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2005年09月16日

■ インドネシアでもH5N1ウイルスによる人間の4人目の死者

■ インドネシアでもH5N1ウイルスによる人間の4人目の死者が出て、
  政府が検査体制を強めている
  2003年後期以来、H5N1の死者はアジアで63人に上っている

 ジャカルタ発:インドネシアは、首都で鳥インフルエンザウイルスのため死んだと疑われている女性との接触を持った人々はすべて鳥インフルエンザのテストを受けると、発表した。同時に、国連健康当局は、もっと多くの発病者が予期できると言っている。死亡した37歳の女性は、9月6日以来インフルエンザに似た呼吸器障害で苦しんでいたが、10日にジャカルタの病院で死んだ。役員の言では、H5N1ウイルスの最初のテストは陽性で、多くの血液サンプルがさらなるテストのために香港の研究所に送られている。

 当局は、1週間でその結果がわかるはずであると言った。もし確認されれば、この女性の死はインドネシアでこのウイルスによる4番目の犠牲者になる。保健大臣Siti Fadillah Supariは記者にこう話した:「私達は犠牲者との接触を持っていた人々を調査するため、また彼女が病気になる前の彼女の行動を知るために、監視チームを派遣している」保健大臣は、当局が、ジャカルタの南部にある彼女の家から遠くない養鶏農場を検査すると、付け加えた。H5N1菌株は2003年後期以来アジアで63人の人々を殺している。

 インドネシア政府は家禽予防接種推進をスタートさせたけれども、農民に補償する十分な資金がないので、鶏の処分は制限的にしか実行していない。国連世界健康機関(WHO)は、全体廃棄処分が最もよいアプローチであると述べている。このウイルスは、2003年後期以来、インドネシアの広がっている群島の33州の22に広がって、950万羽の家禽を死なせている。「鶏の抹殺処分はインドネシアでは非常に複雑である。インドネシア全体の鶏の半分以上は、裏庭で飼われている鶏である」と、ジャカルタのWHOオフィスの台頭する疾病の専門役員、スティーブン・ビヨルグ博士は述べた

参照:
 IOL: Indonesia takes tough stance on bird flu
Indonesia takes tough stance on bird flu
September 13 2005 at 07:25AM

This article was originally published on page 4 of The Star on
September 13, 2005

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Author:事務局 : 2005年09月16日 16:53