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2005年07月13日

■タイで、疫病終焉宣告矢先に、新しい鳥インフルエンザが再勃発する

■タイで、疫病終焉宣告矢先に、新しい鳥インフルエンザが再勃発する

タイで新しい鳥インフルエンザ発病が発見される

 鳥インフルエンザの新しいケースがタイの中部スパンブリー州で検出された。これはタイが、2005年7月12日火曜日にこの疫病がなくなったと宣言しようと構えていた矢先の事であった。鳥インフルエンザの勃発がスパンブリー州のサムチャックの5箇所で確認された。そこでは、450羽以上の鶏が処分された、と、「Nirandorn Uangtrakoolsuk」、家畜省獣医サービス局疫病コントロール主任、は述べている。家禽の移動はこの地域周辺10km半径内で禁止されて、必要な措置がこの勃発をコントロールするために実施された。

 彼は、ネイション紙にこう述べている:「私達は、鳥インフルエンザ感染の新しい勃発の原因を決定しようとしている」農業省は、鳥インフルエンザが他の6つの州で起きた多数家禽の最近の死の原因であるかどうかを調査中である。農業省はこの新しい鳥インフルエンザケース検出前に、2005年7月12日火曜日にタイが「鳥がインフルエンザなし」と宣言することを計画していた。これはロッブリー州の鳥インフルエンザケースが最後に記録された90日後にあたっていた。

 その感染は小さな地域に制限されていたので、この最新の勃発はずっと大きな危機になりそうだと、Nirandorn氏は述べている。彼は、いかなる家禽の死でも当局に報告するように農民に求めて、彼等の農場を保護するために殺菌スプレーを使用する事を提案した。

参照:
Archive Number20050711.1966
Published Date11-JUL-2005
SubjectPRO/AH/EDR> Avian influenza - Eastern Asia (68):
Thailand
AVIAN INFLUENZA - EASTERN ASIA (68): THAILAND

International Society for Infectious Diseases

c2001 International Society for Infectious Diseases

Author:事務局 : 2005年07月13日 11:09