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2005年10月12日

■ブラジルで足口病/口蹄疫が再発している

■ブラジルで足口病/口蹄疫が再発している
  感染勃発の詳細と予防隔離措置の内容

足口病/口蹄疫がブラジルで起きている

足口病/口蹄疫のブラジルでの前の勃発はOIEに報告された:日時2004年8月[ウイルスタイプC]:タイプOは2004年5月に報告された。足口病/こう蹄疫(FMD)の勃発が、同国の南部、エルドラド地区、マト・グロッソ・ド・スルの農場で報告された。即時の通告が出された理由:この勃発(複数)が終焉したと宣告があったが、その後すぐに病気の再発生が、田舎あるいはゾーン/コンパートメントで以下のように起きたからである。

エージェントの正確な識別:FMDウイルス血清型O。
この出来事の最初の確認日付: 2005年10月8日。
この出来事の開始日付: 2005年9月26日。
検査の性質:臨床的ものと実験的なもの。 
この勃発で感染しやすい動物の数:590(582頭の牛と8匹のブタ)。
罹病頭数:牛153頭。
死亡数:0。
勃発の元か感染の起源:未知または決定的ではない。

コントロール措置
A.実施されたもの:
隔離;
感染敷地の消毒;

エルドラドと4つの近隣地方自治体(Iguatemi、Itaquirai、Japora、Mundo Novo)が、隔離下に置かれ、チェックポイントが設置された。これはこの区域外への動物の移動防止、またFMDに感染可能な動物からの産物や副産物の移動防止をする為である。

◎25kmの安全地帯が勃発地のまわりに設定された;それは次のような3つの衛生区域から成っている:
勃発周辺3km半径の感染区、感染区まわりの幅7kmの監視エリア、および監視エリアのまわり幅15kmの緩衝区。

◎感染地帯内の5つの囲い地で、牛総頭数8215、200匹の羊、54匹のブタが検査されたが、なにも他の病気になっている動物は出なかった。

◎監視エリア内の75の囲い地で、牛が27884頭、1525匹の羊、および276匹のブタが検査されて、他の病気の動物は発見されなかった。

◎国内の移動コントロール

◎疫病学的な調査。

B. これから行われる事:
本来の場所での感染根絶(予備的な活動は実施されている)。

OIE Animal Health Information Department

©2001 International Society for Infectious Diseases

Author:事務局 : 2005年10月12日 16:11