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2005年05月13日

■デング熱が疫病になる可能性をタイ保健省が警告している

  ■デング熱が疫病になる可能性をタイ保健省が警告している
   熱帯地域で毎年5000万人が感染し12000人の死者が出る

 タイがデング熱病が疫病になる可能性を警告している

 タイ、バンコック(AP)発:デング熱の伝染が今後タイで疫病のレベルに達する可能性があると、12日に保健省の官吏が警告を発した。これは、13歳の少年がデング熱で死亡した後を受けてなされた。保健省の幹部官吏こう述べている:タイは昨年から今年にデング患者の急速な増加を見てきた、一般大衆は、蚊が運ぶこの疫病を減らす為もっと尽力しなければならない。蚊が増加する淀んだたまり水を除去しなけらばならない。今年これまでに総計6,689人の人々がデング熱に感染し13人の死者が出ているが、去年全体では4,000人の感染者が出て、死者は51人であった、と、保健省疫病管理局局長、Thawat Suntarachan博士、が述べた。

 Thawat博士はこう言った。「私達は、特にこの病気が疫病になる状況についての人々の低い自覚を心配している。一般大衆は、この病気の運び屋、蚊の起源を根絶するのにまだ協力をほとんどしていない。」Thawat博士は、病気のリスクを減らすのに役立つように、花鉢、水槽、その他の容器から溜まり水を取り去ることを一般大衆に督促した。デング熱は、厳しい頭痛、熱、発疹を引き起こす。米国疾病管理予防センターによると、もっと深刻なデング熱である出血性デング熱は5パーセントの致死率を持っている。このウイルスは、熱帯地帯で毎年5,000万人もの人々を感染さし、およそ12,000人の死亡が見積もられている。ワクチンまたは特定の治療法はまだ見つけられていない。タイでは、この病気は、淀んだ水溜りが多い都市部でたくさん出ている。

 バンコクは雨期にこの病気の年毎の攻撃に直面していて、6月半ばと7月に通常ピークに達する。しかし、今年は雨季が早くきて、病気の発生が上昇しそうだと、Thawat博士は、付言した。タイでのデング熱病の最新の死者は、13歳の少年、Phumiphat Pholsomboonchoke、で、先週出血性デング熱の厳しい症状を見せはじめて、11日水曜日の夜バンコクのMahidol大学で死んだ。Phumiphat君は、今年この病気で死んだ13番目の人になった。Thawat博士によると、2004年の同時期に3人の死亡者が出ていた。

参照:
Thursday May 12, 2005
Thailand warns of possible dengue fever epidemic
BANGKOK, Thailand (AP) - Denge fever infections could reach epidemic levels in Thailand in the coming months, health officials warned on
Thursday, after a 13-year-old boy died of the disease.

For Another perspective from The Nation, a partner of Asia News

Author:事務局 : 2005年05月13日 10:18