« ■5年間180有機農作地の最大規模の調査結果が発表 | メイン | ■コンピュータモデル予告:鳥インフルエンザは止められる »

2005年08月08日

■養鶏産業が感染情報公開の抑制を求める

■鳥インフルエンザ米国事情
  養鶏産業が感染情報公開の抑制を求める

 鳥肉産業がインフルエンザ感染情報公開の抑制を求める

 鶏肉生産業者は、デルマーヴァ地域[デラウェアの東海岸諸州、メリーランド州、バージニア州]での鳥インフルエンザ勃発のさんざんな被害を受けて、立法府に対し、感染農場の身元を秘密にするように四日要求した。業者は、海外買い付け者による慌てた出荷禁止を避るためだと、言っている。しかし、情報を秘密にする事は、人口を潜在的な危機にさらして、病気の広がりを監視する非政府役員の能力を制限してしまう事になるだろう。四日の東部沿岸地方代表団の大会において、デルマーヴァ養鶏産業社長、ビル・サッタフィールド、は、感染農場の身元を保護して、動物健康規則、またHB104に違反する人々の民事刑罰を認可して、HB76をサポートするよう州立法府に要請した。そして養鶏産業は、彼等の農場の安全を保証するため立法府が最善を尽くす事を確実にするように要求した。

 ロンダーネル、デルマーヴァ養鶏産業会長、は、「私達は、鳥インフルエンザから労働者を保護するために、現在郡健康省および他州とも協力している」、と、言った。メリーランド州代表D・ペイジ・エルモア、は、別の立法者に、取引制裁と輸出禁止の問題を研究するように依頼した。2004年にデルマーヴァの鳥を感染させたインフルエンザの菌種-H7N2-は、あまり毒性が強くない。検査を受けた数百人の内ほんの二人の養鶏労働者が、この病気に感染した症状を見せた。しかし、東南アジアでは、鳥インフルエンザの他の菌種は、拡大感染する事、また、鳥との接触がある人が死亡する事が、長い間、知られている。最近では、若いベトナムの女子が、鳥との接触後に、鳥インフルエンザ、H5N1の違った菌種で、死亡した。彼女の母とおばは、鳥との接触はないのだが、病気になり、母の方が死亡してしまった。この事は、このインフルエンザが、人から人に感染する形に発展していて、最新の情報によれば、怖い広域疫病を引き起こす潜在性がある。

 複数の勃発が、おそらく鳥から人に移って、1957年と1968に起きた。それから、人から人へ直接に移るように変化していると、スレモンズ・リチャード、オハイオ州立大学獣医学教授、は、述べた。スレモンズ教授は、以下の事を指摘した。米国の養鶏産業はとても横の関係がつよいので、ヨーロッパが、アメリカの鳥肉輸入受容を一週間でも拒否すれば、その損害額は数百万ドルになりうる。同教授はこう述べている:「この疫病を封じ込める為に、メリーランドとデラウェアは、昨年大きな仕事をした。また次に全国的疫病が起きてもおかしくない状況である。予測できる唯一の事は、このウイルスは予測できないという事である。」レルウイン・グラント、疾病対策センタースポークスマン、は、北米では、鳥インフルエンザ菌種が人から人へ感染した発病記録はない、と、述べた。

参照:
AVIAN INFLUENZA - USA (DELAWARE, MARYLAND, VIRGINIA):
INDUSTRY PRIVACY ISSUES
International Society for Infectious Diseases

Date: 5 Feb 2005
From: ProMED-mail
Source: Delmarva Now.com [edited]
Poultry industry makes plea to suppress flu details
[By Sarah Lesher]

c2001 International Society for Infectious Diseases

Author:事務局 : 2005年08月08日 15:55