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2005年10月18日

■トルコに続きギリシャエーゲ海の島でインフルエンザ勃発が確認される

■トルコに続きギリシャエーゲ海の島でインフルエンザ勃発が確認される

ギリシャが鳥インフルエンザのEU最初の感染を確認する

 鳥インフルエンザが17日今日欧州連合の境界内で確認された。ギリシャは、エーゲ海の島で最低1つの発病が検出されたと、2005年10月17日に述べた。同国農業省は、チオス島の七面鳥にH5ウイルスが検出されたと、言った。この鳥が、アジアで最低60人の命を奪ったH5N1のサブ菌株によって感染されたのかどうかは、まだ明らかではない。チオス島は、東エーゲ海にあり、その最近地点は西トルコから2マイルに位置している。トルコでは、七面鳥農場でH5N1として確認された鳥インフルエンザの勃発があり、大掛かりな抹殺処分が行われた。このウイルスはまた、ルーマニアのドナウ・デルタの野鳥にも発見された。ギリシャでの勃発のニュースは、パトリシア・ヒューイット、保健長官の以下の発言の折に明らかになった。同長官は衆議院で、政府は鳥インフルエンザが人間に入ってきた場合パンデミック/広域悪疫になる見込みを真剣に考えいて、その最新の危機対策が2005年10月20日に発表されるだろう。

 同長官はこう述べた:「主任医学官が述べているように、ほとんどのエキスパート達は、それが、インフルエンザパンデミックになるかどうかの問題ではなく、何時そうなるのかの問題である。私達はこの脅威を非常に真剣に受け取らなければならない。政府は、特に最近12ヶ月準備行動を増大している」 クロアチア政府の官吏は2005年10月17日にこう述べた:国は市民によって見つけられた死んだ鳥を、鳥インフルエンザの可能性を調べるテストを開始した。だがまだ感染は見つかっていない。前ユーゴスラビア共和国は、ロシア極東と北ヨーロッパを結ぶ重要な渡り鳥の経路にある。そこではシベリアを去った数百万羽の鳥が越冬する。クロアチア農業省の幹部役員がロイター通信にこう述べている:「最近までは、人々は、死んだ鳥に留意するなんて事はなかった。しかし現在では、人々はどこでもそれらを見つけると、直ちに警察を呼んでいる」ザグレブの近くで見つけられた10羽の死んだムクドリが、テストの為獣医研究所に送られたという新聞報道に彼は言及した。

 同氏はこう述べている:「 私達はすべてのリポートに即座に反応し、サンプルを取り、分析している。だがこれまでに何も見つけられていない。人々は本当に過剰反応しているけれども、私達はすべての警戒手段を取っている」英国グロースターシャーの「スリムブリッジ野鳥湿地帯トラスト」の職員は、地元に棲んでいるガチョウとアヒルの群れが鳥インフルエンザ菌を運んでいないことを確かめるため、約2,000羽の鳥をテストし始めている。数千羽の白鳥とガチョウが次の数週間でこのセンターに到着してくるだろう。

参照:
AVIAN INFLUENZA - EURASIA (14): GREECE, SUSPECTED
Source: Times online, 17 Oct 2005 [edited]

Greece confirms 1st case of bird flu in EU
[Byline: Philippe Naughton]

Author:事務局 : 2005年10月18日 10:23