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2005年03月04日

■ロシアで羊にブルセラ病感染が検出される

■ロシアで羊にブルセラ病感染が検出される

(注:ブルセラ病はバクテリアが起こす牛等家畜に見られる古くからある家畜病で、人にも感染して波状的な危険な発熱症状を起こす。ブルセラの名前は、この病気を確認した英国の医者Sir David Bruce(1855-1931)からきたものである。この病気はロシアではこれまで何十年間も見られた病気である。)

 ロシアのパーマ地方で羊にブルセラ病が検出される

 羊の間にブルセラ病がパーマ地域のChastinskiy地区に検出された。この危険な病気は、2004年6月にオレンブルグ地域から25匹の感染した羊によってパーマ地域に導入されたものである。この地域の獣医サービスにより15匹のブルセラ症陽性羊が血清検査で識別された。この羊の移動は地区国営獣医サービスの許可なしで実行されて、これらの羊は、法廷隔離期間を実行されていなかった。その結果、羊は、転売されて、3つの村の6つの農場に到着した:それらの村は、バーブカ、Shabury、およびSolomaty、である。すべての感染した羊は、それらと接触があった羊も、肉、皮、排泄物の使用なしで、殺処分されるだろう。ガス消毒と鼠駆除が感染施設で計画されている。感染した動物との接触を持った人々は、医学検査下に置かれて、血清テストされる。

 動物予防接種に関連した人達は、予防接種で保護されていている、と、「新しい領域」は報告している。医師達によると、ブルセラ症バクテリアは、人にも極めて危険であり、エーロゾルによって広げられうる。これより以前に、パーマ地域では、動物のブルセラ症伝染では相対的に安全であると考えられていた。ロシアの他の領域では、毎年400人から700人の患者が診断されている。この病気は深刻な症状を起こし、しばしば慢性になり、身体障害を結果として生じることもある。推奨されている予防措置には、肉の料理方があり、疑わしい動物とそれらの製品を扱う際の注意がある。ミルクとミルク製品の加熱処理が最重要であり、無視してはいけない。感染疑惑動物と関連した人達は予防接種されなければならない。疑わしい動物に関連した人は予防接種されるべきである。

参照:
BRUCELLOSIS, OVINE - RUSSIA (PERM)
A ProMED-mail post

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International Society for Infectious Diseases

Date: Thu, 3 Mar 2005
From: Natalia Pchenitchnaia
ProMED-RUS Correspondent
Source: Russian news agency - Regions, 2 Mar 2005 [translated][edited]

Perm Region: Brucellosis detected in sheep

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Author:事務局 : 2005年03月04日 16:12