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2005年10月14日

■モンサント社の経営動向

■モンサント社の経営動向
 四半期査定で1億2千5百万ドルの大損失を出す
 種子販売増大に対し農薬販売は低下している

 農事産業供給業者モンサントは今日こう述べた:同社の四半期の損出が三倍になったのは、ラウンドアップ除草剤販売の衰退によるものである。しかし強い種子販売は、同社がウォール街の評定でトップになり、2006年への展望を増大させることを助けた。モンサントはこう述べている:その純損失が、会計4半期が終了する8月31日で、1億2500万米ドル、または1株で47セントに落ちた、これは一年前の4200万米ドルの損失また1株で16セントの損失からさらに下落したものである。平均してアナリスト達は、ロイター見積りによると、6月に、同社が毎季の損失が1株あたり52セントの損失予期を出した後、1株あたり55セントの損失を予想していた。モンサントは会計年度2006への見積りを増大させ、会計年度2005から20パーセントの成長率、2.35米ドルから2.50米ドル間で1株あたりの利益を予想している、と言った。モンサント役員は、同社の成長率では、増配の可能性あるいは株買い戻しプログラムを、再考していると述べた。

 投資家達は、今日のニュースに対しては、株を控えめに押し上げて反応した。一般にアナリスト達が同社の成績を褒めているので、株価は、午後の取引ではニューヨーク証券取引所で57.05米ドルで16セント上昇した。「グリニッジコンサルタンツ」のアナリスト、マイケル・ジャッドは、こう述べている:「 地平線にはいつも不安が出掛かっている。しかし、同社は収益成長面では、かなりよい目標を設定していて、それを達成しつつある」彼は、モンサントの推薦では「売り」から「買い」を出した。モンサントはこう述べた:純損失に関わらず、4半期では、純売り上げ高が3%上がり13億米ドルになった、これには、遺伝子組み替え種子を含む種子販売があり、種子販売は53パーセント成長した。

 大豆種子販売は6200万米ドルで41パーセント成長し、トウモロコシ種子関連製品販売は1億9000万米ドルになり、11パーセント増大した。モンサント会社役員は、次年度は、燃料費増大による締め付けによって、増大する競争と難しい農業経済の挑戦があるだろう、と言った。しかし、彼らは、トウモロコシ種子や綿産物種子のよい販売が底上げに役立つだろう、と、述べた。

 モンサント会長ヒュー・グラントはこう述べている:「2006年のこの先の挑戦事項は、正当なもので、現実的である。だが、事実は簡単で、明らかである。…私達は、農民のフィールドで最も大切なところでは勝ってきている」種子の高収益は、米国でのラウンドアップ農薬や他の除草剤の低下した販売によって主に帳消しになっている、と、モンサント、は述べている。これらの農薬製品の純販売額は、競争に直面して、四半期で、7億2900万米ドルになり、17パーセント落ちている。この4半期成果は、研究費、と、今年度の他の種子会社買収経費、の急速増大で打撃を受けている。それらの経費は4半期で1億8700万米ドルになり34パーセント増大した。一般経費と管理費もまた増大した。

Author:事務局 : 2005年10月14日 15:49