« ■世界の兆候は地球的規模の鳥インフルエンザ勃発を示している | メイン | ■カンボジアで牛にFMD(足口病/こう蹄疫)が数千頭に勃発している »

2005年08月01日

■ロシア鳥インフルエンザ続報

■ロシア鳥インフルエンザ続報
  ノボシビルスク地域の鳥インフルエンザウイルスは、
  地中海起源のH5N2タイプで人間には害がないと当局は述べている


 ノボシビルスク地域の鳥インフルエンザウイルスは人間には害がない

 ノボシビルスク地域のSuzdalka村で鳥を殺した鳥インフルエンザウイルスH5N2タイプ、は、人には危険がない、と、アレキサンダー・シェストパロヴ、ヴェクトー研究センター役員、が、述べた。彼はこう述べている:「このウイルスは、東南アジアで見つかったH5N1よりは、家禽にとって、病原性が低く、人には全く無害である」。このウイルスは地中海地域から来たもので、たぶん渡り鳥によってノボシビルスク地域にもたらされたのだろう、と、彼は言った。

 International Society for Infectious Diseasesによるコメント

 この現在の勃発の位置が中国と東南アジアのH5N1に被害を受けた地域からあまり遠くないことを注目すれば、安堵感がある。H5N2菌株が地中海起源であるというロシアのステートメントは、実体化される事が必要である。それは比較された遺伝子配列結果に基づくものなのか?H5N2菌株により起こされた鳥インフルエンザ勃発は、最近、日本、イタリア、米国(テキサス)、韓国、南アフリカからも報告されてきている。後者は、ダチョウに感染し、HPAIと指名されている。そしてその他では低い病原性をもっている。2005年3月に北朝鮮でのH5勃発は、その型が何であるか決定されていないままである。

参照:
Archive Number20050723.2127
Published Date23-JUL-2005
AVIAN INFLUENZA - RUSSIA (SIBERIA)(02): H5N2

International Society for Infectious Diseases

Source: Interfax, Novosibirsk, 22 Jul 2005 [edited]

Bird flu virus in Novosibirsk region harmless to humans
 Nati Elkin

c2001 International Society for Infectious Diseases
All Rights Reserved.
Read our privacy guidelines.
Use of this web site and related services is governed by the Terms of Service.

Author:事務局 : 2005年08月01日 11:23