« ■遺伝子操作された森林の問題 | メイン | ■世界最大の英国GM作物野外比較実験栽培 »

2005年03月22日

■研究発表:子供の健康

■研究発表:子供の健康
  発電所の水銀放出が自閉症増加の原因かもしれない
  千立方ポンドの環境放出水銀に対し17%の自閉症発症率の増大が・・・

 水銀汚染が高まるにつれ自閉症発症が上昇すると研究が告げている

 テキサスの研究者がこう述べている:石炭燃焼をさせている発電所から主に放出される水銀が、自閉症の発症数増加を起こさせているかもしれない。新しい研究では、自閉症、即ち意思疎通と社交障害が顕著にでる子供の発達不適症状、が、水銀排出が増大するにつれて、テキサス州で増大している、と、サン・アントニオのテキサス健康科学センター大学の家族・共同体医療専門教授、クローディア・ミラー、と、述べている。同教授はインタビューでこう述べている:「主要な発見事項は、環境放出される1000立方ポンド毎の水銀に対して、私達は、17%の自閉症発症率の増大を発見しました。」この研究はジャーナル「健康と場所」において17に出版された。約48トンの水銀が合衆国では毎年数百ある石炭燃焼発電所から空気に放出されている。

 発病とのリンクを研究する

 この研究は、政府によって記録されているテキサス州の郡別の水銀排出レベルを調べ、そのレべルを自閉症発症率と、テキサス州の1200ある学校区での特別教育サービスと比較した、と、クローディア・ミラーは述べた。ブッシュが発電所に水銀排出を半減させるように命じた□

 クローディア・ミラーはこう言った。「この研究は、水銀へ環境露出と自閉症発症の間に非常に重要な繋がりあるかもしれないことを示している」。疾病コントロール米国センターは、米国に自閉症ケースがいくつあるかは分からない、また発症数が増加しているのかどうかも分からないが、この問題は調査中であると、述べた。専門家は、自閉症を持つ人々が合衆国には150万人はいると見積っていて、そのほとんどは子供達で、発症数は近年急速に上昇していると、述べている。

 クローディア・ミラーはこう言った。「自閉症は最近10年間ほどで劇的に増大してきたが、医学コミュニティはその理由が分からないままで困惑していた。水銀のような汚染物質への高まる露呈が理由で、それがこれらの発症の根源になっているのかもしれない、と、現在私達は考えている。」ブッシュ政権は、今週発電所に15年以内に水銀汚染を半分に削減するように命じた。だが、環境保護活動家達は、その行動は緊急性に欠けていると、述べている。彼等は、水銀放出を90%削減するように要求している。レイモンド・パーマー、この研究で助力したサンアントニオ校の自閉症専門家はこう述べている:「この研究は、有毒物質規制と防止政策に提示するものを持っている。水銀の有毒な放出に関する政策と身体発達不順の発生は調査されるべきである。」

参照:
Aljazeera.Net - Mercury pollution may cause autism
Thursday 17 March 2005, 5:19 Makka Time, 2:19 GMT

c 2003 - 2005 Aljazeera.Net Copyright and Terms of Use,
Privacy Policy, Disclaimer

Author:事務局 : 2005年03月22日 16:21