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2005年11月21日

■カナダでも鳥インフルエンザが農場のアヒルに発見される

■カナダでも鳥インフルエンザが農場のアヒルに発見される
  2004年鳥インフルエンザH7タイプ勃発で千六百万羽の家禽が処分されていた

カナダの役官吏は18日にこう言った。鳥インフルエンザが、カナダ、南西ブリティッシュ・コロンビア州の農場のアヒルに発見された、だが、この鳥はリスクを公衆衛生にほとんど呈する事はない。担当役員達は17日にこのアヒルについて通告をうけて、初期テストでは、それがH5-タイプ鳥インフルエンザウイルスであることを示している、と言った。しかし具体的な菌株を識別するにはさらに多くのテストが必要である、と、カナダ食物検査局のジム・クラーク博士は、述べた。世界中の保健衛生担当者達は、人の間で容易に伝染する事を可能にする遺伝子変異をエキスパート達が危惧しているH5N1菌株をずっと見張っている。H5ウイルスには9つの知られているN菌株がある。役員達はこう述べている:このウイルスは、このアヒルが商業包装業者によって送り付けられて、所定のテストをして発見された。「我々はこの鳥がいた仲間の群れが健康に見えて、問題がなかったのかどうかは、分かっていない」と、クラーク博士は報道記者達に述べた。

ヴァンクーヴァー東部のフレイザー渓谷にある感染アヒルを出した農場が隔離措置を受けた。そして、保健衛生監督官はその5キロ内の農場を巡察している。これはこういう発見が出た場合には通常の手続きであると述べている。担当官吏達はこう述べている:このアヒルが飼育されていた農場では家禽を納屋の外に出していた。これは、このアヒルがこの病気を持っている事が知られている野生の水鳥と接触したかもしれない事を、意味している。クラーク博士はこう述べている:家庭で飼っているアヒルの群れに鳥インフルエンザが見つかる事は驚く事ではない。鳥がこのウイルスを運んでいる事は知られていて、野鳥が運ぶ鳥インフルエンザに露出される状況で家禽が通常飼育されている。ブリティッシュ・コロンビア州の別の地域でこの夏行った鳥サンプリングプログラムは、それらの鳥の24パーセントがH5鳥インフルエンザで陽性である事を発見した。だがどの鳥も病気の兆候は示さず、H5N1菌株は持っていなかった。

このプログラムは、2004年にフレイザー渓谷で鳥インフルエンザH7タイプの勃発があったので、開始された。そのウイルスは複数の農場の間で迅速に広がり、結局、担当役員達が同地域の1600万羽の家禽を抹殺処分する事になった。ブリティッシュ・コロンビアの主任獣医、ロン・ルイス、はこう述べている: 「この特定の出来事では、今回の農場や近隣の農場に何らかの危機をもたらすウイルスが存在していたという事を信じる理由はなにもない」

Author:事務局 : 2005年11月21日 16:39