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　高病原性鳥インフルエンザがロシアの「鳥人口」に報告されている

　ベトナムとインドネシアで人を感染させ続けている高病原性鳥インフルエンザウイルス、タイプA（H5N1）が、動物健康世界組織(OIE＜http://www.oie.int＞)によると、ロシアの鳥人口を感染させていると、報告された。この病気はシベリアのノボシビルスク地域の13の村で報告されていて、2005年7月18日に最初検出されたものである。このウイルスは、野外の貯水地での接触後に野生の鳥から、家禽に感染したものと信じられている。総数18,513羽の家禽が感染のある3地区で屠殺された。家禽の移動についてコントロールがあり、地域の多くの他の鳥集団がスクリーニングされている。感染があった農場は消毒されている。

　ヨーロッパでは、高病原性A（H5N1）ウイルスが、ロシアからの渡り鳥によって運ばこまれている、という危惧がある。野生の鳥の鳥インフルエンザは、また、モンゴルとカザフスタンの国内の家禽に最近報告されている。それは、それぞれタイプAとタイプA（H5）で、さらに詳しい他のタイプは報告待ちである。H5N1ウイルスはまた、6月5日に中国の新彊ウイグル自治区で検出された。この地区はモンゴルとカザフスタンと国境を接している。ベトナムでは鳥インフルエンザの人の感染患者が報告され続けている。2005年8月5日にH5N1感染の3人の発症が確認されて、2004年12月以来、総数が63人になり、20人が死亡している。インドネシアでは7月末に、H5N1感染で１人が死亡、たぶんもう1人の感染患者が報告された。インドネシアでは、2005年3月以来H5N1が国内の家禽に感染していて、最近では、ブタも感染している。またカンボジアでは2005年2月と5月の間でH5N1感染の4人の患者の死亡が報告されている。

　欧州連合は、2005年8月8日のロシアとカザフスタンでA（H5N1）ウイルスが駆け巡っているというリポートに対して、メンバー諸国に、これらの国からの羽毛と生きた鳥の輸入を直ちに禁止するように求めた。欧州委員会食物連鎖に関する常任委員会は9月にこの禁止を検討する予定である。

参照：
Archive Number20050811.2346
Published Date11-AUG-2005
AVIAN INFLUENZA - RUSSIA (SIBERIA)(11): H5N1

International Society for Infectious Diseases

Source: Eurosurveillance Vol 10 (8), 11 Aug 2005 [edited]

Highly pathogenic avian influenza reported in Russian bird populations

関連事項参照先・References:
OIE. Highly pathogenic avian influenza in Russia -- follow-up report
no.1. 5 Aug 2005.
()

Eurosurveillance. Scientists' report outlines European priorities in
tackling infectious diseases. Eurosurveillance 2005; 10(6): 16 Jun
2005 ()

OIE. Avian influenza in Mongolia in migratory birds. 8 Aug 2005
()

OIE. Avian influenza in Kazakhstan. 2 Aug 2005
()
OIE. Highly pathogenic avian influenza in China. Follow up report
number 1. 20 Jun 2005
()
WHO CSR. Avian influenza - situation in Vietnam - update 27. Disease
outbreak news, 5 Aug 2005.
()
WHO CSR. Avian influenza - situation in Indonesia - update 26.
Disease outbreak news, 29 Jul 2005.
()
WHO CSR. Avian influenza - situation in Cambodia - update 17. Disease
outbreak news, 4 May 2005
()
European Commission. Avian influenza in Russia and Kazakhstan: import
of feathers and live birds banned. Midday Express, 8 Aug 2005
( reference=MEX/05/0808&format=HTML&aged=0&language=EN&guiLanguage=en>)

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