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2005年01月19日

■マレイシアで幼児に手足口病が勃発する

■マレイシアで幼児に手足口病が勃発する

 マレーシア:ペナンで手足口病が勃発する

 健康省はペナンで起きた約20人の子供達に影響した手足口病(HFMD)の勃発がコクサッキーウイルスにより起こされたのかどうかまだ確信を持っていない、と、同省の議会秘書、リー・カ・チューーン、は、言った。リー氏は、過去2週間ペナンで報告された発病がHFMDであった事を確認して、同省がこの状況を密接に監視していると言った。3つの幼稚園が、一部の幼児達がHFMDに罹ったあと休園していたが、12日に開園したと、報告された。リー氏の談話は、パンタイ医学センターで、マンモハン・ヤダヴ博士と彼の息子、アラヴィンド・ヤダヴ博士によって書かれた「アレルギーとぜんそく」の本をひろめた後に、昨日記者達との間で進められた。

 リー氏はこう言った。当局は、ペナンの3つの被害がでた幼稚園の一週間の休園をするようにアドバイスした、またその休園期間は状況しだいで延長されうる。国家健康福祉介護社会委員会会長、PK Subbaiyah、は、ペナンのTanjung Bungah救援センターで、こう述べている:2人の子供、両方とも3歳、および46日の赤ん坊、が、先週口に潰瘍と水疱のような症状を見せたが、快復してきている。

 [2]マレイシア:ペナンで手足口病の勃発

 2005年1月1日以来ペナンの37人の子供が、手足口病(HFMD)によって倒れている。しかし、原因になっている媒体はまだ識別されていない。Ramlee Rahmat博士、健康省伝染病コントロール部ディレクター、は、こう述べている:「HFMDを起こすと知られている67のエンテロウイルスがある。私達は、子供達を襲っているウイルスを識別する必要がある。」 彼はこう付言した。エンテロウイルス71はおそらく最も危険なウイルスであり、1997年に発病した31人の子供の多くを殺した。Ramlee博士は、死亡者は今年まだ報告されていないけれども、当局は新しい発病を監視している、と述べた。

 2000年以来、ペナンはHFMDの多くの発病を記録してきた。2000年には459の発病、2001年には776、2002年には1,384、2003年に436、そして、昨年は364の発病があった。Ramlee博士はこう述べた:ペナンの5歳未満の多くの子供は、貧弱な個人衛生と不適切な衛生状況が理由でHFMDに罹ったのかもしれない。Ramlee博士はこう言った。334箇所の監視センターがあり、その内106が私設機関、119が政府健康クリニック、109が全国治療センターであり、この状況を密接に監視していた。彼は、HFMDの犠牲者から取られた標本が分析のために送付された、と、述べた。これらの結果は今までのところでは手足口病の通常の徴候を出していることを、表示している。

 国際疫病協会の解説: 
 HFMDは、主に幼年期間の病気であり、コクサッキーウイルスA16またはエンテロウイルス71伝染と通常関係し、様々な他のAとBコクサッキーウイルスとはやや関係が低いものである。少数の患者に出たひどい症例は、アジアの一部の国ではエンテロウイルス71伝染と関係している。HFMDの典型的な症状は水泡と潰瘍が口と舌にでて、小嚢状の発疹が手の平と足の裏に出てくる。HFMDからの快復は通常1、2週間で終了する。

参照:
HAND, FOOT & MOUTH DISEASE - MALAYSIA (PENANG)
International Society for Infectious Diseases
Source: The Star, Fri 14 Jan 2005 [edited]
Malaysia: outbreak of hand, foot and mouth disease in Penang

[2]
Date: Sat 15 Jan 2005
From: Dr Alfonso J Rodriguez

Source: New Straits Times, Sat 15 Jan 2005
[edited]
Malaysia: outbreak of hand foot and mouth disease in Penang

c2001 International Society for Infectious Diseases

Author:事務局 : 2005年01月19日 15:40