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2005年07月23日

■インドネシアでも鳥インフルエンザによる初めての人の犠牲者が確認される

■インドネシアでも鳥インフルエンザによる初めての人の犠牲者が確認される

 インドネシア:最初の鳥インフルエンザからの死が確認される

 ジャカルタ:インドネシア政府は、2005年7月20日水曜日に、最初の鳥インフルエンザからの死者を確認した。父親と彼の2人の若い娘が死んだが、テストから彼等がこのウイルスに感染していたと、述べた。2003年の遅くにアジアに到着した鳥インフルエンザは、これまでにベトナムで、40人を殺した、その半分は2004年12月以来の死亡で、タイで12人、カンボジアで4人、を死亡させている。

 インドネシア保健大臣、Siti Fadillah Supariは記者にこう話した。「香港研究所から私が今朝受け取ったテスト結果は、彼等はH5N1ウイルスに陽性であった事を確認した」同大臣は、それが鳥インフルエンザによって3人が死んだのかどうかを尋ねられて、こう述べている:「 はいそうです。どのように彼等がそれに感染したかはまだ分からないけれども、私達はその根拠で調査を実施し続けている。テスト結果は そのウイルスは、新しいものでなく、従来のものである事を示している。従って、人から人への感染について心配する必要はない」当局は、ジャカルタの郊外のこの家族と接触を持っていた300人以上のテストサンプルを取った。当局は、その家族の家の20km半径内の動物の広範なテストを実行し、感染した動物は屠殺処分する計画である。

 世界保健機関代表、ゲオルク・ピーターセン、は、この詳細な調査が必要であると、英国放送協会にのべた、また他の諸国でも感染源はすぐには分からなかった、と、付言した。しかし、ジャカルタの鶏販売人と住民は無関心であるようである。「 私は鳥インフルエンザの事は耳にした。それは私達の販売には影響しません。さらに私達には鶏の供給不足があるんです」と、ジャカルタの商人、レオ、は述べた。先月、インドネシアはその鳥肉産業労働者の中で最初の人の患者を報告したけれども、その人は悪化する徴候を見せず、健康である。

 インドネシア農業省はこう報告している:散発性のH5N1ウイルスの勃発があり、2003年後期以来、インドネシア群島中の全33州の内21州で、900万羽以上の家禽を殺した。インドネシア政府の方針は、鳥インフルエンザの広がりを止めるためには、家畜の抹殺処分よりも予防接を、好んでいる。世界健康機関はワクチンの有効性に疑問を持っていて、抹殺処分が最善の武器である、と、述べている。このウイルスはすでにインドネシアの種を飛び越し、人口が稠密なジャバ島のブタの間に5月に発見された。健康のエキスパート達はこう述べている:豚は人のインフルエンザウイルスを運び事ができ、それは鳥ウイルスと結合でき、遺伝子を交換して、高毒性の新品種を生み出せる。しかし、インドネシア、世界最大人口のイスラム教国、での豚産業は広範囲に及んでいない。イスラム教は豚を穢れた動物とみなしているからだ。

参照:
AVIAN INFLUENZA, HUMAN - EAST ASIA (103): INDONESIA
International Society for Infectious Diseases

Date: Wed 20 Jul 2005
From: ProMED-mail
Source: Reuters AlertNet online, Wed 20 Jul 2005 [edited]

Indonesia: first avian influenza deaths confirmed
(byline: Muklis Ali, Karima Anjani, and Yoga Rusmana)

Author:事務局 : 2005年07月23日 11:20