄疫)類似の疫病が報告される

■南米パラグアイで足口病(こう蹄疫)類似の疫病が報告される
  隣国アルゼンチンでは警戒態勢が求められる

牛の足口病/こう蹄疫(FMD)に似ている恐水病の勃発がパラグアイで不安を引き起こしている

 パラグアイ国立動物衛生サービス(SENACSA、Servicio Nacional de Sanidad)の官吏、エドガード・ロドリゲス、は、「サン・ラファエル・デルパラナ、アルティガス、フレームを含む地域で監視が実行されている。」と認めた。このリポートが、イタプアの首都エンカルナシオンのラジオで放送された。イタプアの首都はポサダスに近い都市だが、パラナ川で隔たてられている。「よだれをたらした動物が見つけられて、獣医がこれらの動物を検査するために呼ばれた。」この最初のリポートの後に、他のリポートは受け取られていない。アルゼンチンのフォルモッサに在る動物衛生国立サーヴィス(SENASA)の役員、エンリケ・オルバン氏、は、前述の症例が恐水病である事を確認した。

 この間、牧畜業の州ディレクター、ロドルフォ・ジャケット、は、このニュースに大変驚いている。「公式な情報はなにも出ていない。しかし私達が聞いたコメントによると、検査された動物はよだれを過度に出していたという。これは、足口病と関連した徴候であり、これはどの他の病気にも一致しないものである。」と、アルゼンチンの役員は述べた。ミシオネス地方協会(アルゼンチン)の会長、ヘラルド・ディアス・ベルトラン、は、こう述べている:「これは全土的な疫病になる危険があるので、私達は用心深くしなければならない。」 彼はまたこう督促した:「直ちに、パラグアイからの肉の輸入を中止すべきである。特にクリスマス休暇が近づき、食物をパラグアイで買うために、多くの人々が国境を越えていくので、牛であれ、ブタであれ、羊やヤギであれ、この状況が完全にはっきりするまで、輸入中止をすべきである。」

 ディアス・ベルトランは人々の記憶に訴えてこう述べている:「ミシオネスの牧畜業は350,000の家畜を含み、足口病/こう蹄疫(FMD)に対しては年二度の二回目の予防接種が首尾よく終えたところである。最初フォルモサ州で起きた問題で、また後では、ここから遠くないパラグアイとブラジルの国境での問題で、私達には市場が閉ざされてしまった。従って、私達は用心深くしなければならない。類似した事が起きるかもしれないからだ。」パラグアイで足口病/こう蹄疫(FMD)の最後の発病は、フォルモサとボリビア国境から遠くない、エルチャコ地区のボケロン省で、2003年7月に報告されている。

 SENASAの監視長官、エンリケ・オルバンさん、は、地元のラジオ放送局でこう述べた:「私達はSENACSAパラグアイ当局に接触して事情をきいた。当局は、身体麻痺になっていく恐水病の問題が出ている、またこの病気の最後の段階では、家畜が、よだれをたらし、動作不能になり、そして最後には死亡すると私達に伝えた。」彼は、アルゼンチンの官吏が、この状況を確認するためにそのようなサイト、特にポサダスの近くのサイト、を訪問するように招かれた事を指摘した。「アルゼンチンでは、疫病がコウモリによって伝染させられるので、フォルモッサ地域では状況をコントロールするために予防接種を実行すべきである」、と、彼は述べた。
後略、、、、、、、、、。

参照:
Archive Number20041212.3293
Published Date12-DEC-2004
SubjectPRO/AH> Rabies, bovine - Paraguay
International Society for Infectious Diseases
Source: Formosa ya.com 30 Nov 2004
A rabies outbreak resembling FMD in cattle causes concern in Paraguay
c2001 International Society for Infectious Diseases

投稿者 bm_kanri : 15:30

2004年12月13日

■密輸入される鳥類が鳥インフルエンザ感染を拡大させる潜在的な恐怖がある

■密輸入される鳥類が鳥インフルエンザ感染を拡大させる潜在的な恐怖がある

 密輸入の鳥が鳥インフルエンザ拡大の恐怖を高めている

 タイから旅行者によってブラッセル空港から持ち込まれた小さいスーツケースは何も顕著なところはないように見えた。しかし、2004年10月18日に税関職員がそれを開けた時に、彼等は驚くべきものを見つけた:2羽の希少な小さいワシが、弱まっているが、健康には見えて、塩ビパイプに入れられてテープで閉じ込められていた。4日後にそのワシの検査テストが戻ったきた時に、税関職員の驚きは恐怖に変った:密輸入されたワシは、鳥インフルエンザH5N1に感染されていたのだ。これは、保険当局が疫病を勃発させ、数百万人を殺すことができると恐れている東南アジアウイルスであったからだ。

 この発見で、これらのワシを持ち込んだ男、ワシを検査した役人、この男と一緒だった二つの航空便の135人の乗客達、の必死の捜索が始まる事になった。23人の人々が検査され、感染していたワシを含み空港にいた652羽の鳥が処分された。この出来事は勃発を引き起こさなかったけれども、世界の保険当局を震撼させた。それは、密輸される野生生物の商売が、致命的な疫病を世界中にばらまくのに、思いがけない効率的な手先になることを証明した。この3週後に、台北の税関職員が、H5N1インフルエンザと闘っているもう一つの国、インドネシア、から持ち込まれた手荷物の中に塩ビのパイプに詰め込まれた28羽のオウムを発見して、この恐怖をさらに強める事になった。ピーター・ダスザック博士、ニューヨーク自然保護医学コンソーシアム理事長、は、こう述べている:「それらは捕捉されたものであるが、捕まっていないものがいるのも確かである。」

 今年2004年のこれまでに、鳥インフルエンザH5N1はタイとベトナムで44人を病気にして、その内32人を殺し、1億羽以上の鳥を感染死させるか、処分死させた。だがそれは東南アジアの8か国を越えてはいない。2004年11月29日月曜日、世界保健機構役員の一人はこう警告した:もし鳥インフルエンザが人から人に容易に移る遺伝子能力を獲得するならば、それは世界中で最高1億人の死を起こすかもしれない。先月WHOは緊急事態サミットのためジュネーブ本部へワクチンメーカーを招集して、この全土的な疫病インフルエンザへのワクチンを作る世界の能力はほんの3億3000万分であり、ワクチン生産には最低6ヶ月が必要であると、警告をしている。

 米国魚類野生生物局は密輸野生生物を阻止する主要連邦機関であるが、ほんの100人の検査官を米国の港湾、空港、国境通関点に配置させているだけである。密輸阻止組織、WildAid、のピーター・ナイト、は、こう述べている:「違法な商取引を監視する為の資金は非常に小さい。私達は炭疽菌とバイオテロを大変心配しているようだが、私達が十分に深刻に受け取っていないリスクがここにある。」

参照:
Archive Number20041207.3247
Published Date07-DEC-2004
AVIAN INFLUENZA, POTENTIAL SPREAD BY SMUGGLED BIRDS

International Society for Infectious Diseases
Source: Palm Beach Post - Cox News Service, 6 Dec 2004 [edited]
Smuggled birds raise fears of avian flu spread
[byline: MAJ McKenna]
c2001 International Society for Infectious Diseases

投稿者 bm_kanri : 15:28

2004年12月10日

■米国で原因不確定な鳥の多数急死が報告される

■米国で原因不確定な鳥の多数急死が報告される

 血液検査、水テスト、および鳥検屍が連続してなされたが、この夏突然に、ロングボート・キーで2ダースの鳥がなぜ死んだのかを明らかにすることができなかった。ゲーリー・モース、フロリダ魚類野生生物保護委員会スポークスマンは、「これらの鳥の死は、自然なものであったようには見えないが、それを証明する方法がない。」と言った。化学薬品が主たる容疑の対象であった。これらの鳥は、バラ色ヘラサギ、オオアオサギ、コウノトリ、ペリカン、オオシラサギ、トキを含んでいて、2004年6月後期に二週間続いた。この調査リポートによると、これらの鳥は、港側ゴルフコース地域で、死んでいるか、ひどい状況で苦しんでいるのが発見された。リポートはこう述べている:「ペリカン・人・鳥・保護区域」のスタッフが、見つけた病気の鳥を回復させることを試みた。同スタッフは、この調査を批評することを辞けた。

 モースはこう述べている:予備的な原因の指標は、人為的な事柄が原因であるだろうという事で、何か悪い化学薬品の投棄かもしれない。モースは、高い気温や雨不足によってもたらされた鳥のボツリヌス菌中毒などのような、鳥の多量死亡を起すいくつかの自然の出来事であるかもしれない、と、説明した。しかし、モースは、一般に鳥のボツリヌス菌中毒突発は冬季に起き、ただ1タイプの鳥しか影響をうけないものだと、付け加えた。例えば、アヒルは時々鳥ボツリヌス菌中毒によって感染されるけれども、それは岸の鳥には影響しない。モースは言った:「私達には多様な鳥の種類がいる。それで疑惑が深くなり、何がここでおきているのかしらといぶかっている。」しかし、水のテストが州環境保護省によって行われたが、何も異常は発見されなかった。米国魚類野生生物局は、犠牲になった鳥の検屍を実施したが、決定的な異常は何も出てこなかった。

 この調査での1の可能な取り込め効果(もしくは阻害)は、これらの鳥の一部は、「ペリカン・人・保護区」で、薬物を与えられていたことである。モースはこう言った:「鳥を救おうとし、何が起こっているかを理解しようとする。しかし時々動物を薬で治療する時に、その治療薬が原因を見つけることを妨害するかもしれない。」この調査リポートは、ロングボート地域での鳥の多数死がその後再発していないことに、注目している。従って、調査は閉じられた。モースはこう言った:「それが人為的な事であったかのかどうかのすべての憶測は、今では関連がなくなった。私達は、ただ、何が実際に起こったのかは分からないままである。」

参照:
Archive Number20041209.3268
Published Date09-DEC-2004
SubjectPRO/AH> Undiagnosed deaths, avian - USA (FL)(02)
International Society of infectious Diseases

Source: The Bradenton Herald [edited]
[byline: Scott Radway]
[see also:
Undiagnosed deaths, avian - USA (FL)
20040711.1854]

投稿者 bm_kanri : 15:23

2004年12月08日

■英国狂牛病犠牲者の最新統計

■英国狂牛病犠牲者の最新統計
  vCJD確認と未確定発病者総数152人、死亡者147人

 異型CJD(新しい種類)またはvCJDとして省略されている疫病の英国での発生が、ピークに達したか、もしくは横ばい状態になっている証拠を示しているので、英国保健省の明確または未確定CJDによる死亡や参照情報は、International Society for Infectious Diseases 通信では掲載されなくなる。状況に実質的な変化がない限り、異型CJD統計の毎月の要約だけが掲載されるだろう。完全な被害表は、月毎に最新情報化されて、英国保健省ウェブサイトでアクセスできる:<http://www.dh.gov.uk/assetRoot/04/08/35/86/04083586.pdf>後略、、。

 2004年12月6日時点でのクロイツフェルト-ヤコブ病月例統計

 保健省は現時点[2004年12月6日月曜日]でクロイツフェルトヤコブ病の既知の発病数について最新情報を出している。これは、BSEと結び付けられている異型クロイツフェルト-ヤコブ病(vCJD)症例を含んでいる。状況は以下の通りである:英国での明確と不明確なCJD発病数:VCJD発病による死亡者数のまとめ

明確なvCJD(確認)からの死:106
ありそうなvCJDからの死(神経病理学確認なし):39
ありそうなvCJDからの死(神経病理学確認中):2
明確なまたはたぶんvCJDからの死亡全体数(上述):147
vCJD発病で生存者数のまとめ:未確定vCJD発病者で生存中の数:5

 全体合計
明確なまたは不確定vCJDの発病者数(死者と生存中):152
(以下の最新数は2005年1月10日に発表)
2004年11月1日月曜日に前回の月統計が発表されて以来、明確なvCJDからの死亡数がⅠ人増大し、明確または不確定vCJDからの死亡者数は、147に上がった。まだ生存中で不確定vCJD発病数は5にとどまっている。従って、現在の明確または不確
定vCJD発病全体総数は152になっている。

参照:
Archive Number20041206.3242
Published Date06-DEC-2004
CJD (NEW VARIANT) - UK: UPDATE 2004 (14)
International Society for Infectious Diseases
UK DOH vCJD monthly statistics - December 2004
Date: Mon 6 Dec 2004
Source: UK Department of Health, monthly CJD statistics, press release

投稿者 bm_kanri : 15:21

2004年12月06日

■韓国で2004年獣人疫病国際会議が開催される

■韓国で2004年獣人疫病国際会議が開催される
  鳥インフルエンザ被害はアジアで2005年までに千三十億ドルになる
   The Korea Times 通信

 鳥 インフルエンザは総額1300億ドルに値する損害をアジアで2005年までに引き起こす事が予期されている。他の伝染病だけでなく非常に高伝染性の鳥類の疫病のさらなる勃発を防止するグローバルなネットワークをスタートさせる要求が高まるなかでの動きである。そのようなニーズに呼応して、ソウルで人畜両用疫病に関する2004年国際会議が開催された。これはアジアでのこの種類の最初のもので、ソウルで、疫病に対するネットワークを設立するステップの一部として起きたものである。このシンポジウムは、過去30年間で起きている後天性免疫不全症候群(エイズ)、急性呼吸困難症候群(サーズ)、鳥インフルエンザなどの人と動物の両方に被害を与える新しい疫病に取り組むために、組織された。

 地球全体の約170人の疫病エキスパート達が、この会議に参加し、世界保健機構(WHO)、動物保険機構(OIE)、アジア太平洋経済協力、合衆国疾病抑制予防センター、からの官吏を含んでいる。健康福祉省(MOHW)の役員はこう言った:「国際的なシンポジウムを通じて、私達は、これらの疫病の被害を最小にする有効な協力のためグローバルなネットワークを準備することに努めている」。
「オックスフォード経済予測」によると、鳥インフルエンザは2003年以来来年までに600億ドルに値する損害を中国だけで引き起こし、アジア諸国全体への損害は1300億ドルに値するだろうと、ヒュール・ヤングジョ、MOHW官吏、は、述べている。

 韓国は、これまで鳥インフルエンザのため、昨年12月に最初の鳥インフルエンザ発病が報告されて以来1500億ウォンに値する、529万羽の家禽を処分してきた。観光旅行と貿易の損失とともに、韓国は2003年だけで国内総生産の0.6パーセントに相当する損害に対処してきた。韓国は、今年3月以来6ヶ月以上の間この疫病の発病がない鳥インフルエンザがない「緑エリア」として分類されているけれども、韓国に鳥インフルエンザが再度持ち込まれる可能性は存続している。

 MOHWの官吏はこう言った:韓国の隔離担当局は防止対策を強化したけれども、その努力は国際的な協力なしでは効果的ではない。WHOの理事長、リー・ヨン・ウック、は、こう警告した:この鳥の疫病が再発し、来年世界中にまん延する高い可能性がある。もし再び鳥インフルエンザが勃発するならば、WHOによると、勃発の数週間内で世界中で最高1億人の人々の死を起こすかもしれない。防止努力の同じ口調で、韓国政府は、11月から2月までの期間を疫病流行に対する特別な警戒期間に指定した。

 しかし、鳥インフルエンザは、人と動物の両方がリスクにさらされた唯一の疫病ではない。WHOは、狂牛病、エイズ、およびSARSを含み、1970年代以来、約30種類の伝染病を出現しつつある、また再出現しつつある伝染性病気(EIDs)と指定している。韓国は、SARSの国で確認された発症例はないけれども、この病気は30か国で疑惑がある8439人の患者の内812人の命を奪った。この死亡者数のうち、348人は中国人であり、298人は香港の居住者であった。WHOによると、エイズ関連患者は、1981年に最初の患者が報告されて以来、今年度末の時点で、世界で3940万人に上ると見積もられている。

参照:
Bird Flu Damage Predicted to Top $130 Bill. in Asia by 2005
By Bae Keun-min
Staff Reporter

kenbae@koreatimes.co.kr
12-02-2004 16:50

投稿者 bm_kanri : 15:20

2004年12月03日

■雌馬出産喪失症候群(Mare Reproductive Loss Syndrome MRLS)

■雌馬出産喪失症候群(Mare Reproductive Loss Syndrome MRLS)
  オーストラリアで原因不明の馬流産病が起きている

 ナイジェル・パーキンズ(BVSc、MS、DiplACT、FACVSc、コンサルタント会社、AusVet動物保健サービス)は、こう述べている:「 2004年3月から11月まで、ハンター谷地域とクインズランド州の多くの雌馬が、同様な病気中に流産をした。少数の農場がヒドイ被害をうけている( 1つの農場で25頭の雌馬の内15頭が流産 )。他方ほとんどの農場では、1件か2件のケースがある。予備的なデータでは、15から20箇所の農場が影響されているようだ。」彼は、この問題を「馬の羊膜炎および胎児喪失(EAFL)」と呼んでいる。ジョン・フリーストン(DVM、Dipl、ACT)、オーストラリアのクールモーに在住する獣医、は、「私はクールモーの状況と前の季節について自信をもって話すことができる、過去5年のどの年よりも、胎盤炎と流産は少なかった。」と言った。

 EAFLとMRLSの間には、病理学者が臍帯の羊膜部分に羊膜炎と感染を見つけたという点で類似性があることが注目されている。しかし、2001年と2002年に合衆国であったような、オーストラリア全土での妊娠期の全ての段階にわたる広範囲に及ぶ流産はなかった。一部のオーストラリアの獣医達は、この時期にこの問題に名札を付ける事には気がすすまないようである。以前ニュージーランドのマッシー大学疫学グループの主任であったパーキンズ氏はさらにこう述べている。「流産は、雌馬を何も病気にしないで、妊娠期間の中期と後期に起こった。最も一貫している病理学的な変化は、羊膜と臍帯の羊膜部の炎症であり、胎児において多様な変化が観察されている。」

 症状は外胎盤膜(絨毛膜)には言うべき関与がない。感染した胎児からの培養されたバクテリアは、普通、土壌、植物、水、に住んでいる範囲の有機体を含んでいる、そしてそれは、動物の病気の典型的な原因であるとは考えられていない。(隔離されたバクテリアは以下を含んでいる:_Microbacterium_ spp、_Cellulosimicrobium_ spp、_Athrobacter_ spp、Curtobacterium_ spp。)

 雌馬流産の同様なケースは、過去数年間、時々ニュー・サウス・ウェールズ州の農場から報告されてきた。小さい農場で、妊娠した雌馬の半分以上が流産した例を含む、と、パーキンズ氏は付言した。パーキンズ氏は、2004年からの病理学記録は、2004年ハンター谷でのすべての流産の1/3までがEAFLによるもので、これらの場合は胎児をとって検死が実施されたものである。

 同件は生産者と研究者にとっては困難で戸惑いを生むケースである

 合衆国では、雌馬出産喪失症候群(MRLS)は、「東テントキャタピラー」(_Malacosoma americanum_)から起こると決論されていた。このキャタピラーはシアン化合物を蓄積する傾向がある。その結果、発育中の胎児の低酸素負担が、雌馬の体システムのシアン化合物の存在に起因するさらなる負担によって、高くされる。この症候群は再生が成功している。希望的には、同産業界が被害を受けないように、オーストラリアの研究者達は原因を決定し、問題を緩和することができるだろう。私達はその結果がわかるのを楽しみにまっている。

参照:
Archive Number20041201.3211
UNDETERMINED ILLNESS, EQUINE - AUSTRALIA (QUEENSLAND)
International Society for Infectious Diseases
Date: 1 Dec 2004
From: A-Lan Banks
Source: TheHorse.com [edited]

Reports have been circulating that there is a disease similar to mare
reproductive loss syndrome (MRLS) occurring in Australia.

c2001 International Society for Infectious Diseases All Rights Reserved.
Read our privacy guidelines.
Use of this web site and related services is governed by the Termsof Service.

投稿者 bm_kanri : 15:19

2004年12月02日

■鳥インフルエンザ:

■鳥インフルエンザ:
  シベリア渡り鳥のウイルス感染情報について

 シベリアの渡り鳥インフルエンザ隔離データの誤解
 主要メディアの最近のリポートはこう述べていた:ロシアのノボシビルスク地域で渡り鳥から、鳥のインフルエンザA(H5N1)ウイルスが分離された。このリポートは科学データの間違いである。「ベクトル」ウイルス学研究所、生物工学研究所(ノボシビルスク、ロシア)、イワノフスキーウイルス研究所(モスクワ、ロシア)、および米国農務省(アテネ、ジョージア)の三者間で野生鳥の鳥インフルエンザ共同プロジェクトがあり、過去4年間に渡って、H5タイプインフルエンザウイルスを含むいくつかの鳥インフルエンザウイルスが、ロシアの渡り鳥から分離されていた。2003年に、H5鳥インフルエンザAウイルスが、「出現する人獣病調査と監視研究所」(ノボシビルスク、ロシア)によって分離された。それは、野生マガモからで、場所は西シベリア南部のチャヌイ湖で、アジアの家禽に出ている他のH5タイプ鳥インフルエンザAウイルスとの関連を決定するために遺伝子配列が調べられた。A/マガモ/チャヌイ/9/03鳥インフルエンザAウイルスとの関連はあったけれども、アジアの国内の家禽に巡っている現在の鳥インフルエンザA(H5N1)ウイルスとは同一のものではなかった。

 「 A/マガモ/チャヌイ/9/03」鳥インフルエンザウイルスは、90-95パーセント範囲で、血球凝固素遺伝子配列の類似性を、現在のアジアインフルエンザA(H5N1)ウイルスに対して持っていた。それは、他のユーラシアのH5タイプ鳥インフルエンザウイルスの遺伝子配列と同様であり、「A/アヒル/ポツダム/1402-6/86(H5N2)」と「A/七面鳥/イギリス/50-92/91(H5N1)」を含んでいる。これらのデータは、鳥インフルエンザウイルス検出で渡り鳥の監視を続けることの必要性を強調している。そしてそのようなウイルスの研究は、鳥インフルエンザウイルスのエコロジー、特に渡り鳥と国内の家禽間のそのようなウイルスの転移、に関する我々の理解を増大させるだろう。しかし、「A/マガモ/チャヌイ/9/03」鳥インフルエンザウイルスは、アジアのH5N1と同じウイルスではなく、7つの感染したアジアの国や地域外で移住する鳥による現在のアジアH5N1鳥インフルエンザウイルスの感染や拡散の証拠にはならない。

報告者:David E. Swayne, DVM, PhD 
      Laboratory Director
      Southeast Poultry Research Laboratory
      USDA/ARS
      934 College Station Road

参照:
Archive Number20041130.3201
Published Date30-NOV-2004
International Society for Infectious Diseases

Misinterpretation of Data on Isolation of Avian Influenza A
(H5N1) Virus
from Migratory Birds in Siberia
c2001 International Society for Infectious Diseases

投稿者 bm_kanri : 15:17

2004年12月01日

■世界GM状況

■世界GM状況
  農業の未来が中吊りになっている
   ガーディアン報道2004年11月29日

 農業の未来が中空でぶら下がっている
 世界最大の二つの農業国、中国とブラジル、は、遺伝子組み替え作物を公認しようとしている。GM農業に反対する人々は世界の他の地域への効果を恐れている。
ガーディアン紙2004年11月29日月曜日

 中国で何が起きているか?
 中国農業省は、現在、いくつかの中国研究チームによって開発された遺伝子組み替え(GM)米種を商業化させる申請を熟考している最中である。…この承認は早い場合には来年に与えられかもしれない。もしこれが現実になるならば、中国は、GM米の商業化を許す世界で最初の国になりそうである。長い目で見れば、米の多様性が損われるかもしれない、そして好ましくない混合が野生米に起きて、「スーパー雑草」の新種になるかもしれない除草剤耐性遺伝子を生み出すかもしれない。セー・パン・チャン、グリーンピースキャンペーンマネジャー、は、GM米の商業化を、引返しがきかない人命のギャンブルに喩えた。
  10月13日 中国、新華社通信社より

 栽培の利点は何であるのか?
 アジアでは、米が主なダイエットであるが、ビタミンAと鉄分の不足は重大な問題である。…「金色米」、プロビタミンAを生み出すためバイオ強化されたGM品種、は、発展途上国の広範なビタミンA不足問題に鍵を持っていると、推進者達が主張している。…生物工学分野の研究者達はGMこう主張している:GM有機体の目的は独占を作る事ではなく、また新しい農業テクニックを導入する事でもなく、開発途上国の栄養と健康を改善しようとする事である。
スイス、11月4日 Chee Yoke Heong org.スイス
November 4 Larry Rohter in the New York Times,GM

 何がブラジルで起きているのか?
 ブラジル、大豆の世界の主要な輸出国、は、困惑している。政府は、遺伝子組み替え種子を植えるための議会承認をずっと獲得できてなかった、だが農民はこの禁止を無視して、種子を蒔いているが、種子の多くはとにかく違法に入手されたものである。…ブラジルは、大豆、トウモロコシ、綿のような遺伝子組み替え作物を植えることに包括的で永久的な承認を与えていない世界の主要な農業生産国の最後の一国である…阻止や大きな反対にも関わらず、この問題は、種子が、合法化されるかどうかではなく、何時種子が合法になるのか、である。
ニューヨーク・タイムズ、10月13日の・ラリーRohter

 どんな結末になるのか?
 この結果は意義ぶかいものになるだろう。ブラジルは、米国(ほとんどすべての大豆がGMである)に次いで、世界の大豆生産国である。ブラジルは、莫大な大豆生産量を期待しているが、新期では、六千万トンになるかもしれないが、三分の一はGMになるかもしれない。もし長期的な合法性がでれば、その割合は速く上がるかもしれず、そして、未来の収穫もそれと共に上昇するだろう。もしインド政府が、また中国に遅れをとることを危惧していて、研究者や農民を自由にさせることになれば、インドもまた、GM米に飛び込んでいくかもしれない。ブラジルもまたそうするかもしれない:その新しい法律は大豆にだけ適用するわけではない。そうすれば、すぐに大きな新しい米の供給が輸出にあてられかもしれない。そうすればGM食物の魔法使いが瓶の外に出てしまうだろう。
エコノミスト、11月20日から

 ヨーロッパでは何が起きているのか?
 英国の農民達は、欧州委員会が、バイオテクビジネス、モンサントによって生産された17種類のGM種子を是認した後に、遺伝子組み替え作物を1998年以来初めて栽培することができるだろう。この決定は、商業用にEU全25か国でGMトウモロコシを栽培する許可命令を農夫に与えるものだが、5年間のモラトリアムを撤回させる。だが、「災害のためのレシピ」として環境保護グループによって非難されているものである。
アンソニィ・ブラウン タイムズ紙 9月9日

 GM支持者達は何といっているのか?
 確かに現代医学と農業のすべての進歩は、「自然に戯れている」と言えるだろう。これは、私に感染がある時に、私が私の医師に私のためにしてくれるように頼む事である。GMテクノロジーに関しては、以下の事を留意すべきである:糖尿病患者のための人インシュリンは、バクテリアでまさしくそのテクニックを使って生産されている。そしてB型肝炎のための優れたワクチンは遺伝子組み替えイーストにおいて作られている。我々が「自然に戯れる」べきではないという考えは、ありそうなことではなく、消費者のニーズに合っていない。
ピーター・キャアンプベル タイムズ紙、9月10日

参照:
Farming's future hangs in the balance
Two of the world's biggest farming nations, China and Brazil, are set to
legalise genetically modified crops. Those who oppose GM farming fear the effects on the rest of the world
Monday November 29, 2004
The Guardian
Guardian Unlimited c Guardian Newspapers Limited 2004

投稿者 bm_kanri : 15:16