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2005年07月23日

■台湾政府が中国の農産物輸入恩恵政策に警戒心を示す

■台湾政府が中国の農産物輸入恩恵政策に警戒心を示す
  中国が「台中海峡間農業開発ゾーン」を設立し15品目の果実を無関税に

果物貿易は気をつけて取り扱って

 台湾の謝長廷首相はこう言った:台湾は中国との農業の貿易に一度も反対したことはない、そして、貿易は台湾の現代農業テクニックの漏出を護るため、正式の国のチャンネルを通じて組織される事を強く求める、また台湾の農夫は最大の保護を受ける事を保証されるだろう。謝長廷首相のこの反応は中国からの次のメディアリポートの後に出された。北京が、台湾と中国間の農業についての知識と技術交換を促進するために、今月末に福建省南部に「海峡間農業開発ゾーン」を設定する計画を立てている。謝長廷首相は火曜日に民主進歩党の中央常任委員会の前でこう言った。中国との果実と他の農産物の貿易は、問題が生じた場合に、農民の権利を保護するため、政府当局によって対処されるべきである。潜在的な問題は、台湾農業のノウハウが中国人に漏洩する事を含んでいる。

 中国は、台湾地方民農民協会会員と野党議員が中国を訪問する事を歓迎してきた、そして、政府指定の台湾対外貿易開発協議会ではなくて、果実輸入の詳細を台湾の文民と非公式なグループと議論してきた。北京は、中国に輸出される18種の果実の内15種への無関税を含み、中国への台湾農産物販売を容易にする対策を最近発表した。農業評議会の計画省監督官、リアウ・アンディン、は、首相と同様な懸念を表明して、こう述べている:中国が台湾農民を引き付けようとする努力は、台湾農業のテクニックをコピーし、台湾の開発された農業を利用する願望が隠されている。

 リアウ・アンディンはさらにこう述べている:「農業テクニックと豊富な資本は台湾の鍵をなす有利さである。中国は最初私達の産物を導入したく、そして私達のテクニックを学び、真似したいのです。従って最終的には彼らが国際的な市場で私達と競合するようになるだろう。」同氏は、台湾の農夫が研究開発の努力を維持する事を督促し、農民に中国だけが台湾の唯一の市場ではない事を留意する事を示唆した。彼は、台湾への中国の無関税措置申し出を批評して、「それは、今日はあなたにキャンディーをあげる、そして明日は私のいう事を聞きなさい、というようなものである」と、警告した。

 しかし、人民第一党の国会議員、ツアイ・シェンジアは、火曜日にこう述べた:台湾の農民は自立した思想家であり、政府は農民が中国人に操作されるかどうかあまり多く悩むべきではないと言った。ツアイはこう述べている:農業技能と技術が関係しない分野で農民が中国と取引することを、中国の市場が南東アジア近隣諸国からの産物で充満しない内に、政府が援助するように、要請した。中国は、台湾と中国からの農産物を展示するため、月曜日に始まった上海で展示会を開催した。この行事は、台湾から235人の展示者を引き付けた、これは全展示者の約1/3にあたる。この3日間の行事は農産物と海峡間貿易に関するフォーラムも含んでいる。

参照:
Handle fruit trade with care, premier cautions
Date: 2005/07/20 13:48:55
SOURCE: Taiwan News
URL: http://www.etaiwannews.com/Taiwan/Business/2005/07/20/1121822950.htm
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Author:事務局 : 2005年07月23日 12:43