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2005年08月01日

■カンボジアで牛にFMD(足口病/こう蹄疫)が数千頭に勃発している

■カンボジアで牛にFMD(足口病/こう蹄疫)が数千頭に勃発している
  150万頭の牛にワクチンが接種される

カンボジアの牛数千頭がFMDに襲われている

 カンボジアの雌牛と雄牛の数千頭が、雨期の開始以来、足口病/こう蹄疫に罹っている、と、地元新聞のカンボジア・デイリー、が、報告している[2005年7月25日月曜日]。 この疫病は、成牛を弱め、子牛を死亡させるが、Kompong Chhnang州とKompong Thom州で最も被害が多い、と、農業省長官、Yim Voeunthan、が、述べている。彼はこう述べている:「Kompong Chhnang州には10 000頭以上の病気の牛がいる。ここは、森林地域であり、雌牛は、森林から流出してくる水から容易に感染させられる。」

 Yim Voeunthanはこう言った:「ワクチンがこの病気の広がりをコントロールするために、150万頭の雄牛に全国的に与えられた。副知事のKompong ChhnangKing Sarimは、「今年はこの病気では最悪です」と、言った。前記の新聞は、先進国では、感染した雌牛の大量屠殺が推奨されている処置であるけれども、カンボジア人はこの方針を実施するには貧しすぎる、と、言っている。Yim Voeunthanは、カンボジアは、同国でFMDが広範囲に及んでいるので、牛を輸出できないのだ、と言った。多くのカンボジアの農夫は生計に雌牛と水牛に依存している。

 International Society for Infectious Diseasesのコメント

 カンボジアからの情報に対しては、関連するFMDウイルスの血清型、使用されたワクチンの構成、そしてブタの健康状況、が、要求されている。FMDはカンボジアでは固有なものである。前回カンボジアからサンプルが、パーブライトにある世界参照実験所にFMDのため送られてきたのは2000年であった。その時は血清型Oが確認された。東南アジアの諸国からパーブライトに送られてきたサンプルの最近の血清型は以下の型を明かしている:血清O型(ベトナム、ミャンマー、香港、タイ)、A型(タイ)、アジア1型(香港)。中国全体中でのアジア1血清型の拡大が、ロシア(アムール川)への一件の浸透を含めて、報告されてきている。

参照:
Archive Number20050725.2156
Published Date25-JUL-2005
SubjectPRO/AH/EDR> Foot & mouth disease, bovine - Cambodia

FOOT & MOUTH DISEASE, BOVINE - CAMBODIA

International Society for Infectious Diseases

Date: Mon, 25 Jul 2005
From: Mary Marshall
Source: Xinhuanet, 25 Jul 2005 [edited]

c2001 International Society for Infectious Diseases

Author:事務局 : 2005年08月01日 12:46