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2006年01月16日
■中国とドイツが協力してアジア最大の風力発電基地を青島沖に設置する
中国とドイツがアジア最大の風力タービンを建てる□
中国とドイツはアジア最大の風力タービンを東中国の山東州の青島に設置するために協力する。この計画によると、5基の風タービン、それぞれが5メガワットの出力を持ち、青島沖の海に設置される。それらは青島で2008年に開催されるオリンピックの海事行事への発電基地として活躍する予定である。観光客は、周辺の風景の眺めを楽しむために、タービン内のエレベーターで登ることができる。また環境保護についての情報を提供するために、展示会センターが設置される。
青島で1月11~13日に開催される第二回中国ドイツ環境フォーラムで6つのプロジェクトの1つが調印された。このプロジェクトはドイツから5000万ユーロ(6100万米ドル)の投資を受け取ることになっている。6つのプロジェクトはおよそ1億2100万米ドルかかる。このフォーラムは、持続可能なエネルギーと循環的経済を発展させるため2国の協力に焦点を合わせるが、ドイツと中国からの経済界や環境保護運動サークルからの代表も集まってきている。
国家環境保護管理(SEPA)事務次官、Zhu Guangyao、は、こう述べている「このフォーラムは、中国のため最優先事項である持続可能開発と循環経済を取りまく問題を大きく取り上げている。ドイツは、再生エネルギーと循環経済のフィールドで高度なテクノロジーと豊かな管理経験を持っている事で有名である。 2国間の協力の未来は明るいものに見える」マティアス・マッハニグ、ドイツ国務長官、環境自然保護核安全連邦大臣、は、こう述べている「強い環境政策は、より一層の経済発展をサポートするのに役立っていくだろう」
(中国日報2006年1月13日) (China Daily January 13, 2006)
Author:事務局 : 2006年01月16日 11:22